8/20 山形2日目

今日は、随神門から入って羽黒山に登った後、月山ビジターセンターに寄り、湯殿山へ行く事になっていた。私は、朝起きた時から無性にお腹がすいていて、RIZAPで糖質制限中だったけど、山を登ると聞いていたし、体質的に私は低血糖を起こしやすいから、しっかりご飯を食べて、低血糖を起こさないようにしようと、白米を2杯おかわりした。久しぶりにしっかり食べた、朝食は今まで生きてきた中で1番美味しかった。お米が、艶々していて噛めば噛むほど甘くて驚いた。こんなに、味を感じて食べるって、物凄い久しぶりだった。私は、1人で食べる食事は虚しいから、食事の時間が嫌い。だから食事は餌だと思って渋々食べている。そして不安を紛らわせるためだけに食べていることも多いから、とりあえず、お腹が満たされればいい。栄養、味、見た目、等、全く考えないで食べているから、心は何も満たされない。だから、暴飲暴食が酷かった。今は、RIZAPで食事制限中で暴飲暴食はしなくなったけど、野菜や卵、豆腐、鶏肉、豚肉ばかり食べていると、やはり餌を食べていると思ってしまう。命をいただいているのに、とても下品な考え方だ。そして私は、箸のマナーを知らないから、平気で箸を器の上に渡すように置いたり、箸を持った手で器を持っていた。Mさんに、何度注意されても直さなかった。Mさんから、「あなたは常に人の話を聞いているフリをしているだけ。しっかり話を聞いて、自分がやっている事がとても恥ずかしい事だと分かったいたら、やらない。あなたは何一つ人の話を聞いていないし、自分はマナーを守れていると思っているから、直さない。だけど周りから見れば、あなたはマナーを知らない人。あなたは、自分でも分かっていると思うけど場に慣れていない。だから常に挙動不審ですよね?」と話をされた時、思い当たるところがありすぎて「はい。」としか答えられなかった。私は、常に嘘ばかりついて、やましい事しかしていないから、挙動不審でいる事がほとんどだ。亡くなった旦那さんにも言われたことがある、私の第一印象を聞いた時、「この子、挙動不審だなって思った。」と言っていた。日記を書いて思い出した。

朝食後、羽黒山へ向かった。隋神門の前で、Mさんが撮ってくれた写真を見ると私は、ここ最近見た事がないくらいに笑っていた。写真を撮り終えて、随神門をくぐり参道に入ると、鈍い私でも空気が変わるのが分かった。門を下り、祓川に掛かる赤い橋を渡り、五重塔に向かった。杉が生い茂る中に建っている五重塔はとても大きかった。そこから、一の坂と呼ばれる上りに入り、石段を登り始めた。徐々に息が切れ始め、時々風が吹いて涼しかったが、滝のような汗をかきながら「キツイ、辛い。」と思いながら登った。一の坂を登り切って、少しほっとしていると、すぐに、二の坂が出てきて思わず「えっ?まだ続くの?」と声が出てしまうくらい急な坂を休み休み登った。「いつまで続くんだこの坂は?足が痛いな。苦しいな。頂上まだ?」と思った。二の坂をなんとか上りきると、途中で茶屋が出てきて、メニューを見ると、かき氷と書いてあった。汗だくで疲れていたのもあったから、休憩することにした。庄内平野を見渡せる席に座り、食べたかき氷は最高だった。疲れていた体が一気に回復した気分だった。休憩後、最後の坂、三の坂を登りきると、大きな鳥居が出てきた。山頂につくと、達成感が凄かった。気分がスッキリしていたし、自然に「私、めっちゃ頑張ったじゃん。」と、思えた。Mさんに、「初めて、達成感を感じたんじゃないの?」と聞かれて、「はい。初めて諦めないで登ったおかげで、達成感が凄いです。気持ちがいいです。」と、答えた。だけどMさんは、私がアロマでハンドマッサージや個人事業主として頑張っていた時の方が、努力をしていたと話してくれた。思い出してみるとMさんが話してくれた通り、私は不妊治療の一環でアロマの資格を取ると決め勉強をしたけど、余裕をぶっこいて真面目にやらなかった。「別に、勉強しなくても受かるでしょ。」って思ってた。