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ASKA CONCERT TOUR WHO is ASKA !?山形公演


日時 : 2024/10/26㈯16:00開場・17:00開演
会場 : やまぎん県民ホール

先週、東京にて他アーティストのコンサートに行ってきまして、地元山形へ帰ってきて今度はASKAさんのコンサートへ参戦してきました。これで今年の現場は7公演目になるのですが、今年の4月に仙台で行われた宮崎薫さんの「Beautiful」ツアーに行きましたので、今年は親子2人のコンサートに参加した事になります。

リンク貼っときますね↓


やって来ました、やまぎん県民ホールです。2020年にオープンしまして、まだ新しいホールです。七日町にあった旧県民会館からこちらの山形駅西口に移転しました。山形駅に新幹線とかで来ると、めちゃくちゃアクセスいいのがGOODです!2.000人キャパシティで、まあまあ大きいホールかと思いますが、ガーデンシアター帰りだったのでどうしても小さく感じてしまいました。(批判や不満ではありません)やまぎんホールは素晴らしい施設です!。



ASKAさんのコンサートに参加するのはかなり久しぶりですが、ASKAさんも山形でコンサートを行うのは、ツアーではCHAGE AND ASKA時代の「SeeYa」ツアー以来およそ35年ぶりだそうです(ソロでは初公演)。山形でASKAのコンサートが見れる!それだけでも胸躍るのに僕自身24年ぶりのライブ参戦、どこか昂ぶる感情が抑えられないものがありました。

宮崎親子のチケット

席は15列目、最前列シートエリアの次のセンターエリアの中央の一番左端で通路側でした。いい席だと思いました、センターエリアは一段高いので見やすくかったです。最前列エリアはほぼFellowsの方々で埋まっておりました。

前に書いた記事「CHAGE and ASKA 45周年」でも書きましたが、私が参加したチャゲアスのライブは94〜95に行われた「史上最大の作戦」と
「SUPER BEST3〜Mission Impossible」そして2000年に行われたASKAソロコンサートの「GOOD TIME」です。
あとCHAGEさんのMULTI MAXのライブがあります。 

補足:あと99年、アルバムCode name 1.2を引っ提げたライブ「電光石火」ツアーも参加してました。チャゲアスのLIVEには珍しかったアンコールで数曲のあと「no no Darlin'」で締めくくったのが印象的でした。今回で5回目のライブ、人生でたった5回?それだけか?とファンの方からすればお思いでしょうけれど、何卒ご勘弁を…、大きな心でご観覧下さい。



今回のツアータイトルが「WHO is ASKA!?」「ASKAって誰!?」という面白いタイトルではありますが、今回のツアーのコンセプトは90年代のセットリストとその再燃という事で、私が経験した90年代のコンサートツアーを参加した者としては、まさにうってつけのライブでしたが、そうでない層や世代にでも充分に堪能できたはずです。

肝心のコンサートの感想は?と聞かれれば、とにかく物凄いライブを観てしまった!これに尽きます。セットリストが90年代のヒットソングも魅力の一つではありましたが、プラス今現在進行形のASKAさんが90年代のライブを再現してくれる、という贅沢でチャレンジングなライブでもあっただろうか。そしてツアー途中でも心配されたASKAさんの声の調子は前半は苦戦していた場面や悔しそうな表情、小さくゴメンね、と言うような仕草やキーを少し下げて歌った箇所も見受けられましたが、今現状のASKAさんを考慮すればそのパフォーマンスの高さは相当高いと思いました。ハイトーンでビブラートを綺麗に効かせた歌声は今なお健在でしたね。とにかく何よりもASKAさんが山形に来てくれて、初のソロコンサートをやってくれた貴重なライブだった事は間違いないです。


★セットリスト

OP:草原にソファを置いて

1.GUYS
2.Love Affair
3.HANG UP THE PHONE
4.LOVE SONG
5.BROTHER
6.Girl
7.未来の人よ
8.めぐり逢い
9.プラネタリウム
10.You are free
11.止まった時計
12.はじまりはいつも雨
13. PRIDE
14.誰の空
15.HEART
16.太陽と埃の中で
17.僕はこの瞳で嘘をつく
18.YAH YAH YAH
19.消えても忘れられても
20.歌になりたい
21.同じ時代を
22.On Your Mark

