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エッセイ|#3 ライブグッズは絶対に買っておいた方が良い(aespa日本アリーナツアー@大阪感想)

読み終えるまでの目安:1分半〜2分

既に終了しているライブツアーの感想ですが、ほんの少しだけネタバレを含んでおりますのでご注意ください。


念願の初ライブへ

2024年7月27日の朝。僕は念願だったaespaのライブに参戦すべく、友人と2人で大阪に向かっていた。

移動中にYouTubeで新曲のおさらいや掛け声の予習をしていたら、あっという間に新大阪に到着。
梅田のレストラン街で粉もんを胃にぶち込んで腹ごしらえを済ませ、さっそく会場であるAsueアリーナ大阪へと電車で向かった。

会場に到着

こういう類の日記には大抵、会場の様子や購入したグッズの写真を載せるのが定番なのだろうが、iPhoneのカメラロールをいくら探しても、当日の写真は1枚もない。
理由はシンプル。この日の大阪はとにかく暑かったからだ。

正確な気温は覚えていないが、確か36〜37℃だったと思う。少なくとも、体感はそれくらいあった。
その上、会場の周辺には屋根や背の高い建物など日光を遮ってくれるものが殆どなく、見渡す限り一面の日なたである。
当初はグッズショップを見て回ったり、会場の写真を撮ったりする気満々であったが、会場に到着して数秒で戦意喪失。開場後すぐに中に入って自席で涼むことにしたのだった。

席はスタンドの2列目だったが、目前の1列目の席には最後まで誰も来なかった。何かやむを得ない事情があったのだろう。
開演前の間、大型ビジョンでは過去曲のMVや、新曲”Hot Mess”の掛け声練習ムービーがループで流れていた。直前まで予習させていただけるとは、私のような新参者にも優しい仕様である。

遂に開演

ガールクラッシュ全開。超カッコいいパフォーマンスの連続。登場から1曲目"Drama"までの一連の演出は観ていて鳥肌が立った。
自席はメインステージの反対側であったため、実物は柿の種くらいの大きさ。大型ビジョン:実物=8:2くらいの比率で視線を切り替えながら、覚えたての掛け声をたまに間違えて恥ずかしくなりながら、そんな感じでまったりと鑑賞していた。

ところがライブも中盤に差し掛かった頃、aespaの4人を乗せたトロッコがアリーナの外周に沿ってこちらに進んでくるではないか。

aespaが目の前に!!しかし‥

しまった。油断した。
ペンライトは事前販売の時点で売り切れ。暑さを理由に並ぶのを横着し、うちわもタオルも何一つ買っていない。aespaが目の前まで来てくださるというのに、こちらは完全にステゴロである。

ふと隣に目をやると、ニンニンのうちわを持ったカップルがはしゃいでいる。
もし席を替えてあげられたなら、もっとニンニンから見えやすい位置でうちわを掲げられるのではないだろうか。どうしよう、声をかけようか‥かえって移動が面倒かもな‥いや、でも‥

そんなことを考えていたら、いつの間にかトロッコが目の前10mの距離まで来ていた。
感情としては、嬉しさと申し訳なさがぴったり半々。恐らくは引き攣った笑顔で手を振っていたに違いない。
それでも、カリナ・ウィンター・ニンニンお三方のご尊顔を肉眼におさめることができたのは、諸々含めて一生の思い出になった。
(えりちゃんは残念ながらスタンドの方を向いてくれなかった)

おわり

グッズは絶対に買っておいた方が良かった。次はネットの事前販売をしっかりチェックしなければ。
ステゴロでぎこちなく手を振る自分の姿を思い出しながら、Apple Musicで自作したプレイリストをBGMに、帰路に就いた。


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