1秒で食べられるより、エモさの方が 大事だった。みたい......
当初の目的「大根を大量消費する」から
切り干し大根作りに挑戦し、
いつの間にか大根を完璧に乾かすことにシフトして
「超薄むきピーラー」で極薄に削った大根を干すところまで到達。
その結果、大根を短時間で中までしっかり乾燥させることに成功しました。
乾燥までの時間は、乾燥した晴天の日で朝干して6時間くらい。
あとは風や天候で左右されます。
純白と言っていい、ほぼ紙。
乾燥させた切り干し大根は、ノート紙よりも少し薄いくらいの厚さで、
皮の部分はまっすぐに干し上がり
内側にゆくほどに螺旋状にちぢれて乾き、それはそれで案外可愛い。
三浦系大根や漬物大根では純白に干し上がり、
糖度の高い青首大根でも白く干し上がりました。
ただ、青首大根は糖が酸化しやすいためか
湿気たり、時間か経つと、販売されている切干し色に変色しがちです。
普通の切り干し大根は水に戻してから調理しますが、
この極薄切干しは戻す時間が要らず、
つきなみの出来上がったお味噌汁に入れると
すぐに水分を含んで食べることができます。
けれど長いまま使うのはなんか違う。
せっかくなので細かく切ってみた
紙ほどの薄さなので、なんとなく素直に細かく切ってみると
これがなかなかカワイイ。
青首の皮の緑と内側の白を合わせると更にカワイイ。
切り幅を変えたり、三角に切ると花びらみたいでこれもカワイイ。
当初カップ麺に足して食べようと思ってた
カワイイはさておいて、これをどう食べるか考えた時、
手っ取り早く
出来上がったカップ麺に乗せて食べたらいいと思っていました。
でも、そこまでカップ麺は食べないので、
やっぱりお味噌汁の浮き実にするか。
いやいやまって、
クリスマスも近いことなので、
赤いトマトスープに浮かべるのはどうだろう。
赤いスープに白い雪か、白い花なんてね〜。
見た目は…いいぞいいぞ!
味は、乾燥してても大根の風味は残っているので、
トマトスープに時々わずかにぽりっとした食感の
遠くに大根を感じるかなぁ〜?という感じで、
思ったほど味に影響はありません。
大きな変化としては、「食物繊維は増量された!」って事でしょう。
これは十分ありだ!
はまってわかった注意点
当然、極薄切干し作りにはまり、
これも毎週末のように切干し作りに精を出し、
出来上がった切干しの保存も工夫してわかっているのは、
保存は瓶で、シリカゲルを入れる事。
シリカゲルはお菓子に入っているもので十分。
切干しは水分を含んでも微妙に膨らむくらいで大きくはならない。
水分を含みやすいので水分を含ませると1秒で戻るけれど、
湿気に弱い。
青首大根は変色しやすい。
通常の煮物には向かない。
食べすぎると腸を刺激し、腸環境が快適を越してしまうため、
適量はティースプーン1杯くらいが良い。
ティースプーン1杯でも生の大根10センチぶんくらいはありますからね。
ちなみに、私はカレースプーン山盛り3杯くらいを
一度に食べて、下さずに激スッキリというのを体験して、
良い事だけど人に勧めるのは控えたいと思います。