だから、勉強なんてなんにもしなかった。だけど試験に落ちて、「このままだと、ダメだ。真面目に勉強しよう。」と思って、毎晩練習問題を解いていた。時々、旦那さんに問題を出してもらいながら、努力した。試験に合格した時は、物凄く嬉しかった。頑張って良かったなと思えた。その後、アロマのハンドマッサージが上手くなりたいと思って、職場にお願いして入居者に施術したり、お世話になったアロマの先生に練習台になってもらったこともある。そうやって、私は努力していたのに、そのことも記憶から消している。自分で頑張ってきた事を、全てなかったことにしてしまうって、悲しい。なんか、今の私って自分の好きなことを、自分で奪うことばかりしている。大好きだったアロマもいつの間にか、興味が無いと思うようにして、アロマの機材を全て処分した。いい香りが大好きだったから、毎日部屋にお香を焚いて楽しんでいたのに、焚かなくした。旦那さんの仏壇の花を絶やさないように気をつけていた。綺麗な花を見て、綺麗だと思ったり、今回のアレンジ可愛いなと思っていたのに、花なんて必要ないよね、こんなに私のことを苦しめておいてさと思うようになっていた。だけどこれら全て、まともな状態に戻さないために、妄想の自分がやっている。正気な人は、いい香りが大好き。アロマで習いましたよね?香りを嗅ぐと、海馬細胞が再生するって。記憶を都合よく書き換えたり、消したりしているあなたには、都合が悪いことですよね?と説明された時、ハッとしてしまった。Mさんの言う通りだったから。旦那さんが亡くなる前、私は香りがするものが大好きだった。だから、いつも部屋でアロマを焚いて過ごしていた。ブレンドオイルを作って、お風呂上がりにマッサージもしていた。旦那さんが亡くなったあとは、とにかく線香をたやさないようにたき続けた。線香の煙が亡くなった人の食事になること、お香は浄化になると聞いて、毎日焚いた。部屋中が線香の香りとお香の香りで充満していた。その時は、まともだった。今は、部屋が臭くてもなんとも思わない。香水も馬鹿みたいにつける。線香は、気が向いた時だけ。これだけ雑な扱いをしておきながら、いまだに旦那さんを言い訳に使っている。ボロ雑巾並みに使っている。
今回Mさんがいなければ、ここまで大変な思いをしてまで、登りたくないと思い、途中でやめていたと思う。その考え方だっておかしい。なぜ、常にMさんがいないと自分は何も出来ない設定にしているの?なぜ、自分一人で少しでも頑張ろうとか思わないの?Mさんが、助けてくれることが当たり前と思っていること自体がおかしいと常々言われているのに。それでも、どこかでまだ自分から動かなくても大丈夫だと思えていること自体が異常だ。
石段を登っていた時、何人かの人達とすれ違ったけど、私は一切挨拶はされず、Mさんの姿が見えると、みんな「はっ!」として挨拶をするんだよ。Mさんに「あなたとすれ違った後に、みんな慌てて私に挨拶することが多かったね。すれ違った人達には、あなたの存在は、見えていなかったのかもね。」と言われて当然だ。「あなたはどこにいるの?」と、ずっと言われ続けている。妄想の世界に居続ければ、現実世界に私は存在していない。私ではない別物が私として存在していると思うことがおかしいと、ずっと言われている。私は、本物の私で生きたい。嘘偽りがない状態でいたいから、不安が襲ってきても、それは自分の妄想だって、強く言い聞かせる。

三神合祭殿にお参りをした後、Mさんが御朱印帳を買うために並んでいる時も、いつの間にか見知らぬ人に話しかけられ、和気あいあいと話している姿を見て、こんなにもMさんと私の間には差があるんだと思った。