Ending


と、まあ贅沢な90年代にやってきたコンサートのようなセトリ。僕が参加したチャゲアスのライブでも歌った曲もあって懐かしさと共に、「あの時来れなくてゴメンね!今日再現するから…」とASKAさんの想いみたいなものがぎっしりと詰まったコンサートでありました。
MCでも語ってましたが、あの時代は東北地区は仙台を拠点に活動していたとの事で、僕も仙台体育館に足を運びました。


以前が選んだBest50に12曲入ってました。
これは嬉しかったですね。

オープニングフィルムの「草原にソファを置い」をピアノで弾きがかりでASKAさんが歌う映像の後にいきなり「GUYS」!このライブに相応しいスターティング ソング!…会場のボルテージは一気に上がりました。


2曲目の「LOVE AFFAIR」はBIGTREEツアーで歌われた曲、私が中学時代始めて参加したコンサートMOVIE GUYSや「SUPERBEST3〜Mission Impossible」に参加した時聴いた曲。ただアルバムとライブバージョンの音源はかなり違ってましたが、今回のはアルバム音源に比較的近いバージョンでした。3曲目は「HANG UP  THE PHONE」は恒例のASKAさんの「待たせたね〜〜!!」で始じまるあたりは「25周年コンサートtwo-five」を思わせる…。会場も凄い歓声上がりましたね!僕もノリノリでした⤴️⤴️。凄いカッコいい曲です。大好き!……アルバム「GUYS」に入ってる曲。

そして4曲の「LOVE SONG」と4曲続けてマイベスト SONGが続きました。5曲目の「BROTHER」は確か「電光石火」ツアーで聴いた曲で、アルバム「Brother sons」からの曲。軽快なテンポの
「Hey Hey Brother!」のナイスな曲なんですが、イントロもカッコ良くて、CDの音源よりもライブ音源のサウンドの方が断然かっこ良かったのが印象に残ってましたが、今回もあの時と同じサウンドでやっぱりかっこ良かった!いい音楽は時代を簡単に越えてしまいます。
6曲目の「Girl」はソロ曲で、これも
ソロ·コンサート「GOOD TIME」で聴いた曲で、出だしのアコースティックのサウンドが凄く良い曲で、今回もアコギのサウンドが抜群でした。今の時代のコンサートの音って凄い良くなってて、僕が行ってた時代のコンサートよりも別次元でサウンド良くなってます。ハイレゾって言うんですかね…そんな感じで、音はかなり良くなってます。


7曲〜10までも名曲揃いが続いて11曲目の「止まった時計」の前にMCでASKAさんが曲の誕生秘話を語ってくれます。詳細は控えますが、それまで様々なレコード聴いて吸収して、その記憶の断片を繋ぎ合わせて作った曲との事。あれ言っちゃったかな。凄く切ないサウンドなんですけど、秘話を聴いて納得でした。でもこの曲凄く心に響くんです。…↓

そして11曲はソロの名曲「はじまりはいつも雨」。しっとりとした曲調にも、しっかりと愛する人への想いを雨の日になぞらえて歌に込めた曲。

そして13曲目もこれまたシングル曲ではないものの、チャゲアスサウンドの中でもいつの時代も名曲に上げられる曲ですね。「PRIDE」ですが、この曲を歌ったASKAさんに震えましたね…。今までライブでもそれほど歌われて来なかったのかな?それだけ大事にしているのでしょうか…とにかくこの時の「PRIDE」ほど凄いサウンドはなかった。今まで聴いた中でも断とつの1位。今回のコンサートで一番印象的だったのがこの「PRIDE」でした。
なぜそうかと言えば想像ですけど、ASKAさんがアーティストとして曲に込めた想いというのは、全てここに入っているような感じがしました。声が調子が上がらないのに、それまで培ってきた経験と技術と力技で歌っていたのうな…、まさにプライドで歌い上げた「PRIDE」だったような気がしました。これは凄かったです!!

