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リプサリス・ハティオラ・サルコニオイデスについて語りたいっ!

謎の糸サボテンにくびったけ!

今日はリフォレスターはさておき、手に入れてから6日目の
リプサリス・ハティオラ・サルコニオイデス
和名:猿恋葦(さるこいあし)について語りたいと思います。
カタカナ変換が面倒くさいので、以下”猿恋葦”と書きますね。

リプサリス・ハティオラ・サルコニオイデス
Rhipsalis  Hatiora Salicornioides
和名は猿恋葦
海外ではDancing Bones(ダンシングボーンズ)と呼ばれているらしい。

踊る骨サボテン。わからんでもないけど….。

実は猿恋葦については国内での情報はほとんどなく
海外での情報も少なめなんです。
なので、猿恋葦について詳しいことはほとんど
というかほぼわかりません。

本来、ぷっくり膨れた先端には黄色の花が1つづつ咲くようなのですが、
ぷっくり器官は蕾ではなく、成長のための台座みたいなんですね。

調べた限りでは、花も咲かせるけど、
実はつけず、
花が枯れた後は次のぷっくり器官を成長させてるらしいんです。

ぷっくり器官から伸びる新しい葉

ただ、今回手に入れた猿恋葦と海外で紹介される猿恋葦は
似ているようでちょっと違う感じがします。

下の枝は4股、上の枝は1〜2股。

海外の猿恋葦は主に2股で伸びるようですし
主軸も木質化しているものがほとんどですが、
今回購入したのはわりとみずみずしく主軸もそこまで木質化していませんし
何より密度が濃い。
そして先端につくぷっくり器官も1〜4つというランダムさ。
さらに、主軸によって分岐の数は異なっているらしいというのも
興味深い。

この枝は主に3股

さらに、
枝によって赤みがあるものから緑が濃いものまでバリエーションがあったり
枝の細さにも違いがあります。

必然の個性か、偶然の個性か
この枝はあまり横に広がらないみたい

例えば、そもそも、ぷっくり器官の先に葉を伸ばすのが
猿恋葦のスタイルなのかといえばそうとも言い切れないようで、

お気に入りのベストショット
下の葉は糸サボテン形状

下の方の葉は糸サボテン形状のままですし、
上の方にも葉形状の枝もあったりします。
どういう利用でこういう形なのか、眺めるだけでも
常に新たな謎を投げかけてきます。

ミステリアスな糸サボテン。
今後も目が離せません。

Youtubeで野生のリプサリスを紹介するチャンネルを発見

猿恋葦の原産地を知りたくてYoutubeを検索していたところ、
ブラジルの野生のリプサリスの動画を発見しましたので
ここに貼っておきますね。

古代生物の形状と....…


それから国立科学博物館で
猿恋葦そっくりな形状を見つけました。

…マズイ、完全に脳が猿恋葦に侵食されている!ぐぬぬ。

国立科学博物館で。

とはいえ、古代の植物は猿恋葦の祖先でもあるので、
猿恋葦の一見奇妙な形も
その形状は古代から受け継がれたものなのかもしれませんね。



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