バスに乗って隋神門まで戻って来ようとしたけど、出てしまったばかりで、次に来るのが30分後。時間が勿体無いから、石段を下って戻る事になった。登るのに1時間かかったけど、下りは45分ほどで戻って来れた。そこから、月山ビジターセンターに向かったが、施設内は見ずに湯殿山へ向かう事になった。私は、ナビに湯殿山を設定したけど、向かいたくないと思っていたのか、わざと道を間違えて運転していたようで、Mさんに「湯殿山に行ってしまったら、何かご都合悪いですか?」と聞かれ、またわざと間違えているんだと思った。目的地に着いてしまえば、自分が妄想の世界で生きている事に気がつき、自分がやっている事が間違っていると、バレてしまったら都合が悪いから、必死に抵抗していた。そしてまた車の中でギャーギャー騒ぎ出した。Mさんに、「その状態で行っても意味がないと何度も言っているはずですよ。あなたは、何をするために来たの?」と聞かれ、私は「生まれ変わるために来ました。」と答えた。「そう言うけど、やっている事は、昨日と全く一緒のことをやっていますよ?朝食の時は、有難いなと思いながら食べていたのに、ほんの数時間でもう元に戻っていますけど?あれだけ、汗だくになって石段を登ったのに、やっている事は、何も変わっていない。随神門の前で撮った写真のあなたは、どこにいったの?そんな状態で、湯殿山に行っても意味がないと何度も言っていますよ。あなたは、一体何がしたいのですか?」と、車の中で何度もMさんに質問された。私は、無言になったり、分からないと、すっとぼけたりして答えから逃げた。湯殿山に着くまでに、ギャーギャー騒ぐ自分をなくしたと私は思っていた。だけど、湯殿山の鳥居前で撮った写真の私は、羽黒山の随神門で撮った時の笑顔の私ではなかった。土気色で無表情で、気に入らない、逆ギレしている顔で、目はつり上がっていた。そんな状態で参拝をしたから私は、まともな願い事もしなかった。しかも神域を出た途端、Mさんと約束していた事を破った。山形の旅行中は、SNSを見ないと約束をしたのに、私は神域を出た途端、スマホを開いてSNSを見始めた。そんな、私の姿をMさんは見て、呆れていた。駐車場に戻り、Mさんから私がやった事が有り得ないと話があった。自分は生まれ変わりたいと思って来たのに、やっている事が何も変わっていない。願い事の内容も、酷かった。Mさんに、「明日、もう一度リベンジしますか?どうしますか?」と聞かれ、私は「リベンジしたいです。お願いします。」と答えた。私はここでも、昨日と同じでMさんを不快にし嫌がらせをしただけだった。帰りの車の中でも、Mさんに何か質問されても答えない。自分からMさんに話しかけない。夕食をどうするのか、聞かれてもオウム返しをする。Mさんは、「あなたの相手を1日して疲れ過ぎて何も食べたくないです。」と言い、「私も、お腹空いていないです。」と、後出しをした。Mさんが、夕食どうする?と聞いてくれた時に、素直に伝えればいいのに伝えなかった。こうやって、私はまたMさんの時間を奪っていた。そしてMさんに、「あなたは一体何がしたいの?いつもあなたは、決まって16時半過ぎくらいから、騒ぎ始めるけどなんで?昨日も、同じ時間に同じ事を言って騒いでいらっしゃいますよ?覚えてますか?もう、お忘れですか?」と、聞かれた。Mさんの言う通り、いつも私は16時半過ぎると訳の分からないことを言い出す。支離滅裂のことを言って、頭を混乱させる。そしていつも課題をやるのは、決まってこの時間帯だと思った。私が、この時間帯に大騒ぎをなぜするのかと考えた時に、1番最初に思いついた理由は、旦那さんの事だった。旦那さんが自死をしている状態を発見したのが、夕方だった。Mさんに、その事を伝えると「それは、ただの言い訳。前にも言われていますよね?あなたの事を聞いているのに、他人が出てくるのは違うと。亡くなった旦那さんのことを、いい加減言い訳に使うのはやめなよ。」と注意された後、「あなたが自分で16時半過ぎから、訳が分からなくなるように設定している。わざとやっているのも自分。前から言っていますが、全て自作自演ですよ。」と説明されて、納得してしまった。その時間帯に、大騒ぎをすれば、まだ旦那さんの事を引きずっているんだね。可哀想だねと思ってもらえると思っていた。亡くなって4年も経っているのに、とんでもない事を考えていた。