元県民局長の告発文の要約。~真実相当性が高い~
3/12に、斎藤知事に対する元県民局長の告発文の要約は以下の通り。
参照元:https://x.com/oosakahaoosaka/status/1774417770043625746
兵庫県元県民局長の告発文の要約
①五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯
五百旗頭真先生は、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長をされていて、阪神淡路大震災からの復興に尽力されていた。
来年は、阪神淡路大震災から30年の区切りの時期の大事な時期だったが、斎藤知事から唐突に副理事長2名の方に対する解任が通告された。
この事に五百旗頭真先生は酷く心を痛められ、結果、命を縮める事に繋がったと考える。
②知事選挙に際しての違法行為
2021年の斎藤知事の選挙で、後の牛タン倶楽部のメンバーである、井ノ元智明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之が、知人などに対して、斎藤元彦に対する投票依頼を行った。
これは、公職選挙法違反及び、地方公務員法違反に該当する。
*牛タン倶楽部:斎藤知事の取り巻き連中。
③選挙投票依頼行脚
2023年下期から、斎藤元彦は、次回知事選挙時の自分への投票依頼を始めた。投票依頼については、牛タン倶楽部の原田が随行している。
この件についても、公職選挙法違反及び、地方公務員法違反に該当する。
④贈答品の山
高級コーヒーメーカーの受領
トレックジャパンから、ロードバイクを受領
ゴルフ・アイアンセットの受領
複数の食料品の受領(カニ、ワイン..etc)
⑤政治資金パーティ関係
斎藤元彦は、知事という立場を利用して政治資金パーティで荒稼ぎをしている。利権との癒着、利益供与が疑われる。
⑥優勝パレードの陰で
オリックスの優勝パレードの費用を捻出する為に、信用金庫に対する補助金を増額して、キックバックを募った。
これは、公金横領、公費の違法支出に当たる。
⑦パワーハラスメント
斎藤知事は20m歩かされただけで激怒
斎藤知事はレクの際に気に入らなければ、机を叩く
斎藤知事は休日深夜にかかわらずチャットを投げまくる。返信が遅れると叱責。
元県民局長の上記告発文は真実相当性が高い
上記告発文の7つの項目に対する評価は、現状公表されている情報を元に調べた限りでは真実相当性が高い。
①五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯:不明
斎藤知事による突然の副理事長解任通告により、五百旗頭真先生のストレスは相当あったと思われるが、命を縮めたかどうかについては不明。
②知事選挙に際しての違法行為:真実相当性が一定程度ある
10/25百条委員会での小橋浩一さんの証言によると、直接ではなく、どの様に職員に声掛けしたか分からないが、就業時間前に小橋さん本人を含め他の職員も斎藤元彦候補者の選挙演説に参加したと証言。
https://www.youtube.com/watch?v=CfFT8lotlYM&t=12795s:3:25:00~
③選挙投票依頼行脚:真実相当性が低い
10/24百条委員会での原田剛治さんの証言によると、業務時間中に知事選に於ける斎藤元彦候補者の公約の元ネタの提供は行っていたが、選挙投票依頼行脚は行っていないと証言。
https://www.youtube.com/watch?v=9PhjYSqR_Wg&t=12943s:2:46:00~
④贈答品の山:真実相当性が高い
百条委員会での斎藤知事や原田剛治さんの発言より、
カニやワインについては、知事本人が受領を認めている。
高級コーヒーメーカーについては、直接ではないが原田剛治さんが受領していたことを認めている。
ロードバイクに関しては、途中から貸与という形で説明をされていたが、告発が無ければ受領していたと思われる。
⑤政治資金パーティ関係:真実相当性が非常に高い
斎藤知事は知事という立場を利用して、パーティー券で2500万円荒稼ぎしていた事が文春に報じられている。
⑥優勝パレードの陰で:真実相当性が高い
信用金庫に対する補助金を増額は事実
その後、信用金庫からの多額の協賛金を得ていることも事実https://www.sankei.com/article/20241025-QMSLGWJJDFLX5JDXTTNROR3DCI/
⑦パワーハラスメント:真実相当性が高い
パワハラ認定は正式にはまだ行われていないが、斎藤知事本人が百条委員会で、チャットの件も含め、机を叩いたり、付箋を投げたり、厳しく叱責したことを認めている。
斎藤知事の元県民局長に対する行いは究極のパワハラ
斎藤知事は、なぜこれほど真実相当性が高い告発文を、嘘八百と切り捨てたのか全く理解が出来ない。
現にこの件について元県民局長は、3/12の後に、4月に県民局長はほぼ同様の内容で公益通報を行い、その調査結果を受けて昨日兵庫県は是正措置を発表した。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241211/k10014664761000.html
これは、元県民局長の告発文書は真実相当性があったと兵庫県が認めたという事にほかならない。
繰り返しになるが、なぜ斎藤知事は、これほど真実相当性の高い告発文を嘘八百と切り捨て、犯人捜しをし、処分を行ったのか全く理解できない。
斎藤知事は自分の保身の為だけに、嘘八百と元県民局長に濡れ衣を着せて陥れたと思われても仕方がない。
最後に
斎藤知事が道義的責任を理解できないことが、本当に悔やまれる。
そして、道義的責任を理解できない人を再び知事にした事については理解することが難しい。