未来を引き寄せれば経営は面白くなる~「逆算」と「右脳」の思考法
何となく前年対比で計画を立ててしまう。いつの間にか自分の軸がぶれてしまう。日々の行動を支える指針がほしい。そんなふうに感じるファミリービジネスの方々にお勧めするのが、視点を「過去」から「未来」に転換する思考法です。
美容室やカルチャースクールなど9業種24店舗を展開するビューティアトリエグループ(宇都宮市)代表の郡司成江さんは、将来なりたい「理想の自分」を思い描き、その自分なら今どんなふうに振る舞うかを考え、行動する「逆算思考」を身につけてから、日々の行動に迷いがなくなり、経営に対するワクワク感が増しました。
そして、日本伝統の前掛けを世界に売り出し、繊維業界に新風を吹かせるエニシング(東京都)社長の西村和弘さんは、自分の中から湧き起こってくる感性を信じる「右脳思考」の実践者。自分の人生や事業の行方を左右する出来事や人との出会いは、単なる偶然ではなく、将来なりたい自分になるために、自ら招き寄せているのだと考えると、自分の軸がよりはっきりしてきます。
9月26日(月)正午、経営という難しい仕事に正面から向き合うために、そんな思考法を身につけた郡司さんと西村さんによるトークセッションを開催します。
郡司さんと西村さんは、業種も、これまでの歩みも異なりますが、どちらも「過去」から発想するのではなく、「未来」を起点に、今、自分がどう動くべきか、自分の進むべき道はどこにあるのかを発想する思考法にたどりつきました。
「逆算思考」や「右脳思考」とは、一体どんなものなのでしょう。お二人の話を聞きながら、孤独を感じる場面も多いファミリービジネスの経営者や後継ぎが生き生きと働くための思考法を、一緒に考えていきましょう。
<<お申し込みはこちら>>
↓↓↓↓↓
https://refalover-program-02-02.peatix.com/
開催概要
日時:2022年9月26日(月)正午~午後1時
場所:オンラインイベント
(※お申し込みいただいた後、視聴URLを送付します)
定員:300人 無料
主催:毎日新聞リファラバ編集部
タイムテーブル
11:50 オンライン開場
12:00 オープニング、登壇者紹介
12:10 郡司成江さんと西村和弘さんのトークセッション
12:35 視聴者との質疑応答
12:50 クロージング
★視聴者の皆さんから質問を募集します
会社経営にワクワクできない
自分でも「無理だ」と思う計画を立ててしまう
未来視点の思考法はどうすれば身につく?
など、郡司さんや西村さんへの質問をお寄せください。皆さんのご参加をお待ちしています。
登壇者
ビューティアトリエグループ代表 郡司成江さん
リファラバのナビゲーター。母親が創業した美容室、ビューティアトリエの代表に2010年就任。「しあわせ創造企業」を掲げ、カルチャースクールやコミュニティースペース、米粉のバウムクーヘンなど、9業種24店舗を展開している。
第11回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞審査委員会特別賞を受賞。逆算思考の身に付け方のほか、社員の意欲を引き出す経営方針書「未来を創る魔法の書」の作成方法を、経営者やビジネスパーソンに知らせる講演活動にも力を入れている。著書に「理想のメンバーを育む~人財育成の教科書」。
エニシング社長 西村和弘さん
江崎グリコを経て、Tシャツ企画販売会社エニシングを起業した。「オンリーワン」になることを目指し、2005年に日本伝統の前掛け専門店に転換。国内販売だけでなく、海外ではニューヨークで手売りするところから始め、パリの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」にも出展するなど、各国に販路を築き、人気映画シリーズ「007」の衣装にも採用された。
100年以上前に作られた「シャトル織機」を活用した自社工場を愛知県豊橋市に開設し年間10万枚の前掛けを販売。日本の各産地や海外デザイナーと連携した布地作りも始めている。著書に「MAEKAKEを世界へ」。
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思考が「過去」を向いてしまっていませんか?
経営者として、毎日のように決断を迫られ、迷いを感じたり、自信が削られるような感覚に陥ったりする。
そうした中で、今、自分がどう動くべきなのか、ふと見えなくなることはないでしょうか。
前年対比の業績動向にばかり目が行って、将来のことが後回しになったり、経営することへのワクワク感が薄れたりすることはないでしょうか。
それは、思考が「未来」よりも「過去」の方に向いているからかもしれません。
いや、誰しも多くの場合、過去を起点に物事を考えます。昨年より、売り上げを伸ばしたい。社員の給料を増やしたい。自分自身が成長したい……。
でも、過去を起点にすることによって、知らず知らずのうちに、自分の発想を枠にはめることになったり、「昨年より悪くなったらどうしよう」とむしろ不安になったりすることも少なくありません。
逆算思考と右脳思考とは
郡司さんが実践する逆算思考は、まず自分や自社の「将来ありたい姿」を思い描き、その理想の自分ならば、今、どう行動するかを逆算して、今日から実践していきます。
例えば、10年後に「一流の経営者になりたい」としたら、そうなった時の自分はどんなふうに社員に声をかけ、一つ一つの経営判断をしていくのかを想像する。
そのうちの少しだけでも今日から始めてみる。そうすることで、一歩一歩、理想の自分に近づいていける。早回しのように理想の自分になっていく。そんなアプローチの思考法です。
西村さんの右脳思考は、自分や自社を、普段はあまり使うことのない感性の視点から見つめ直す思考法です。
経営者としての道を歩んでいると、事業を発展させてくれる、自分を成長させてくれる出会いがあったり、逆に阻害する出来事に遭遇したりします。それによって落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
右脳思考では、自分の歩みは映画のストーリーと捉えます。自分の感性に基づいて自らが描いたストーリーに従い、場面ごとにさまざまなエピソードが展開し、新しい登場人物がいれば、去って行く人物もいる。そう考えてみると、日々の出来事を俯瞰(ふかん)的にながめられるようになり、自分の軸をぶらさずに進むことができる。そうした考え方です。
もちろん、思考法に正解はありません。でも、大きなやりがいはあるけれど、とてつもなく難しい「経営」という仕事に、心の持ちようによって今まで以上に生き生きと向き合えるなら、学んでみる価値はあると思います。
経営者としての「あり方」を考えてみたい
自分も社員も幸せを感じられる会社を作りたい
日々の仕事にモヤモヤしている。
そんな方々にお勧めです。ぜひご参加ください。
自分と自社の深掘りプログラム「郡司成江の逆算から始めよう」
リファラバは10月から「郡司成江の逆算から始めよう」のワークショップをスタートします。このワークショップでは、郡司さんが経験の中からつかみ取った「逆算思考」と「経営方針書」のメソッドを使いながら、受講者自身の深掘りをお手伝いします。ワークショップへの参加に関心のある方々は特に必見です。
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