Mさんから、「妄想の自分を演じたり、一瞬だけまともに戻ったりして、あなたは一体何がしたいの?と聞かれても当然だと思いませんか?」と質問されたけど私は、この質問に答えられず宿に着いたあとも、ギャーギャー騒ぎ、お風呂から出た後、Mさんに背中を向け荷物の整理をし始めた。相手がいるのに、背中を向けて何かすることは、とても失礼な事だと注意をされていたことを思い出し、「ヤバい。」と思い慌てて向きを変えた。その後、「自分が一体何をしたいのか?」を考えたけど、答えは出てこなかった。昼間、汗だくになりながら山に登り、運転をした疲れもあり、私は考え事をしながらMさんに、寝ているのかバレないように顔を隠してうたた寝をしていたけど、全てバレていた。挙句の果てに私は、Mさんの質問に答えず無言を貫き通した3時間後に、「寝てもいいですか?」と言った。Mさんだって、昼間歩いて疲れているはずだ。しかも、こんな訳の分からない私と一緒にいて、疲れていない方がおかしい。それを考えれば、Mさんにどんどん話しかけて、「質問の答えを探したけど出てきませんでした。」と、伝えた方がいいのに。自分のことしか考えていないから言える言葉だ。Mさんは、「えっ?何言ってるの?質問に答えていないのに?もし、私が、分かったよ寝ていいよと言ったら、あなたはどうしてたの?」と聞かれた。私は、「多分寝て起きたら、Mさんはいないと思います。」と答えた。するとMさんは、「もしあなたがあのまま寝たら、荷物をまとめて帰ろうと思っていた。支払いを済ませ、駅までタクシーで行けば、あとは帰れるから。朝、起きて、私がいなかったら、あなたはどうしたの?」と聞かれ、「パニックになってます。」と答えた。そこから、夜中の2時までMさんはセッションをしてくれた。
一体何をしたいのか?という問いに、私は、「Mさんと一緒に出掛けたい。」と答えた。Mさんは前から、「料金を支払ってくれれば付き合う。」と言ってくれている。こんな訳の分からなくなる前、少しだけまともだった時、私はしっかりMさんに料金を支払ってお願いをしていた。「自分では、エネルギーなど分からないから、一緒に神社に行ってアテンドをお願いします。」「洋服の選び方がわからないから、買い物同行をお願いしたいです。」そうやって素直に、頭を下げてお願いをしていた。正式に仕事の依頼をするのだから、料金を支払うのは当たり前だと思っていた。
だけど今の私は、金の亡者になっているから、どれだけMさんから搾取できるか、タダでやってもらえるかしか考えていない。
だけどMさんは、少しでも私が良くなればと思って、誘ってくれた。そんな人に対する態度ではない。Mさんに、「不愉快な気分でしかない。」と言われて当然だ。こうやって私は、色んな人に病的な態度を見せて自分の周りから人が居なくなることばかりしている。
妄想の世界で生きない。現実を生きる。

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・自分に都合が悪いから、勝手に修正方法を変え、上書きしたのが書かれていないのはなんで?→(訂正理由)
嘘を書いているのがバレたくなかったから。だから、わざと上書きしてバレないように勝手に修正方法を変えた。→(訂正理由)自分がMさんに対して、言葉の暴力を振るったことや、質問されたことに対して気に入らないと無視をしたり、自分の思い通りにならないと、泣いて騒いだ事を書くのが嫌だった。だから、修正の仕方を勝手に変えて、嘘に嘘を重ねて事実が分からないように上書きをした。

・日本語がおかしい

・支離滅裂な文章

・事実を書いてない→(訂正理由)自分に都合が悪いから、事実を書かないで済ませようとした。事実を書いてしまったら、それが本当のことだと認めることになるから。自分の中で、見て見ぬふりをしたのに、わざわざ書きたくなかった。事実を事実として認知出来ないと言われているけど、認知できていた時もあったのが今の私には都合が悪い。それは、妄想状態でいられなくなるから。だから、事実を書かない。

