心地良い瞬間
残業終わりの帰り道。
いつもの様に車を走らせていると光り輝くものが視界に入ってきた。
もう、これは行くしかないと思っていつもは真っ直ぐ行く道を曲がって行く。
すぐにそれは目の前に現れて、言葉に出来ない感情が。
現実離れした物を見るとほんの少しの間動けなくなる。
「はぁ」とか「あぁ」とかしか言葉が出ない。
夜風も心地良く、立ち止まって瞳に映るそれを見つめてしまう。
きっと船内のレストランでは…
「季節の野菜となんとかかんとか肉とナントカカントカ風ソース添え」とか
「オリジナルナントカカクテル」とか
夢の世界が広がっているんだろうな…
(大丈夫です。ちゃんと意識はありますから。)
ほんの数分、わずかな時間だったけど、ここ最近の疲れを忘れることが出来た。
思わぬ癒しの時間。
気持ち良く週末が迎えられそうだ。
なんのはなしですか
路地裏の住民で貸し切りたいねってはなし