この曲のあと、会場全員がちょっと、えっ!?となってしまった瞬間がありましたが、それはあえて言いません。あの会場にいた者だけにしておきましょう。

ASKAさんは休憩タイムを設け、そのまま質問コーナーへと突入しました。その内容もあえて言いません。僕は他のコンテンツ「X」(旧Twitter)もやっているのですが、その時の様子をASKAファンクラブ「Fellows」のメンバーの方が上げてましたね。それとFellowsのメンバーの方とも何人かお会いしました。特に交流はなかったのですが、Fellowsのメンバーの方々も数多く駆け付けておりました。ASKAファンはとにかく熱狂的!!

質問コーナーに少し触れると、ASKAさんが「SeeYaツアー来た人いる?」という質問に何人か手を挙げたんですが、それに対してASKAさんは「え〜〜それしかいないの?皆んな死んじゃったの?」はウケましたねw。

物販で買ったグッズ。Tシャツ、フェイスタオル、アクリル製ASKAパネル、2023年のコンサートツアーのBlu-ray、噂の靴ベラも欲しかったんですが予算オーバーで断念しました⤵️

そして、コンサートは後半へ。ここからが面白いんですよ!チャゲアス時代もそうでしたが、後半の盛り上がりは群を抜いています。
もう、パチンコで言うと大当たりの連チャンが止まらないような、そんな感じです。(伝わったかな?)

後半の一曲目は『誰の空』から始まり、場内はスタンディング、90年代から一旦ディスタンスされるも、後半モードへ…いい曲でした。
そして、ピアノの旋律で始まる「HEART」へ頭上手拍子で場内盛り上がりました。「SUPERBEST3」ツアーの一曲目でしたので思い出しましたね。
サビに入る前にマイクスタンドを回転させるパフォーマンスもしっかりとやってくれましたが、マイクが落ちたんでしょうか…ハプニングも、ASKAさんは絶好調!声の調子も後半は良かったですね。そして次、僕が最初にチャゲアスを知った曲「太陽と埃の中で」。SeeYaツアー山形に行った友達のお兄さんが参加してそこからこの曲のCDを借りてチャゲアスが好きになった思い出深い曲。ライブで聴いたのはたぶん始めて?のような気がします。「追いかけて、追いかけても掴めないものばかりさ!」この意味は当時の僕は分かりませんでしたが、やっと今になって分かるようになりました。人生とは本当に掴めないものばかり、僕の人生で何かを掴んだものなんてない!断言できます。しかし現場ではそんな僕の空虚な人生をかき消すかのように「僕はこの瞳で嘘をつく」通称「ボクメ」スピーカーに足を乗せるスタイルも嬉しい演出、もう気分は90年代にタイムスリップ!ASKAさんもノリノリのアゲアゲで気合い入ってましたね〜。「僕はこの瞳で嘘をつく〜〜〜〜!!」のところはもう地声でマイクなんか通さず叫んでましたよ!ヤベ〜〜!マジで鳥肌立ちました!
そしてそして、そのテンションを保ったまま「YAH YAH YAH」で場内のボルテージは最高潮に!!でもこの流れは90年代の定番でした。場内全員が拳を振りかざしました!。盛り上がって、盛り上がって…落ち着かせる、だと次は「SAY YES」なんですが、ここは「消えても忘れられても」。いやスッゴいいい曲でした。アーティストならではの視点で描いた曲でしょうか。そして、次が「歌になりたい」は聖なる夜を思わせるようなコーラスでラストに歌ってもいいような曲でした。この2曲はアルバム「Bleath of bless」でどちらも名曲ですね。
そしてこの2曲のあとに「同じ時代を」という…まあ贅沢な並びです。本当にこのコンサートは大当たりでした。こんないいセットリストはそうないのでは…そんな事はないでしょうけれど、ASKAさんのコンサートはどれもいいのですが…。

そしてこのライブをラスト飾る「On Your Mark」うん、良いです、この曲は…もうチャゲアスの曲で一曲選べと言われたら僕は迷わずこの曲を選びます。人生とは常にスタートラインに立つような気持ちで前向きに生きたいからです。とても魅力あるセトリで締めくくってくれました。

撮影タイムこれは嬉しいですね、上手く撮れなくてごめんなさい


もう大満足で、感無量!!何も言えない…なんだろう?この満足度の高さと心が浄化される感は…。僕はコンサート明けの数日間しばらく余韻が消えず、どうしてくれるの?!と本気で思いましたね。いったい何なんだこの人は?……何でもないただの神…山形に神が降臨しただけだよ、と自分を納得させました。








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