【マンガ感想】『このクラスにギャルはいない』勘ぐりは要りません。全身で可愛いを受け止めてくださいw
【はじめに】
記事に目を留めて頂きありがとうございます。今回は2024年9月から『少年ジャンプ＋』で連載中の『このクラスにギャルはいない』を現在公開されている1７話まで読み終えた感想になります。
マンガやアニメに感想を書くに当たっての私の考え方などをこちらにまとめていますので一読頂けると嬉しいです。
【こんなおはなし】
文章書くのが下手くそなので、あらすじは少年ジャンプ＋から引用しております。
優等生の七瀬さん。
ギャルに憧れ大胆なイメチェンをし、ドキドキの高校デビューを果たすことに。
しかし進学校のためギャルがおらず、ヤンキーの間宮くんと一緒に2人で浮いてしまい…!?
「赤面しないで関目さん」の時田時雨が贈る、すれ違いコメディ！
漫画掲載サイト（少年ジャンプ＋）で初回無料(2025.2.21時点)で全話読めますのであらすじに興味があれば最初の数話だけでもご覧になってください。
【感想】
◆普通に予想はしてましたよw
漫画の大筋としては、中学生の時に真面目過ぎて友達のいなかった地味な女の子の『七瀬さん』が、高校生デビューでギャルになって、今までとは違った学園生活を送るといった、わりとよくあるストーリーです。
また、第１話で金髪ヤンキーのクラスメイトと友達になるんですけど、この男の子の『間宮くん』も中学時代に真面目過ぎて友達のいなかった地味な男の子。
もはや作中の回想で知らされるまでも無く、読者は気づくだろwといった雰囲気が作中に漂っています。
これが悪いわけでは決してなくて、むしろ必然というか、この作品の面白さはそんなふたりから巻き起こる先の展開にあることに気づかされるんですけどねw
トゲの無い柔らかくて安心できるストーリーと序盤の緩さに思わずにやけてしまいました。
◆何この展開ｗ
そんなこんなでお決まりのラブコメ展開に発展するかと思いきや、予兆はあってもそこへたどり着きそうな感じが無いのも珍しい感じで
割と序盤（てか第4話）に、クラスメイトがいつも一緒にいる七瀬さんと間宮くんに対して『２人ってもしかして。。。』みたいな展開があるんですけど
七瀬さんがきっぱりと友達宣言をしちゃう（これだって、友達って言っちゃっていいのかなぁ？的な不安たっぷりの友達宣言）
ここでラブコメなら主人公の間宮くんが『脈なし』を感じて落ち込むところなのに、『友達だと思ってくれてるなんて嬉しい♪』みたいな感情でむしろ頬を高揚させる始末ww
ほんと初々しさが過ぎる！
真っ白だなぁと思いつつも先の展開が気になって以降も一挙見してしまいました。
◆どんどん出てくる類似品w
以降も割と真面目な校風に似つかわしく無い派手で変わったお友達が１人２人と登場するんですけどね。。。主人公たち同様この子らも似たような境遇だったりします。
ちなみにこれ、ネタバレに属さない情報と思って大丈夫です。
出てきて１コマでそれと気づくのでｗ
こいつもどうせそうだろ的にそれを楽しむやつと思って下さい。
そもそも舞台が進学校なので、下手なギャルやヤンキーなんて入学できる訳もないってことに登場人物達が気づかないのがまた面白いし
なんか山籠もりしてた野生児みたいな女の子が入学出来てたりもするんですけど、そんなことはもういいやと読者に思わせる緩さも面白でしたｗ
◆なにこれ可愛すぎん？
そういえばあらすじにはコメディとはあって、ラブの文字はないんだよなぁとか思いつつ読み進めていたんですけど
やがて物語はギャルやヤンキーの定義を勘違いしたままどんどん友情物語に進行していきます。
(そもそも定義ってなんだよって話ですけどw)
友達も増え、可愛らしい男同士の友情もあったりで、みんな揃ってお祭りとか行ったりするんですけど
もちろん2人っきりでイチャイチャするシーンとかありませんw
で、⬇にあるのがお祭りでの移動シーン
あんたら高校生ですよね？。
可愛すぎないかww？
◆ここから何処に向かっていくか楽しみ
とはいえ、高校生の女子がいて男子がいて、友情展開で距離が近づいていって、何かしらの恋愛フラグが立っているのも事実
このままグループでの友情物語を貫き通すのか？それとも恋愛モードに突入するのか？
全くの恋愛ど素人で、友達関係で充分幸せを感じてしまっているふたりが ここから何処へ向かっていくのかは楽しみなところではあります。
【さいごに】
フォローさせて頂いている方の記事を読んでいて、面白そうだなって思って読んだのがきっかけ何ですが、楽しくストレスなく読むことができました。
中学時代を日陰で過ごしてきた登場人物たちが、『ギャル（ヤンキー）はこうあるべきみたいな勘違いをしながら』友人たちと充実した高校生活を謳歌していく姿がとても可愛らしく、最近の大人びたスクールライフ物語には無い新鮮さも感じました。
自分の感性だけで見る漫画（アニメ）を決めていると、どうしても似通った感じの作品にたどり着く感じがあるので、今回の出会いはとても良かったです。
これからも良い作品に出合えれば良いなと思う今日この頃でした。