義母の床ずれと闘った日々
このほど、義母の褥瘡(床ずれ)がほぼ完治し、このバンザイな気分が久しぶりに「書く」気力をくれた。
昨日、ドクターが「6月から約7か月間もの間、よくがんばりましたね!」って褒めてくださってうれしかった。
たしかに毎日の手当て、がんばった💪😊 一日に2回の手当てが必要な時期もあった。患部のまわりにタオルを当てて、泡を患部に乗せ水を流して洗浄する→薬を塗る→ガーゼを当てる→テープを貼る。これを3箇所行う。
(痛みに耐えてた義母が一番がんばったのだろうけど😅)
あのまま入院していたら義母はもういない
秋、かなり穴が深かったとき、集中治療のために二週間ほど入院した。あるときドクターから呼ばれて病院へ行くと、「食事を1割ほどしか摂られないので、点滴だけにするか胃ろうにされるか選択していただきたいんです。」 出た!義父のときと同じだ‥。
そして私たちの答えも義父のときと同じだった。「連れて帰ります。」ドクターは一瞬、目を丸くされた。想定外の返事だったのだろう。「家では丼をほぼ完食していましたので、また家に戻れば食べられるんじゃないかと思うのでやってみたいんです。」
翌日、退院させた。退院を速攻で決意したのはもう一つ理由があった。背中に新しく褥瘡を作ってしまわれたのだ。「病院」という所で。「申し訳ありません。」と言われたけれど、「なんで〜〜」って内心嘆いた。が、責めても仕方ないので言葉を飲み込む。
義母、予想以上に復活した
帰宅後すぐに昼食を用意すると、義母は予想を超えて大きな口を開けた。少し頭のほうがぼんやりしており途中で眠ってしまうことはあったけれど、徐々に復活していった。今ではまたすごいスピードで完食できるようになっている。
と、いうわけで、今日は久しぶりに色どりよく「きざみ丼」が出来たので撮っておく。(と言っても、玉子を焼いたり鮭を焼いたりブロッコリー茹でたりしたのは夫だけど😄)
義母は全介助が必要だけど、歯が丈夫なのでこれを完食してくれる🌿
エアーマット等、福祉用具の発展に感謝
深かった褥瘡、反対側にも生まれつつあった褥瘡、病院で作られた背中の褥瘡、このたびすべて完治した。
ドクターや、ケアマネさんや、福祉用具を紹介してくださった方や、それを使ったポジショニングを教えてくださった理学療法士さんや、助けてくださったデイサービスさんのおかげ💖
3センチほどの穴が開いていたのに、治るものなのだなぁ。感謝とともに、人間の治癒力に驚いている。
しかし、あのまま病院の言われるまま点滴のみになっていたら、今ごろ義母はもうこの世にいないだろうな‥。
義母90歳、よくぞ復活してくれた。もう少し一緒にいられそう。