・今までにも散々お伝えしていますが、なぜ、どうしてが書かれていない事か多いのはなんで?→(訂正理由)理由を書いてしまったら、二度と同じ事が出来なくなってしまうから、わざと理由を書かない。→(訂正理由)二度とMさんにDV出来なくかるから、わざと理由を書かなかった。→(訂正理由)Mさんに対してDVをしたかった理由は、気に入らなかったから。私のことを全否定するようなことを言ったり(実際は言っていない。全くもってそんな事1ミリも言われていない。妄想の私が勝手に思い込んでいるだけ。)私の容姿を否定するような事(実際は言っていない。全くもって1ミリも言われていない。被害者ヅラ、悲劇のヒロインを演じながら話を聞いているから、そう聞こえただけ。Mさんは、事実を言っているだけ。)を言われれば言われる度、ふざけんなと思った。そんなMさんは、私の憧れているオシャレな服を着こなしていて、キラキラして毎日楽しく過ごしている人に私の気持ちなんて分かるか!って、八つ当たりをしたかった。だから、DVをして憂さ晴らしをしたいと、とんでもない理由を書くのが嫌だった。

・自分で気がついた風に書いているのに、言葉を真似しただけ風に書いているのはなんで?→(訂正理由)腹落ちしていないから、自分の言葉で書けないから、言葉を真似して書いた。→(訂正理由)セッション中のMさんの話を、自分のことだと思って聞いていない。他人の事を話していると思いながら聞いているから、自分の言葉で説明出来ないし、文章が書けない。そしてMさんのつかう言葉は、私はつかったことがないし、いつも聞いていると、「頭いいな。」と思うから、真似して書けば、周りに頭が偉いと思われると思って、言葉を真似して書いた。

・意味不明な修正

・(訂正した日記)
今日は、随神門から入って羽黒山に登った後、月山ビジターセンターに寄り、湯殿山へ行く事になっていた。私は、朝起きた時から無性にお腹がすいていて、RIZAPで糖質制限中だったけど、山を登ると聞いていたし、体質的に私は低血糖を起こしやすいから、しっかりご飯を食べてようと思ったのと、自分は空腹になると機嫌が悪くなり八つ当たりをしだす。それをしたくないと思い、白米を2杯おかわりした。久しぶりにしっかり食べた、朝食は今まで生きてきた中で1番美味しかった。こんなに美味しいご飯をつくってもらえてありがたいと思った。こんなに、味を感じて食べるって、物凄い久しぶりだった。私は、死んだように生きているから、食事を餌だと思って食べている。それか不安を紛らわせるため、現実逃避をしたくなると暴飲暴食をする事が多い。栄養、味、見た目、等、全く考えないで食べているから、心は何も満たされない。今は、RIZAPで食事制限中で暴飲暴食はしなくなったけど、野菜や卵、豆腐、鶏肉、豚肉ばかり食べていると、やはり餌を食べていると思ってしまう。命をいただいているのに、とても下品な考え方だ。そして私は、箸のマナーを知らないから、平気で箸を器の上に渡すように置いたり、箸を持った手で器を持っていた。朝食を食べている時、Mさんに、何度注意されても直さなかった。Mさんから、「あなたは常に人の話を聞いているフリをしているだけ。しっかり話を聞いて、自分がやっている事がとても恥ずかしい事だと分かったいたら、やらない。あなたは何一つ人の話を聞いていないし、自分はマナーを守れていると思っているから、直さない。だけど周りから見れば、あなたはマナーを知らない人。」と話をされた時、思い当たるところがありすぎて「はい。」としか答えられなかった。
