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英語に弱い私が、大学院入試の英語科目をパスした方法|おすすめ参考書と勉強法


はじめに

大学院入試には、それぞれの専門科目以外に英語の試験があるのが一般的です。
修士課程の入試の前、指導教員から

「英語だけは本当に頑張ってね」

と言われました。

私の通っていた大学の場合、英語の試験問題は大学院各専攻共通。問題の作成から採点まで、英語系専攻の先生が全て担当していたようです。

英文学やフランス文学、西洋史など、研究活動に英語を使用する専攻と共通の問題を解くのですから、非英語系の専攻はスコアが低くなります。

専門科目は指導できても、英語についてはどうしようもないということだったのでしょう。

幸い、私は英語で足切りされることなく、進学できました。
私なりの勉強方法について、思い出しながら書いてみたいと思います。

🚨私と同じく、英語に自信のない方は参考にしてみてください🚨

やるべきことは大きくわけて

  1. 過去問を入手する

  2. 傾向を把握する

  3. 対策しながら勉強する

この3つです。


1.過去問入手

大学院入試の過去問は大学院事務所で保管されていて、問い合わせれば見せてもらうことができます。
オンラインで公開されている大学院もありますので、まずホームページをチェックしてみましょう。例えば以下の通りです。

✒️慶応大学の場合🗡️


🌾早稲田大学の場合🌾

まず、それを見て傾向をつかむ必要があります。

ホームページでは公開されていない年代の過去問題については、先輩が持っているはず。
研究室の訪問や見学をする機会があったら、聞いてみてもいいかもしれません。

2.傾向を把握する

問題構成を知る

各大学ごとに特色があるので、自分の志望校の過去問を確認する必要がありますが、基本的に、長文の読解と翻訳が中心の問題構成になると思います。
国立大学の入試問題に似ているかなという印象でした。

先輩の体感を聞く

話を聞かせてくれそうな先輩に心当たりがある場合、英語の試験を難しいと思ったかどうか、聞いてみるのも有効だと思います。
その専攻を受験しようとしている人たちにとって、その試験がどのような難易度なのか知ることができると、対策もしやすくなります。

私の場合、先輩たちは口を揃えて
「英語は難しかった」「英語の点数は低かったと思う」「英語の点が足りなくて落ちたとしか思えない人がいる」と言っていたので、
私にとっても難易度が高いだろうと想定、
基礎的な問題を取りこぼさないようにすることを優先して、完璧は求めないという方針で勉強することに決めました。

3.勉強方法

院試向けの英語参考書ってどうなの?

大学入試の場合、一学年で何百人から何千人という人数が受験するので、問題集も参考書もたくさん出版されていますが、大学院の場合は受験者は各学部で(多くても)数十人。
対象となる人間が少なすぎて、ドンピシャの参考書などはありませんでした。

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