人間はそんなに長く働けない(今の時代1日8時間、週5日働くのは無理)
Xで「1日8時間、週5日働くのは無理」というツイートがバズッタ。
コロナ前の働き方
コロナ前は、客先に打合せに行くと、それだけで半日がつぶれた。
打合せは一時間。それ以外は移動と喫茶店での反省会等。
午後は帰社して、打合せの結果を共有を行うなどする。
そうすると、客先等の打合せがある場合、実質集中して働いている時間は一日4時間程度だったと思われる。
コロナ後の働き方
リモートワークやテレビ会議によって、客先に行く必要が無くなった。
東京のお客さんと打合せをした後に、直ぐ北海道のお客さんと打合せが可能になった。結果報告に関しても、音声から議事録の自動生成など、効率化され無駄が無くなった。
その結果、客先の移動、喫茶店での反省会、社内共有等の隙間時間が無くなった。
常に集中し、頭を回転させる事が必要とされる時間が増えた。
場合によっては、一日8時間以上集中して対応する事を求められる場合もある。
集中して行う労働時間を比較すると、昔の2倍だ。
テクノロジーの恩恵はどこに?
テクノロジーの発展により労働は効率化された。
その結果逆に労働者は隙間なく働くことを強いられるようになった。
テクノロジーの恩恵はどこに行ってしまったのだろうか?
欧州では、働き方改革に対して後退の動きも出ているが、テクノロジーによる恩恵を労働者ともっと共有しても良いのではないだろうか?
コロナ後の労働が効率化され、隙間時間が無くなった世界に於いて、1日8時間、週5日の労働は厳しすぎる。