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どうやって作った!らせん階段

「トマソン」ご存じでしょうか?

町中に建築途中で放置されている建造物や、増築や改築によって不要となった階段が壁に向かって伸びていたりする状態が不必要なのに残っている様を指します。

私はこのトマソンが大好きで町中で見かけるとつい写真を撮ってしまいます。

何でそうなったの!?と突っ込みどころ満載なトマソンに関連して、世の中にはどうやって作ったの!?

と現代の技術を以ってしても解明できない製作・建築技術が存在します。

その名も・・・

ロストテクノロジー


現存する創造物なんだけど、どうやって作ったかわからない古代の技術(テクノロジー)を世界的にロストテクノロジーといわれております。

有名なロストテクノロジーとして、エジプトのピラミッド、イースター島のモアイ像我らが日本の日本刀にも、現在でも再現不可といわれる技術要素が含まれるものがあるようです。

このロストテクノロジーの中で特に興味深いのがアメリカ・ニューメキシコ州・サンタフェにあるロレット教会の螺旋階段です。

時は1873年、ある建築家が二階建ての教会を建設していました。

完成間際になって彼はあることに気づいたのです。


「ヤバ・・・階段、付け忘れた・・・」


弘法にも筆の誤りという言葉がありますが、彼もまさかの凡ミスにショックを受けたことでしょう。

ようやく完成するぜ!って時にあろうことか2階にあがる階段を付け忘れており、また完成間際という事もあり、階段を設置するスペースもない。

階段を設置するなら一度取り壊して、また最初からやり直さなければならないという最悪の事態です。

腕のたつ大工さん達も、「シスター。さすがにこりゃ無理だぜ」と誰も首を縦に振りませんでした。

そんなある日、途方にくれるシスター達に一人の男がやってきてこう言いました「俺、その階段作ってもいい?」と。

彼が作り上げた階段


彼はシスターの同意をもらうとすぐに木片をたらいにつけて作業を始め、用いた道具は一本の鋸とT定規、そして金槌だけ。

作業中誰かが入ってくると作業を中断し、誰も彼の作業の肝となる部分を見ることが無いまま、出来上がった階段は33段、完全に360度を2回転するらせん状のものだった。

階段には木の釘は使われているが、鉄の釘は一本も使われていない。

そしてなんと、螺旋階段を支えるはずの支柱がない、螺旋階段を作り上げたのだった。

140年経った今でも普通に使われているこの階段を作った謎の男の技術は誰もわからず、まさにロストテクノロジーとなってしまった。

階段はまだしも・・・


さすがに階段は忘れないにしても、完成後に
「これ、つけておけばよかった。」と悔やむことはよくありますよね。

弊社はセントラル浄水器(水道管元付け型の浄水器)のメーカーで、BtoC向けにセントラル浄水器を製造、販売しておりましたが、設置したお客様が
「新築の時に知っていればよかった!」
とおっしゃる声が非常に多いのです。

そこでハウスメーカー様、建築設計事務所様の新築の付加価値として
「全館浄水」のお手伝いをさせていただければ幸いです。

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