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【マンガ感想】『百瀬アキラの初恋破綻中』今1番応援したい不器用女子と鈍感男子のちぐはぐな両片思い


【はじめに】

 記事に目を留めて頂きありがとうございます。今回は2024年8月から『週間少年サンデー』にで連載されている『百瀬アキラの初恋破綻中』を第26話まで読んだ感想になります。

マンガやアニメに感想を書くに当たっての私の考え方などをこちらにまとめていますので一読頂けると嬉しいです。

【こんなおはなし】

 文章書くのが下手くそなので、あらすじは『サンデーうぇぶり』から引用しております。

ド田舎に暮らす少年・久我山はじめのもとに帰ってきた、かつての憧れの同級生・百瀬アキラ

―― 実は彼女は、大好きなはじめと結ばれるため、周到な計画を立てて田舎に帰ってきていた!!

…が、超不器用なアキラの計画は、いつもだいぶ空回り。 おまけに、はじめも超鈍感&先走り体質… 当然、めちゃくちゃにすれ違います。

果たして2人は、思い描いた未来へ進めるのか…? いや、進みます。大丈夫です。たぶん… 2人の様子を、どうぞあったかく見守ってください。

漫画掲載サイト『サンデーうぇぶり』より引用

 なお、漫画掲載サイト(サンデーうぇぶり)にて1部無料で読めますので興味のある方は読んでみてください。

【感想】

◆まずはこれから見て欲しいです。

 引用させて頂いている作品のあらすじを読めば、作品の大筋が伝わるかとは思うのですが、作者様が公開している『第1巻発売記念PV』が良すぎました。

 超不器用なヒロインと超鈍感な主人公の愛くるしい感じがしっかり映像になっているので是非見て頂きたいです。

 百聞は一見に如かずと言いますが、まさにそんな感想を持ちました。


◆(たぶん)結末ありきの作品で安心感がある

 この作品、(たぶん)良い結末(結婚?)ありきで物語が進んでいきます。私はハッピーエンドが好きなので

 『ハッピーエンドありきでそこへ向かっていく展開を楽しむ』

 この手法も全然ありだなって思っています。

 もちろん本人たちはそれを知る由もないので、その時その時を一生懸命過ごしていく訳なんですけどね。

 私としては、『上手くいかない事はあっても、このまま頑張れば望んでいる未来が待っているよ。あきらめないで頑張れ。』こんな思いで読み進めている感じです。

第3話より引用

◆とにかく台本が可愛い

 百瀬さんは不器用かつ人見知りなので、はじめくんへアプローチするためにしっかりと『自作の台本』を 作ってから接近を試みますw

 その台本が極めて可愛いw

 しかも、台本のシナリオどおりことが進まないことが殆どで、その都度あわててしまったり、予想外の方向にそれてしまいます。

 そもそも、台本の内容がざっくり過ぎてこんなの上手くいくのか?
みたいな内容なので、不器用な百瀬さんが手際よく出来るはずもないんですよね。(そこも可愛いんですけど)

 とはいえ、結局良い感じにまとまってしまう優しい展開に思わずにやけてしまいました。

第4話より引用

◆ヒロインの天然ぶりがキュン過ぎる。

 あらすじや、作中の紹介では(たしか)書かれていませんが、百瀬さんの動向を見る限りはかなりの天然キャラですw。

 自作の台本もさることながら、砂糖と間違えるのが『からし粉』だったり、レモンの砂糖漬けと作れば『ツボ』に大量に作ってくるとか(それも含めてやっぱり可愛いんですけどw)

 メタではありますが、作者様の『面白い』や『可愛い』に関する感性が私のそれと合っていたのもあって、ヒロインの魅力にマンネリ感を抱くことなく楽しめています。

第5話より引用

◆無理のある田舎あるあるも結構ツボ

 作品の舞台が人口5,000人の田舎(特定はされていないと思います)なんですが、毎回冒頭に出てくる『田舎あるある』が中々面白いです。

 『〇〇〇が〇〇〇なそんな田舎』

 そんな感じで始まるんですが、フィクションぎりぎりのラインをついてくる感じで、かつ、内容がどうでもいいところが更に笑いを誘います。

 小さい事ですけど、読者を楽しませるために、ちょっとした工夫があるのは嬉しいです。

第5話より引用

【さいごに】

 以前、好きなラブコメベスト40くらいをやったんですけど、その時この作品は入っていませんでした。

何故かといえばまだ読んでいなかったからです。
(しょーもなww)

読んで間もなくて感動も大きかったってのはありますけど、個人的には10番目くらいに好きな作品になりました。

 両片思いのラブコメ作品でいえば、『好きな子がめがね忘れた』や『その着せ替え人形は恋をする』とかが大好きなんですが、この作品もかなり良かったです。

 一貫して言えるのは、主人公の男子が素直で良い奴ってところでしょうか。

 女子が可愛いだけでは中々名作にはなり得ないって勝手に思ってますw。

  これからも良い作品を発掘して行けたら良いなぁと思う今日この頃でした。

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