朝食後、羽黒山へ向かった。鈍い私でも、羽黒山を見てエネルギーが凄いと思った。駐車場に車を停め、隋神門に向かって歩いた。Mさんが「写真を撮ろう。」と言って撮ってくれた写真に写っていた私は、ここ最近見た事がないくらいに笑っていた。写真を撮り終えて、随神門をくぐり参道に入ると、鈍い私でも空気が変わるのが分かった。門を下り、五重塔に向かった。杉が生い茂る中に建っている五重塔は、修復中で白い布が掛かっていたけど、それでも大きかさが分かった。そこから、一の坂と呼ばれる上りに入り、石段を登り始めた。徐々に息が切れ始め、滝のような汗をかきながら「キツイ、辛い。」と思いながら登った。時々、吹く風が涼しくて気持ちが良かった。一の坂を登り切って、少しほっとしていると、すぐに、二の坂が出てきて思わず「えっ?まだ続くの?」と声が出てしまうくらい急な坂を休み休み登った。「いつまで続くんだこの坂は?足が痛いな。苦しいな。頂上まだ?」と思いながら、二の坂をなんとか上りきると、途中で茶屋が出てきた。メニューを見ると、かき氷と書いてあった。汗だくで疲れていたのもあったから、休憩することにした。庄内平野を見渡せる席に座り、食べたかき氷は最高だった。疲れていた体が一気に回復した気分だった。休憩後、最後の坂、三の坂を登りきると、大きな鳥居が出てきた。山頂につくと、達成感が凄かった。気分がスッキリしていたし、自然に「私、めっちゃ頑張ったじゃん。」と、思えた。Mさんに、「初めて、達成感を感じたんじゃないの?」と聞かれて、「はい。初めて諦めないで登ったおかげで、達成感が凄いです。気持ちがいいです。」と、答えた。だけどMさんは、私がアロマでハンドマッサージや個人事業主として頑張っていた時の方が、努力をしていたと話してくれた。思い出してみるとMさんが話してくれた通り、私は不妊治療の一環でアロマの資格を取ると決め勉強をしたけど、余裕をぶっこいて真面目にやらなかった。「別に、勉強しなくても受かるでしょ。」って思ってた。だから、勉強なんてなんにもしなかった。だけど試験に落ちて、「このままだと、ダメだ。真面目に勉強しよう。」と思って、毎晩練習問題を解いていた。時々、旦那さんに問題を出してもらいながら、努力した。試験に合格した時は、物凄く嬉しかった。頑張って良かったなと思えた。その後、アロマのハンドマッサージが上手くなりたいと思って、職場にお願いして入居者に施術したり、お世話になったアロマの先生に練習台になってもらったこともある。そうやって、私は努力していたのに、そのことも記憶から消している。自分で頑張ってきた事を、全てなかったことにしてしまうって、悲しい。なんか、今の私は自分の好きなことてを、自分で奪うことばかりしている。大好きだったアロマもいつの間にか、興味が無いと思うようにして、アロマの機材を全て処分した。いい香りが大好きだったから、毎日部屋にお香を焚いて楽しんでいたのに、焚かなくした。旦那さんの仏壇の花を絶やさないように気をつけていた。綺麗な花を見て、綺麗だと思ったり、今回のアレンジ可愛いなと思っていたのに、花なんて必要ないよね、こんなに私のことを苦しめておいてと、八つ当たりをしだして花を飾らなくした。だけどこれら全て、まともな状態に戻さないために、妄想の自分がやっていること、正気な人は、いい香りが大好き。アロマで習いましたよね?香りを嗅ぐと、海馬細胞が再生するって。記憶を都合よく書き換えたり、消したりしているあなたには、都合が悪いことですよね?と説明された時、ハッとしてしまった。自分のやっていることがMさんの言う通り、わざとやっていると思ったからだ。今回Mさんがいなければ、ここまで大変な思いをしてまで、石段を登りたくないと思い、途中でやめていたと思う。その考え方だっておかしい。なぜ、常にMさんがいないと自分は何も出来ない設定にしているの?なぜ、自分一人で少しでも頑張ろうとか思わないの?Mさんが、助けてくれることが当たり前と思っていること自体がおかしいと常々言われている。それでも、どこかでまだ自分から動かなくても大丈夫だと思っている。
石段を登っていた時、何人かの人達とすれ違ったけど、私は一切挨拶はされず、Mさんの姿が見えると、みんな挨拶をしていた。Mさんに「あなたとすれ違った後に、みんな慌てて私に挨拶することが多かったね。すれ違った人達には、あなたの存在は、見えていなかったのかもね。」と言われて当然だ。「あなたはどこにいるの?」と、ずっと言われているのに、それでも私は妄想の世界に居続けて、現実世界に存在しようとしない。私ではない別物が私として存在していると思うことがおかしいと、ずっと言われていても偽物の私でいる事を選んでいる。
