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ロサンゼルス火事を対岸の火事にしない

1/9に起きたロサンゼルスの山火事。アメリカで起きた火災被害では過去最悪になるそうで、20兆円を超えるとの報道もあります。

被害地域に富裕層の住宅街パシフィック・パリセーズ地区やビバリーヒルズも含まれていたため、そこばかりが報道され過ぎ、あたかも富裕層たちだけが被害にあったように誤解を与えている恐れがあります。

実際裕福じゃない人々も同じように被害に遭っていると考えると、今の報道のやり方では通常より義援金が集まりにくいんじゃないか?と個人的に懸念しております。

被害に遭ったって、金持ちなんだから、別に困ってないだろ?

庶民の僻み混じりの誤解

使ってない・死蔵しているポイントなどでも寄付できます!
例え少額でも、一人一人できることを考えたいです。

今度の火災で多くの美術品や骨董品も失われたと思います。
自分に置き換えるとゾッとしました…

そして、富裕層の地域が被害に遭っていることから、略奪などの火事場泥棒も横行しているようです。

何より、この火災で多くの美術品や骨董品、クラシックカー、高級腕時計など。貴重なものがかなり多く焼失した事でしょう…

自分に置き換えると、本当にゾッとします😱

私が時計の資産性を語る際、ビンテージ時計の貴重性を良く話題に出します。
その意味には二つあり、

1.二度と生産される事がない点
2.さまざまな要因で個体数が減少していく点
(紛失・故障・盗難・災害・戦争…)

などを上げています。

時計は現物資産ですから、こうした災害は決して他人事ではありません。燃えてしまえば終わりです。何よりそうした時間によって、これまで確実に個体が減少してきたから、ビンテージは価値を持つのです。

一夜にして時計を保有している側から、失う側になるのは本当に辛い事でしょうね…
何よりお気に入りの時計がこの世から消えてなくなるなんて…想像したくない😖

けど明日、あなたにロスの山火事と同じ事が起こっても何も不思議ではないのですから。

南海トラフ地震や首都直下型地震など、近い将来必ず起こると言われ続けているにも関わらず、情報の洪水に思考停止させられて危機感が薄れているのは私も同じでした。

こうしたニュースから、万が一災害が起きた場合、どうするのか?
貸金庫に預けている場合、大災害での、臨時開庫の対応はどうなるか確認していますか?本人確認書類などは焼失・紛失している可能性が高いですからね。

自宅金庫の場合、災害時の取扱をレベルに合わせてどうするのか決めていますか?

こうした、さまざまな状況をシュミレーションしておく事も大切だなと改めて思いました。

車や不動産、時計、現金。
現物資産のリスクは平時の時にこそよく考えて、準備しておきたいですね。

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