見出し画像

バレンタインには要注意、映画『血のバレンタイン』のように…。


『血のバレンタイン』/1981年・カナダ

原題:My Bloody Valentine

監督/ジョージ・ミハルカ

脚本/ジョン・ビアード



今日はバレンタインですが、バレンタインで思い出されるのはこの映画。

その昔、洋画劇場で放送されていた80年代のスラッシャーもののホラー映画の数々…。

あの頃はこういったホラー、スラッシャー映画が次々に放送されておりました。本当いい時代でした。13日の金曜日、バーニング、血のシャワー、デビルズ・ゾーン、そしてこの『血のバレンタイン』もでした。

放送されたのも、このバレンタインの時期だったよう…、家族でこたつに入って観ました。

映画『岸和田少年愚連隊』でも、劇中でも「お前見たか!?血のバレンタイン」という問いかけに「見たわ!家族で見たわ!」と言うセリフがあったくらいです。


ハリー・ウォーデンという炭坑夫がツルハシを片手に殺戮を繰り広げるホラー映画。当時はあのコスチュームとガスマスクが怖かった。


けっこう前にブックオフでDVDを買ったんですが、2024年の6月にスティングレイという、マニア向けのホラー映画などのソフトを出しているメーカーから、残酷描写をバッチリ写したノーカット版が発売されたようです。


今のレビューより当時観て、印象に残っているシーンを思い出してみると、冒頭からの女性がやられるシーンもそうなんですが、町の保安官が心臓入りの箱を開けた瞬間「また始まった…!勘弁してくれ…」と言ってパトカーを急転回で引き返し、犬がワンワン!…と吠えるシーン、あれが凄っい印象に残っていますね。あのシーンは本当に事の重大さが観ている者に伝わってきて、これは凄い映画なんだぞ、と観る覚悟はあるか?を問いかけるような真に迫るシーンで、当時小学生だった僕は、ちょっと観るの躊躇ためらいましたね。

その他にも名シーンは幾つかあって、冒頭のパーティでエアーホーンを鳴らすシーン。

ドッキリの場面では、茹でソーセージの釜から心臓をすくい上げたり、コインランドリーの乾燥機から出た干乾びた死体と、メッセージカードを読み上げると電気を消すウォーデンは怖かった。田舎町は恐怖と混乱パニックに陥ってしまいますが、ある住人が対策法を考え、ドアを開けると威嚇する仕掛けを施し、何度か試して「わははは…」どうだ!みたいに余裕かましていると、次の瞬間、じゃ〜〜ん!とウォーデンが現れるシーンは、怖おもしろく好きなシーンでした。

他にも薄暗い洗濯室で、不気味に揺れる洗濯物が次々に落ちてくるあのシーンとか、見所が随所に散りばめられておりました。


映画のラストは、目の前で父親を殺害されたのを目撃し、やり場のない哀しみと怒りがトラウマとなり、自らハリー・ウォーデンとなって殺戮を繰り返してしいた。でもあれはまるでウォーデンの呪いが憑依したかのようでもありました。


最後は「愛しているよ…」と言い残し、大声で歌を歌いながら、炭鉱の奥深い暗闇へと消えていくラストシーンが何とも言えなかった…。

という、懐かしいホラー映画でした。





今の時代、義理チョコを贈る風習も無くなりつつありますが、バレンタインでの思いのエピソードを一つご紹介します。

その昔中学時代にクラスメイトにフェイクの偽チョコを14日のバレンタインの日に机の中に仕込まれた事がありました。

何も知らない私は、朝教室に入って来て、机の中を開けたところ…、

バレンタインのチョコが入っている、というドッキリと言うかイタズラ。

もらった本人は、てっきり女子からのバレンタインチョコだと勘違いし、その反応を見たかったらしいのですが、その前に別の友達が教えてくれました。

「気をつけろ、それは〇〇のイタズラだ!」とドッキリは未然に防がれました。

そのバレンタインチョコは、丁寧にしっかりとオシャレな包装とリボン、そして手紙も添えられており、随分と凝ったイタズラでしたね。

ホロ苦い思い出です…。


皆様はチョコもらいました?…、今はそんな時代ではないかもしれませんが、もらい過ぎてしまった方は、食べ過ぎにご注意下さい。

鼻血が出て、


文字通り、血のバレンタインと化しますので…。


くれぐれもご注意願います、



チョコはチョコっと食べて頂ければ幸いです。




いいなと思ったら応援しよう!