三神合祭殿にお参りをした後、Mさんが御朱印帳を買うために並んでいる時、いつの間にか見知らぬ人に話しかけられ、和気あいあいと話している姿を見て、こんなにもMさんと私の間には差があるんだと思った。
バスに乗って隋神門まで戻って来ようとしたけど、出てしまったばかりで、次に来るのが30分後だった。時間が勿体無いから、石段を下って戻る事になった。登るのに1時間かかったけど、下りは45分ほどで戻って来れた。そこから、月山ビジターセンターに向かったが、施設内は見ずに湯殿山へ向かう事になった。私は、ナビに湯殿山を設定したけど、向かいたくなかったから、わざと3杯時間に間に合わないようにするために、違う場所をナビに設定し、道を間違えて運転した。途中で、Mさんが違うことに気がつき、牧場の駐車場でナビを再度設定して向かった。Mさんに「湯殿山に行ってしまったら、何かご都合が悪いのですか?」と聞かれた。「何も、都合悪くないです。」と、答えたけど嘘だった。目的地に着いてしまったら、妄想の世界で生きている自分が消えてしまう。消えたら、もう二度と元に戻れなくなるのが嫌で、また車の中でギャーギャー騒ぎ抵抗し出した。Mさんに、「その状態で行っても意味がないと何度も言っているはずですよ。あなたは、何をするために来たの?」と聞かれ、私は「生まれ変わるために来ました。」と答えた。「そう言うけど、やっている事は、昨日と全く一緒のことをやっていますよ?朝食の時は、有難いなと思いながら食べていたのに、ほんの数時間でもう元に戻っていますけど?あれだけ、汗だくになって石段を登ったのに、やっている事は、何も変わっていない。随神門の前で撮った写真のあなたは、どこにいったの?そんな状態で、湯殿山に行っても意味がないと何度も言っていますよ。あなたは、一体何がしたいのですか?」と、車の中で何度もMさんに質問された。私は、無言になったり、分からないと、すっとぼけたりして答えから逃げた。湯殿山に着くまでに、偽物の自分をなくしたと私は思っていた。だけど、湯殿山の鳥居前で撮った写真の私は、羽黒山の随神門で撮った時の笑顔の私ではなかった。土気色で無表情で、気に入らない、逆ギレしている顔で、目はつり上がり目が気持ち悪かった。そんな状態で参拝をしたから私は、まともな願い事もしなかった。しかも神域を出た途端、Mさんと約束していた事を破った。山形の旅行中は、SNSを見ないと約束をしたのに、私は神域を出た途端、Mさんに見られていないと思い、ニヤニヤしながらスマホを開いてSNSを見始めた。そんな、私の姿をMさんは見て、呆れていた。駐車場に戻り、Mさんから私がやった事が有り得ないと話があった。自分は生まれ変わりたいと思って来たのに、やっている事が何一つ変わっていない。願い事の内容も、酷かった。Mさんに、「明日、もう一度リベンジしますか?どうしますか?」と聞かれ、私はこのままでは山形に来た意味が無いと思い、「リベンジしたいです。お願いします。」と答えた。私はここでも、昨日と同じでMさんを不快にし嫌がらせをしただけだった。帰りの車の中でも、Mさんに何か質問されても答えない。自分からMさんに話しかけない。話しかけてもらうのが当たり前だった。夕食をどうするのか、聞かれてもオウム返しをする。Mさんは、「あなたの相手を1日して疲れ過ぎて何も食べたくないです。」と言い、「私も、お腹空いていないです。」と、後出しをした。Mさんが、夕食どうする?と聞いてくれた時に、素直に伝えればいいのに伝えなかった。こうやって、私はまたMさんの時間を奪っていた。そしてMさんに、「あなたは一体何がしたいの?いつもあなたは、決まって16時半過ぎくらいから、騒ぎ始めるけどなんで?昨日も、同じ時間に同じ事を言って騒いでいらっしゃいますよ?