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糠床、日本酒、臭豆腐。リフォレスターの米糠リカバーの様子はスーパーで確認できる?

カルスNC-Rじゃないとダメ….ってわけでもないけれど。

リオレスターの中で虫やカビ、キノコ菌が繁殖しない謎ですが、
一番大きな鍵を握っているのがカルスNC-R(以下カルス)です。
農業用微生物資材のカルスの中の微生物は
籾殻分解に特化した微生物資材なので
当たり前といえば当たり前なのですが、
稲に関する植物のかった〜い繊維を効率よく分解させるため
稲の周辺で多く生息している微生物を使っているらしい。

話に聞くところによると、やはり、数種類の稲周りの微生物で
構成されているらしい。
らしい、らしいと繰り返すけれど、企業秘密なので仕方ありません。

その中で、リフォレスターではっきりと解明できているのは”麹菌”です。
そしてリフォレスターで
最も重要なの役割を果たしているのがこの”麹菌”です。

なぜ麹菌とわかったか

これまでの実験で
リフォレスターの微生物だけで土の質の改良する中で
ほぼ四半期に1回カルスを投入から、半年に1回投入、年1回投入と
カルスの量を減らしてきています。

減らしたかわりに、”米糠でリカバー”というものを増やしました。
”米糠でリカバー”とは、そもそもカルスで推奨されている
米糠をスターターとして使うという指針に沿ったものなんです。
つまり、カルスの微生物は米糠で増える。

ならば、野菜を育て終わった土に米糠を入れれば、
カルスの微生物が土の中で生き残っているかどうかがわかると
考えたんですね。

この試みは想像通りの結果と、
想像を超える良い結果と、
場合によってネガティブ要素になる懸念と
想像していなかったカルスに対する鶏糞の中の微生物の大きな役割を
紐解くことになりました。

そもそも最初からカルスには米糠を入れてこなかったために
真実からは遠のいていたというのが正解かもしれませんが^^。

それも”リフォレスターの理想的な運用には必ずしも米糠は必要ない”
という意味では大切な実験結果かもしれません。

いずれにしても、カルスの微生物の中に多く含まれているのが
”麹菌”というのは、米ぬかを投入した2〜3日後に確認できるのです。

糠床、日本酒、臭豆腐。米糠カバーの様子はスーパーで確認できる?

”麹菌”は身近なのに実際の姿はよく知られていない
特に日本人の生活には欠かせない有用菌です。

最近のテレビ番組ではあまり目にしなくなりましたが、
台湾や中国の食に関する番組や、酒造りが始まる頃、
意識はしていないと思いますが、
私たちは麹菌の成長の姿”糸状形態”を目にしているんです。

特に、日本酒づくりのキモの一つである”麹造り”の工程と、
台湾、中国の臭豆腐作りが、
私にカルスの中の”麹菌”の存在を教えてくれました。
米糠リカバーでは、一時的に糸状形態の白い森が現れます。

糸状形態の麹菌はスーパーでふつうに販売されていたりします。

糸状形態を放置すると腐ってしまうため、
日本酒でも、臭豆腐でも発酵止めをして、食品に使うんですが、
リフォレスターの米糠リカバーでも、発酵止めの作業は行います。
その発酵留めの方法が糠床のメンテナンスと似ているんですね。

乳酸菌ではないのか?

厳密に言えば、麹菌の中には乳酸菌は含まれています。
そもそも麹菌は食用の発酵に関係する乳酸菌を含む菌類の総称なので
リフォレスターでも”麹菌”とまとめさせてもらっています。

私は学者ではないので、
屁理屈を言わせてもらえば、細部まで証明するのが学者の仕事で
有用な結果を実験で導き出し、広めるのは一般人でもかまわないと
考えています。
私は、料理研究家や、インストラクターとして
興味を持って試してみたい人に、わかりやすく
気軽に菜園・園芸ライフを送る手助けがしたいのだから。




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