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ベランダデスバレーの運命を変える初収穫は驚きの豊作だった!

6月は一時的にうどんこ病が発生したものの、
薄めた酢酸で被害を抑えることができ、
ミニトマトは3本とも順調にし立ち続けます。
そして7月、ジャスミンに似た香りの金柑の花が咲き、
ついに記念すべき運命の日を迎えます。

金柑の花

2つ目の「デス」を超えた日

ベランダデスバレー。
長らく植物が育たなかったこのベランダで、
冬のベビーリーフに続いて、夢にまで見た野菜栽培の、
しかもトマトの収穫がついに実現します!
数個でも収穫までこぎつけられればそれだけでも奇跡だと思っていたのに、
憧れの鈴なりのまま熟してゆくミニトマトたち。

純あまとデルモンテイエローEX

あぁ、なんと言えばいいんだろう!
この感動の光景は!
勿体なさすぎて収穫できない。
でも、やっぱり収穫して、ちゃんと食べたい!

3種類のミニトマトはどれも熟すまでに時間がかかったためか
思いのほか皮がしっかりしていて、
皮の感じは昔の葡萄の巨峰に似ています。
デルモンテのひるまちゃんはぷちっとトマトらしい甘酸っぱさ。
ミニトマトらしい味わいで、
純あまオレンジのゆうばえちゃんは
3種類の中で一番皮がしっかりしていて
その分味はひるまちゃんより濃い感じ。
果肉もややサクッとした食感。
そしてアイコのあさひちゃんは「スナック」のような
サクッとした食感で一番トマトらしい甘味と酸味で
私は一番好き。
これも日照が足りないためか、販売されているものに比べれば
甘さは控えめだけれども、そこはいいんです。

ベランダデスバレーを脱却して、野菜が育ち、収穫できること。
これがいちばんの目標だったのですから!

アイコとデルモンテイエローEX

あぁ、本当に感激です。

野菜作りは土作りというけれど、
考察した通り、
土にとって一番大切なのは微生物だった。
あぁ、微生物よありがとう!
そして、ミニトマトは次々と色づいて、
8月中旬までに各種約100個ほど収穫することができました。

前半の収穫

収穫したらどう食べる?

7月の終わりまでにおよそ50個ほど収穫ができましたが、
さすがに全部生食はきついし、面白くない。
そこで、イタリア料理の塩トマトを作って、
煮込みやパスタに入れようと思いつきます。
ミニトマト、切り口も美しい!

私は普段から赤穂の甘塩か伯方の塩を使っているのですが、
イタリアのマンマのレシピを参考にしたら
ちょっと塩の量が多くってちょっとしょっぱすぎてしまったので、
調理に使う際には多少塩抜きする必要がありました。
でも、味自体は間違いない美味しさ。

塩トマト

そのほか食べきれないトマトは冷凍しておいて、
煮込み、サラダ、カレーなどに入れて楽しみました。

次に控える野菜と、トマトの耐久性テスト

本当はトマトについてもう少し熱く語りたいところですが、
あくまでメインは「土」。
収穫が終わったトマトの木はこのまま切らずに置いておき、
ベランダデスバレーの真骨頂、真夏の灼熱地獄にどこまで耐えられるかを
実験します。

ミニトマトの収穫が最盛期の頃、種から植えた四角豆と六尺ささげが
ようやくやる気を出して来ました。
この2つの豆の収穫期はミニトマトと同じと思っていましたが、
まだまだつるも伸びていません。

どちらも亜熱帯地方が原産ということなので、
灼熱の真夏を超えてもらいたい。

ひるまちゃんと四角豆

果たして
リフォレストした土、微生物は
このベランダデスバレーで生き残ることができるのか、
植物をどこまで生き残らせることができるのか。

六尺ささげ

いよいよ真の戦いの時がやって来ます。

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