覚えてますか?もう、お忘れですか?」と、聞かれた。Mさんの言う通り、いつも私は16時半過ぎると訳の分からないことを言い出す。支離滅裂のことを言って、頭を混乱させる。そしていつも課題をやるのは、決まってこの時間帯だと思った。私が、この時間帯に大騒ぎをなぜするのかと考えた時に、1番最初に思いついた理由は、旦那さんの事だった。旦那さんが自死をしている状態を発見したのが、夕方だった。Mさんに、その事を伝えると「それは、ただの言い訳。前にも言われていますよね?あなたの事を聞いているのに、他人が出てくるのは違うと。亡くなった旦那さんのことを、いい加減言い訳に使うのはやめなよ。」と注意された後、「あなたが自分で16時半過ぎから、訳が分からなくなるように設定している。わざとやっているのも自分。前から言っていますが、全て自作自演ですよ。」と説明されて、納得してしまった。その時間帯に、大騒ぎをすれば、まだ旦那さんの事を引きずっているんだね。可哀想だねと思ってもらえると思っていた。亡くなって4年も経っているのに、とんでもない事を考えていた。Mさんから、「妄想の自分を演じたり、一瞬だけまともに戻ったりして、あなたは一体何がしたいの?と聞かれても当然だと思いませんか?」と質問されたけど私は、この質問に答えなかった。全て自分が選んでやっていると認めたくなかったから、宿に着いたあともギャーギャー騒いだ。
お風呂から出た後、Mさんに背中を向け荷物の整理をし始めた。相手がいるのに、背中を向けて何かすることは、とても失礼な事だと注意をされていたことを思い出し、「ヤバい。」と思い、慌てて向きを変えた。その後、「自分が一体何をしたいのか?」を考える振りをした。昼間、汗だくになりながら山に登り、運転をした疲れもあり、私は考える振りをしながらMさんに、寝ているのかバレないように顔を隠して、うたた寝をしていたけど、全てバレていた。挙句の果てに私は、Mさんの質問に答えず無言を貫き通した3時間後に、「寝てもいいですか?」と言った。Mさんだって、昼間歩いて疲れているはずだ。しかも、こんな訳の分からない私と一緒にいて、疲れていない方がおかしい。それを考えれば、Mさんにどんどん話しかけて、「質問の答えを探したけど出てきませんでした。」と、伝えればよかった。自分のことしか考えていないから言える言葉だ。Mさんは、「えっ?何言ってるの?質問に答えていないのに?もし、私が、分かったよ寝ていいよと言ったら、あなたはどうしてたの?」と聞かれた。私は、「多分寝て起きたら、Mさんはいないと思います。」と答えた。するとMさんは、「もしあなたがあのまま寝たら、荷物をまとめて帰ろうと思っていた。支払いを済ませ、駅までタクシーで行けば、あとは帰れるから。朝、起きて、私がいなかったら、あなたはどうしたの?」と聞かれ、「パニックになってます。」と答えた。そこから、夜中の2時までMさんはセッションをしてくれた。
一体何をしたいのか?という問いに、私は、「Mさんと一緒に出掛けたい。」と答えた。Mさんは前から、「料金を支払ってくれれば付き合う。」と言ってくれている。こんな訳の分からなくなる前、少しだけまともだった時、私はしっかりMさんに料金を支払って一緒に出掛けていた。「自分では、エネルギーなど分からないから、一緒に神社に行ってアテンドをお願いします。」「洋服の選び方がわからないから、買い物同行をお願いしたいです。」そうやって素直に、頭を下げてお願いをしていた。正式に仕事の依頼をするのだから、料金を支払うのは当たり前だと思っていた。
だけど今の私は、金の亡者になっているから、どれだけMさんから搾取できるか、タダでやってもらえるかしか考えていない。Mさんに、「不愉快な気分でしかない。」と言われて当然だ。結局、山形まで来てやった事は、気に入らないと騒いでMさんに嫌がらせをしに来ただけだった。







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