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小田原ビーチコーミング。というか石拾い。
休みだというのに朝5時半に目が覚める。
休みの日には寝坊したいと思っているけど、
最近はわりと体調が良いので、前日に半熱中症気味でなければ
いつもの時間に目が覚めるようになりました。
5時半に起きるのは、もちろんベランダパトロール&水やりのため。
この酷暑ですもの、朝、水やりや滴落ちの準備に時間を割かないわけには
いきません。
今朝は先週職場でいただいた米糠を
リフォレスター1号器に入れる作業(別記事で書きます)をして、
インスタを投稿。
そして、一息ついてふと、考えます。
「この夏、暑すぎてほぼどこへも行けなかったなぁ。」
台風も来るらしいけど、今日は何とかお天気持ちそうだし。
「そうだ、海に行こう!」
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海へゆくその理由は…
私が海へゆく理由は、さすがに海水浴ではなくて、
石拾いなんです。
さすがに溶岩石は入らないかもしれませんが
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海岸なら、
手のひらに収まるサイズの石で面白い石が落ちれいると踏んで、
海岸があって、海に近い駅の心当たりは2箇所。
鎌倉の逗子か小田原です。
逗子は冬季のカケラや瑪瑙などがあってハズレがないのはわかっています。けど、絶対に人が多い。
ならばまだ一度も行ったことがない小田原の海岸にしようと決め、
10時を回ってからの出発です。
所要時間はおよそ2時間半。
もうちょっと早く決断すればいいのに
小田原で拾える石をネット検索してたらおそくなっちゃって。
小田原の御幸海岸へ到着したのは13時30分ごろ。
まぁ、1時間くらいぶらついて…..なんて思っていましたが、
御幸海岸は三浦半島とは落ちてるものが全然違って
いや、ちょっとこれは面白い!
まず、陶器やガラスが見当たらず、
岩、石、砂と申し訳くらいの海藻の切れっ端に、
ときどき猛毒クラゲのおなくなりがあるくらい。
目的は、毎日見ても見飽きないと感じた石で、
重み緑色の石を探すことなので、
陶器やガラスはない方がいい。
欲しかったのは緑色が入った石
私には石の知識はありません。
拾う石は全くの好みです。
欲しかったのはブルーか緑色の石。
何年か前逗子で1センチにも満たない緑色のキツネ石というのを拾い
それを箱庭の上に置いておいたんですが、
水やりをするたびに鮮やかな緑色に光って綺麗だったんです。
とにかく小さかったので、スズメに飛ばされたか、
土に潜ってしまったんだと思います。
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小田原の海岸はには逗子よりも緑色の石や
緑と白が混ざった石が多く、探しがいがありますね。
そうこうしているうちに、あることに気が付きます。
「ここ、溶岩が丸くなったの多くない?」
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そもそも溶岩というのは、ゴツゴツのイメージしかなかったけれど
この海岸では丸くなった溶岩石が結構あります。
しかも、色のバリエーションがあって、
黒、赤、赤黒、茶色、ピンク。
穴ボコの開き方も細かいのから大きめなのまであって面白い。
いやちょっと待て。
これ、小さいのも大きいのも多肉用に使えるんじゃない?
そう考えてからは、緑の石+丸っこい溶岩の石も拾います。
つぶつぶ模様の謎の石
楽しげに水と戯れる海水浴客さんを尻目に
ひたすら石探しを続ける私。
目が慣れてくるとこの海岸の石は
模様の入った石が多いことに気づきます。
意識が石の中の景色へ向くと、あれもこれも素敵に見えてきます。
「これはダメだ!全部欲しくなる!」
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下の白い粒が四角いというところもグッとくる。
とりあえずめぼしい石はみんな拾って
貯まったら本当に欲しいかどうか選別し、また拾うというのを繰り返し、
気がつけば時間は15時をとっくに過ぎています。
それに箱根方面から黒い雲が……。
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夕方には帰りたいと思ってたし、黒い雲も怪しげなので
ものすごく後ろ髪をひかれつつ
海岸を後にします。
駅まではおよそ1km。
雨雲は予想より早いスピードで迫ってきていて、
小田原城のお堀に差し掛かったところで
いきなり大粒の雨が滝のように落ちてきました。
折り畳みの傘を広げる数秒の間も待ってくれない。
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画材屋さんの軒を借りて雨宿りしたものの、
当分雨はやまないらしかったので、
道すがらほとんどないお店の軒を転々と頼りながら
なんとか駅まで辿り着きましたが、
足元は膝下までぐっしょり。
背中もまぁまぁびっしょり。
駅ビルのトイレで水分を抜いて、そのまま帰ろうと思ったのですが、
丸亀製麺を見つけてつい寄り道。
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思ったよりも体が冷えていたのと、お腹も空いていたことに気づき、
我が定番の「かけ並、かしわ天、ネギと生姜」にちくわの磯辺揚げを注文し
その暖かさにホッとします。
そういえば、丸亀製麺は1年ぶり。
安心のおいしさでした。ごちそうさま。
拾った石は真水につけて数日間塩抜きをしてから
改めて取捨選択して、箱庭に使わないものは
また海岸へ返しにゆきます。
今度はもっと冷静に海岸で石拾いしたいですしね。