くらげ

56歳、女性、パート労働者。 家族は夫1人、子供2人(独立)、猫1匹。 趣味はジム通い、ゴミ拾い、文章を書くこと。 このnoteは旅の備忘録ですが、どなたかのフィンランドへの旅に役立つといいな…なあんて思いつつ書いています。(2024年)

くらげ

56歳、女性、パート労働者。 家族は夫1人、子供2人(独立)、猫1匹。 趣味はジム通い、ゴミ拾い、文章を書くこと。 このnoteは旅の備忘録ですが、どなたかのフィンランドへの旅に役立つといいな…なあんて思いつつ書いています。(2024年)

最近の記事

猫のるすばん① 旅になんて行きたくなかった

うちの猫、ごまです。 8歳、オス。 怖がりで甘えんぼの元保護猫です。 猫を飼い始めてからというもの、私もすっかり家人間になってしまいました。 旅行は行っても1泊だけ。24時間以上、家を空けたことはありません。 だから海外旅行には行けないし、また、行かなくてもいいと思っていました。 それがまさかのフィンランド行き。 2ヶ月悩んで、行くことに決めたものの、不安ばかりで、誰に猫の世話を頼むか悩みまくりました。 家族に預ける ペットホテルに預ける 友達に世話に来てもらう 甥

    • Day3 ヘルシンキで散髪する

      「海外旅行に行ったら散髪することにしている」 と言うと、 「ウソでしょ、絶対無理」 100%こんな反応が返ってくる。 髪の毛なんかすぐに伸びるし、嫌だったら日本に帰ってから手直ししてもらえばいいと思っているので、なぜ多くの人が拒絶するのかわからない。 逆にいいお土産になると思っている。 英語が話せないし、細かい注文ができないと言う人もいる。 私は英語がほとんど話せないけど、そもそも細かい注文をしないし、写真を見せて「こんな感じ」と言えば通じる。 「前髪はどうする?」

      • Day3 カルヤランピーラッカ

        午前4時に目が覚めた。 7時まで待って朝食へ向かうが、外は薄暗い。 日の出は7時過ぎ、日の入りは20時過ぎのようだ。 ホテルの朝食テーブルにはキャンドルが灯されている。 食事はやはりとても美味しい。 牛乳は数種類あったが、どれも低脂肪乳のような感じでサラサラだった。 コーヒーは軽い感じだけどコクがある。 よく見かける不思議な形のパン。 調べると、「カルヤランピーラッカ」という伝統料理らしい。 日本で言うところの梅干しおにぎりみたいなもんか。 どこのスーパーやレストランでも必

        • Day3 トゥルク城の歴史散策

          旅先でいわゆる名所巡りが苦手だ。 教会とかお寺、美術館など。 逆にスーパーマーケットや市場、図書館、公園など、その国の人たちの普通の暮らしが垣間見える所でぼんやり人々を眺めているのが好き。 なのでトゥルク城はあまり期待していなかったが、迷路みたいな壮大なお城で、見応えがあった。 戦火に焼かれ、何度も復旧したらしい。 そんな勇壮な雰囲気がお城のあちこちで感じられた。 トゥルクはとても落ち着いた街だった。 フィンランド滞在中はどこに行くにも朝イチに出かけた。 トゥルク城もオー

          Day2 水が美味しい国

          午前10時半、トゥルクに着いた。 トゥルクはアウラ川を中心にしたこじんまりとした町だ。 まずは今日泊まるホテルに荷物を預けに行く。 今回の旅は夫と二人だが、決めていることがある。 必要以上に重い荷物を引きながら歩かない。 これは中年の旅の鉄則ではないかと思う。 駅のロッカーに預けようと出発前に調べたが、トゥルクのクピタ駅にはどうもコインロッカーがなさそうだった。行ってみるとやはりなかった。(2024.9現在) なので事前に荷物を預けられるかホテルにはメールで確認してO

          Day2 水が美味しい国

          Day2 古都トゥルクへ

          午前8時半、ヘルシンキから電車で西へ。 トゥルクへ向かう。 飛行機で13時間移動後の2時間の電車というスケジュールは正直きつい。 が、車窓の美しい田園地帯が弱った体と心を癒してくれる。 フィンランドの国鉄VRのチケットは日本でネット予約してきた。 VRのホームページは簡単な英語なので、私のような中学英語レベルでも予約しやすかった。 eチケットはスマホにあるし、念のためプリントアウトした紙も持っているが、やはり改札はないし、乗務員さんもチェックに来なかった。 こんな状態で、み

          Day2 古都トゥルクへ

          静けさに心奪われる

          Day2    空港〜ヘルシンキへ 午前4時半、ヘルシンキ、ヴァンター空港についた。 あたりはまだ暗い。 空気が冷たい。体が痛い。 気温8度。 昨日の大阪は確か33度だった。 荷物の到着を待つのが嫌なので機内に持ち込めるスーツケースにした。ゆえに持ち物は最小限だし、お土産を入れて帰るスペースもあまりない。 入国審査では、帰りのチケットがあるか見せろと何度も言われた。移民に厳しい世界情勢だからか。 予約済みのeチケットがなかなか出せずにまごついたので、準備しておくことをオ

          静けさに心奪われる

          フィンエアーで行く中年の旅

          今回、プレミアムエコノミー席を奮発した。 写真は上空から見た大阪の街。日本の夜は明るい。 本来、直行便で9時間半のフィンランドは、2024年現在、ロシア上空を飛ばず(飛べず)北極点経由で約13時間と長くなっている。中年には辛い長旅だ。 日本人CAさんとの立ち話によると、戦争が始まってからフィンランド行きは夜便となり、仕事がとても辛くなったそうだ。それに加えてこの夏の日本の猛暑。フィンランドに行っては風邪をひき、日本に帰っては体調崩し、という日々だという。 なるほど、華やかに

          フィンエアーで行く中年の旅

          56歳、フィンランドに行く

          Day1    いってきます 2024.9 はじめまして。 56歳、旅の備忘録を書くことにしました。 とにかく何でもすぐに忘れるからです。 北欧は長年憧れの国だったけど、遠すぎて行くことはないんだろうなと思ってました。 それが2024年、ひょんなことからフィンランド行きが決まります。 「家族の用事」とでも言うのかな。 うちには8歳になる猫がいます。 留守の間、どうしよう。 長時間の飛行機の旅は50を過ぎた身にはきついな。体力持つかな。 北欧に憧れてはいるものの、その国のこ

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