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地域とともに発展する企業へ - オープンイノベーションプログラム「Co-Creation with Network」【中国電力ネットワーク株式会社 代表取締役社長 長谷川宏之インタビュー】

▶プログラムwebサイト  https://chugoku-nw.regacy-innovation.com/

2024年1月、中国電力ネットワーク株式会社は、地域とともに発展を目指す企業として、スタートアップ企業をはじめとした外部企業との共創によるオープンイノベーションの実現を目指す「Co-Creation with Network」を開催する。同社のビジョンや本プログラムの目的について、代表取締役社長 長谷川宏之氏に語ってもらった。

中国電力ネットワーク株式会社の事業について

中国電力ネットワークは、2020年4月に中国電力の送配電部門を分社化し、中国地域を基盤として送配電事業を展開している会社です。
私たちの原点は「電気を守り、安定してお届けすること」です。そのため、保守的なイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、近年では、設備保全業務の高度化に向けた積極的なDX推進に加え、「グリッドスカイウェイ有限責任事業組合」に参画し、経済産業省の「デジタルライフライン全国総合整備計画」におけるドローン航路の構築や、送電鉄塔に架かる光ファイバーケーブルのセンシングデータを活用した再生可能エネルギー導入拡大に向けた実証実験など、新たな取り組みを進めています。

中国電力ネットワークのビジョン

当社は、経営ビジョンにおいて2030年に目指す姿として「地域とともに発展する企業」というテーマを掲げています。
送配電事業は地域の皆さまによって支えられているため、地域の発展なくして当社の成長はありません。中国地域は人口減少や過疎化など社会構造が大きく変化しつつあり、また、カーボンニュートラルなど新たな課題への対応も迫られています。原点である電力の安定供給はもちろんですが、デジタル技術や当社のネットワークを活かした新規事業を通じてこれらの課題を解決し、地域の発展に貢献していきたいと考えています。

オープンイノベーションプログラム開催の目的

世の中の目まぐるしい変化に対してスピード感をもって地域の発展に貢献するためには、当社単独の取り組みでは限界があります。従来の価値観にとらわれず様々な視点で、真摯に社会の変化や課題に向き合うイノベーション企業の皆さまとの共創が不可欠です。
これまでもさまざまな共創の取り組みを進めてきたところですが、「地域とともに発展する企業」の実現に向け、今回開催するオープンイノベーションプログラム「Co-Creation with Network」を通じて取り組みを更に加速させていきたいと考えています。
本プログラムでは、イノベーション企業の皆さまが保有する先進的なプロダクト・サービスと、当社がもつ様々なネットワークをかけ合わせ、地域に役立つ新たな価値創造に取り組んでいきます。
当社と企業文化の異なるイノベーション企業の皆さまがともに手を携えることでどういった成果が生まれるか、今から非常に楽しみです。

応募を検討している皆さまへのメッセージ

本プログラムの共創活動は、当社としての新規事業創出はもちろんのこと、イノベーション企業の皆さまの事業成長にも貢献し、お互いにとってメリットのある内容にしていきたいと考えています。
また、単発の検討や実証で終わらせるのではなく、良い成果が得られた案件はその後の社会実装までしっかり取り組んでいくつもりです。
当社の思いに共感していただける皆さまからのご応募をぜひお待ちしております。地域の明るい未来をひろげる新たな価値を一緒に創っていきましょう。

代表取締役社長  長谷川 宏之

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