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人間の業(ごう)に対して、あたたかな心を寄せるべし

今年、2019年のわたくしにとってのテーマは、決して完全ではない自分、そして、おひと……、要は、人間の業(ごう)というものに対して、あたたかな心を寄せることが出来るようになりなさい、ということだったように思います。

今年はなぜか、そういうことに思いを致さざるを得ないような、そんな状況が不思議と続きました。これはある日突然、京都・東寺(とうじ)の月光(がっこう)菩薩さまからそのようなメッセージを受け取ったように感じたことから端を発するのですが、やはりどうやらそれは間違いではなかったようです。そういう意味では、正直、今年はなかなかに耐えざるを得ない、というか、正直、あまりまっすぐ心を向けたくないような状況にかかわらざるを得ない、というようなことが長く続きました。

でもね、どうして聖なる世界の方々は、そうしたことをわたくしにとっての今年のテーマとされたのか? それは、これから先も人間界でやってゆこうと思うのなら、今一度、そうしたことをちゃんと心に留めておきなさい、ということだったのではないかな? とこの12月になって思います。それは勿論、決して心地よいものではなかったし、ときにひどく苦痛や恐怖さえ感じるものでもありましたが、でも、人間とは弱いものであり、思うようにならない自分、そんな至らなさを抱えながらも、皆、それぞれ、必死にこの世で生きているのだ、そこに思いを致さない限り、貴女は次のステージにはゆけませんよ? ということだったのでしょう。

というわけで、今年一年、そうした貴重な学びを様々な形でさせていただけたことについて、一度、東寺さんに御礼参りに行かねば、と思っているのですが、なかなかお伺い出来そうにありません。出来たとして、次の春になるかな? とにかく、集中的にそうしたことを学ばせていただけた、そのことについては非常に感謝せねば、と思っております。

今年一年のわたくしのテーマはこういったものでございましたが、貴女さまのそれはどのようなものでございましたか? 人生、その時々において、自分にとっての「旬のテーマ」というものが必ずございます。その時々におけるテーマをしっかりと学んだら、またひとつ魂が成長出来る! そう前向きにとらえて、これからもいつまでも聖なる世界の方々と共に手を携えて、一度きりの人生、精一杯生きてまいりたく存じます。ありがとうございます。