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【アニメ感想】正月だというのに『姫様“拷問”の時間です』を全話一挙見しました。



【はじめに】

 昨日の元旦に始まり今日はもう2日、世間様は初詣やら初売りやらとお忙しいと思います。うちも例に違わず(主人の俺以外が)正月行事を満喫しておりますが、俺はいつもの様に自宅のこたつでぬくぬくとアニメ鑑賞です(こりゃあホント捨てられるやつだw)
 ってことで、今回も例によって気にはなっていたけど「何となくタイトルが物騒だから」という理由で放置していた作品、『姫様“拷問”の時間です』を見てみるかなと思いまして、1話見て合わなかったらやめようくらいの感じで見始めました。
 ま、結果だけ言いますと。1度見始めたら2話以降は毎話泣いてしまい雪崩のように最終話まで見てしまうことになりました。
 では、感想いきます。

【こんなおはなし】

 魔王軍に囚われた王女兼王国軍騎士団長の姫様が、魔王軍の拷問官から拷問と言う名の暖かい施し を受けるお話です。
 アニメを見た後、原作のマンガも同じくらいまで読んだんですが、無茶な改悪もなく、程よく肉付けし、上手にアニメにした感じでした。
 興味のある方は是非見てみてください。

【各話の流れ】

 基本的にはオムニバス形式、1話完結の形で物語は進んでいくのですが、振り(拷問官)、ボケ(姫様)、ツッコミ(姫に従う意志を持つ聖剣)、オチ(魔王)みたいな感じで進んでいきます。
 『深夜のラーメン食べたいよね?』みたいな拷問官に振りに、姫様が思い出混じりにボケをかましつつ心を奪われていき、聖剣エクスが随所にツッコミを入れ、結局姫様は幸せそうな顔で拷問を受け入れる(拷問を受け入れた後の表情がすごーく可愛い)、姫様が漏らした秘密の使い道云々で魔王が落ちをつけて終わる感じです。

【見どころ、泣きどころ】

 話の流れ的にはワンパターンと取られがちなので、俺もどうせ飽きるだろうなーみたいな感じではあったんですけど、2話ぐらいから、物語の随所に『友情』やら『家族愛』やら『なんなら理想の上司像』 みたいな展開が組み込まれ、優しさとか強さの本質とはみたいな無形の物を心にぬるっと塗り込んでくる。
 心を通わせていく登場人物達に共感してしまい、あっという間の全話一挙見でした。
 ギャグアニメ以前にヒューマンドラマですよこれ(出てくるの大体魔族ですけど)。
 優しいアニメが欲しい方にほんとおすすめです。

【さいごに】

 そんな感じの簡単な感想ではありますが、実は最初に書いたやつを、かなり端折って端折って短くしてます。
 書きたい(感動を伝えたい)エピソードが多すぎて、文字数は膨大になるものの、文章下手過ぎて新聞の経済欄みたいな活字畑になる始末w
 そんなこんなで、『感動の詰まった作品なので皆さんにも読んで欲しい』って気持ちが大半の短文になってます。
 いやー。元旦を潰すに値するアニメに出会えて良かった。(2期も楽しみです)


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