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Day2 水が美味しい国

午前10時半、トゥルクに着いた。
トゥルクはアウラ川を中心にしたこじんまりとした町だ。
まずは今日泊まるホテルに荷物を預けに行く。
今回の旅は夫と二人だが、決めていることがある。

必要以上に重い荷物を引きながら歩かない。

これは中年の旅の鉄則ではないかと思う。

駅のロッカーに預けようと出発前に調べたが、トゥルクのクピタ駅にはどうもコインロッカーがなさそうだった。行ってみるとやはりなかった。(2024.9現在)

なので事前に荷物を預けられるかホテルにはメールで確認してOKはもらっていた。
フロントのお姉さんに声をかけると、
「ドアを開けるから、あの部屋に入れといて」
と言われる。
荷物室は数段の棚があるだけ。一応ドアはロックされているが、預かり札などもない。

ドア開く、荷物置く、終わり

荷物置いてみた。
どこのホテルにも同様の荷物室があった。

身軽になったので、スカンジナビア料理が食べられるというアウラ川の船上レストランでランチすることにした。
船上といっても停泊している船だけど、川の景色を見ながら食事が楽しめる。

キノコのスープやミートボールは優しい味。とても美味しかった。
何より驚いたのは、水が無料なこと。
ヨーロッパのレストランって水は大抵有料だ。ミネラルウォーターは、ちょっとしたアルコールくらいの値段がする。
そこで水道水をお願いすると、だいたいあまり美味しくない。

フィンランドではどこのレストランでもデキャンタに冷えた水をたっぷり入れてくれる。しかも無料。とてもありがたかった。
それに多分水道水だろうけど、抜群に美味しい。
やっぱりすごいな、フィンランド。

手前がミートボールとマッシュポテト。
甘いベリーソースが意外に合う。

夕方まで歩き回り、時差(マイナス6時間)もあってさすがにヘロヘロになってきた。ホテルに帰って明日の予定の下調べをしよう。

ホテルのエレベーターで大きな犬を連れた宿泊客と一緒になる。
犬も一緒に泊まれるホテルのようだ。日本では珍しい。
犬は吠えないし、飼い主の隣にちょこんと座っている。
なんていうか、とっても自然な感じがした。

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