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chiyoizmo
介護経営(6)
いずれ自分自身が、介護を必要とする時がくるかもしれない。
そうであれば、
介護における問題は決して他人事では済まされない。
あなたが、介護に従事する立場ならば・・・。
介護業界は、様々な課題を抱えている。
過酷な労働環境、低賃金で度重なる残業、
緊急時の対応もそうである。
特に、職員同士の人間関係のもつれに悩まされ、
介護士たちは心身ともに大きな負担を被っている。
そんな状況下で、経営者はそれが当たり前の如く、
苦しい現実から目を背けているように感じる。
この状況は、当たり前ではなく、
その都度向き合わなければならない。
体制を整えるうえで、経営上難しいと感じているならば、
料金を改定することも検討しなければならない。
もうボランティアで経営するには限界がある。
料金を改定し、サービスの価値を上げることに
フォーカスする必要があります。
「介護業界の経営は戦いです」
経営を継続するためには、他社と差別化を図り、
生き残って行かなければなりません。
介護の世界が今後どうなっていくべきか、
それを考察できるほど、高尚な思想は持ち合わせていないが、
社会に求められ、介護が必要とされている以上、
逃れられないのかもしれない。