性別役割別、固定概念の呪い
妻は家事、育児を離さないと思っていました。
家事、育児大変なら配分を変えよう、と提案したことがあります。
私が主夫寄りになる提案。
例えば、私が家事、育児と仕事を4:6にするなど。
でもこの話をしたとき、そういうことを求めているわけではないとと否定された。家事、育児のメインは私でいい。でも、どうしても手が離せないところはやって欲しい。
それは無理だと何度も言った。そんな芸当はできない。どうしても、だめなときだけを見極めることは出来ない。
堂々巡り。
妻が家事、育児を離せないのは、夫が信頼できないと思っているから。
やってみなければ、わからない。何で信頼してくれないのか?の議論を繰り返した。
それとともに、性別役割別、固定概念の呪いがある。
妻の父は専門商社の営業マン。仕事大好きで家をあけるのが普通の家庭。長く単身赴任していました。だから、男は外で稼ぐ、女は家庭を守るの影響があると思う。
妻が私に求めるのは、妻が働きやすくなるために考えて欲しいということ。
一方で家事、育児を離さない。
任せない(任せられない)。
矛盾している。
どうしたいのか?
毎回やりようがなく、具体的な改善できない。
だから、妻の負担は変わらないの繰り返し。
私は妻に楽になってもらいたい。
だから自分がやることを提案する。
➡︎否定される。あなたには出来ない。あなたは信頼できない。このメッセージを受け取り続ける。
流れはこんな感じ。
上の流れで妻に否定される。➡︎妻を否定し返す➡︎妻はその言葉を拾う。➡︎妻は理解されないと感じる➡︎絶望➡︎諦め➡︎心を閉ざす
私の真意は違う。
妻に楽になってもらいたい。
妻の力になりたい。
でも、なれない。
自分は働きたい。でも古い慣習も無視できない。だから、がんじからめになっている。
私には多くの問題があります。
ただ、妻のこの囚われにも問題がある。
思いかえすと、私は妻が一番痛い点(自分でもどうしていいか分からない点)を責め続けてきた。
おかしい、おかしいと言い続けた。だから、嫌い、嫌だ、離婚したいになった。
改善ではなく、寄り添いが必要だった。
すぐに、どうなるでなくても、一緒に悩む、考える、取り組むことが必要だった。
いまさらながらの気づきです。
以上、最後までありがとうございました☺️