Day129.ここにいたい理由

志摩市民病院で看護助手として働き始めて丸4ヶ月。
気がついたらもう8月、退職日が決まりました。

元々働くのは8月末までにしよって決めて志摩ここに来て、最初は鼻をつく臭いオムツ交換とかね。と想像以上の体力仕事まじで一日中動いてるに「あと5ヶ月だし」って日々を乗り切っていた時もあるけど、「あと◯日か…」って寂しく感じるようになってきました。

いやー、全然、辞めたくないんだよなー。笑
来年の3月まで働いてって言われても「いいですよ」って言いたい。
圧倒的に人手不足だし、仕事に慣れて、1人でオムツ交換も行けるし、指示されたら「どうやるんだっけ？」って考える間もなく動けるようになってきたし。

なにより、素敵な出会いがたくさんあったから。
同世代の子たちとはちょいちょいご飯行って、「旅行行こうね！！」みたいな仲になれたり、一緒に働く助手さんたちとも仲良くなれて
違う病棟や外来で働いてるけど偶然院内で会えたらめっちゃ嬉しいみたいな方もたくさんいるし。

ここを離れるって考えただけでめちゃくちゃ寂しい。

だって、よく考えたらこんな田舎志摩の人怒らないで、実家がある名古屋に帰るのに車で2時間半かかる場所で、セブンは無いしスタバはもちろん無い伊勢まで行かないとどっちも無い。鹿とか猪とかそこら辺にいるし、大きい蜘蛛もムカデも見慣れたし🕷️
住むのにめちゃくちゃ不便なこの場所にまだまだ居たいだなんて、4月の私なら到底考えられないわけで。

たまに、（なんでこんなとこに住んでるんやろ、、）みたいな過疎地に住んでるおばあちゃんとか、いるでしょ
そういう人が言う、「不便でどうしようもないけど、でもここがいい」って今ならちょっと分かる気がする。それを遥かに上回る愛着とか繋がりとか、そこから"離れない"って選択する理由が確かにあるんだなって実感してる今

とはいえ、やる事があって、やりたい事があって、次に進むために離れようとしてる自分を、"ここにいたい理由"である人たちが「もうちょっとおんないもうちょっと志摩にいなよ」って言いつつ背中を押して送り出そうとしてくれてるのが心の底から嬉しい。

志摩にいるのは残り2週間くらいだけど、勤務としてはあと4回
"ここにいたい理由"になってくれた人たちに最大限の感謝を込めて、患者さんと向き合って、お仕事がんばろ。
それで、会社のこともかんばろ。
簿記の勉強もがんばろ。

多分絶対最終日泣くなあこれは…笑

最後まで読んでくださってありがとうございます！
"♡"押していただけるとめちゃくちゃに喜びます。

出典：やまださんの小技