にわか石ハンターは、執念の小石ハンター?
三浦半島立石海岸
前回濁りのある水晶か、めのうを求めて三浦半島の立石海岸へ
ビーチコーミングに行きました。
「前回?」
そう、遡る事2週間前。
産総研のWeb地質図サイトやYouTubeなんかで
三浦半島の海岸にはめのうや硝石が拾える場所があるという事で
三浦半島を訪れていたんです。
その事を書いたと思っていたんですが、
記事が書きかけだった!
というわけで、いきなり2回めからの
報告になります。
確かに瑪瑙は拾えた
まず、1回めは佐島マリーナの近くにある
秋谷海岸から立石の海岸までをビーチコーミング。
狙っていたのは、透明ではない水晶類の硝石と
瑪瑙です。
石に不純物が入っているけど、光を通せるならそれでいいという
考えで、巷の石ハンターの方が聞いたら
申し訳ないほど、石の同定はまるで意識していませんでした。
透明度のあるやつはみんな瑪瑙という括りです。
とはいえ、何がどれだけ落ちているのかわからないので
とりあえず、透明感のある石や、
模様の面白い石なんかを拾ってみました。
下の写真の黄色っぽい小石の塊と
下の白っぽい塊が光に透ける
瑪瑙や、何かはわからない透ける石です。
小田原の石は全体的に色が暗めだけど、
三浦半島の石は全体的に明るい色の石が多い印象です。
この光に透ける石で何ができるか。
箱庭のどの部分にどういうふうに使うのがいいか。
この2週間考え続けてきました。
そして、ただ土の上に敷くのではなく、
材料として何か作りたいと思ったんです。
思いついたアイデアを実現するには
小さくて丸い瑪瑙や小石が圧倒的に足りません。
そこで、今日もまた2回めのビーチコーミングに向かったんです。
1センチ前後の小さい瑪瑙は思いの外たくさんあった
昨日からの強風で、
三浦の海岸はぱっと見砂。
「これでは目的のものは拾えないかもなぁ」なんて
思いますが、よく考えれば狙っているのは
人が拾わないような小粒の石。
表面の細かい砂の下は私が狙っている小石がわんさかあるんだった。
今回は2回めなので、日光の当たり具合や
反射の輝きで案外簡単に石が見つかります。
とはいえ、3時間ぐらいは拾ってたかな。
小粒の瑪瑙以外にも、
小さなアコヤガイや容器のかけらなんかも拾えたし、
やや大粒の半透明の白い石や、
ゴツゴツのめのうなんかも拾えて大満足。
これだけあれば、目的のものは作れそうです。
本日のイチオシは、陶器のかけら「酒」。
こんなちっちゃな字で書かれる酒の瓶は
一体どんな容器なのでしょうか。
ちなみに、アコヤガイの中にはパールは入っていませんでした。
小さすぎるもんね。
立石でめのうを拾うなら
立石海岸の瑪瑙や、ある程度光が透けるいしを拾う場合、
大きなものは狙っても、ほとんど拾うことはできないので1cmくらいまでの
丸っこくなった石をねらうのがおすすめです。
これくらいの大きさの石なら磨かなくても
イヤリングやネックレスにそのまま使えますし、
これくらいの小ささなら、
結構いろんな瑪瑙がひろえます。
それに、そもそも大きなめのうなんて、
そう落ちてないですから。
というわけで、今回も箱庭向けの小石を拾い歩いたわけですが
ただ一つ心配なのが明日の足腰の筋肉痛です。
明日の日中眠くなっちゃうかもしれない懸念もあったりします。
前回は翌日家から出られなかったもんな。
今日は足にシップを貼りまくって寝るしかないですね。
猫に嫌がられるのを覚悟して…..。