訪問調査 谷田病院@熊本 [Day2-1]
最終日
2日目にして最終日です。
この日は帰りの新幹線の時間もあったので、夕方には病院を出発しないといけないというスケジュール、、!短い時間の中でも内容は盛りだくさんです
畦道を通って
前夜は古民家に宿泊していたので、スーツケースをごろごろ転がしながら古民家の前の畦道を通って病院へ
朝で涼しかったので良いお散歩にもなって楽しかったです
院長へのインタビュー
2日目最初のスケジュールは、院長へのインタビュー
以前ちいここの地域医療ツアーで訪問させていただいた時、最終日に声をかけてくださって、その言葉がずっと心に残っていたので、是非じっくりお話しさせていただきたいと思っていました。
元々1時間以内でのインタビューを考えていたのですが、話が盛り上がって結局1時間半くらいお話しさせていただきました。
お忙しい中時間を出してくださって本当に感謝です、、!✨
チーム医療において大事なことは、
・信頼と自立していること
・フラットな関係であること
この2点は今回の研究においても頭に入れて進めていくべきだし、今後の調査のポイントにもなると感じました。
信頼と自立していること
これは、ちいここの地域医療ツアーの時にも院長先生が話してくださった内容であり、最も印象に残っている言葉の一つでもありました。
臨床検査技師に限らず、一緒に何かの目的に向かって行こうとする時、また、何か新しいことを始めたい/やってみようとする時、この2つは決して欠かせないものであると感じました。
1日目のインタビューでも院長先生へのインタビューでも、谷田病院の検査科への信頼度はとても高いことが印象的でした。
信頼度が高い理由として、
・断らないこと
・主体的であること
この2つが大きなポイントでした。
大変な中でも断らず、引き受ける。
検査科長の方も、意識していることだと1日目に話してくださっていました。
お互いに忙しいことを理解しながらも、決して断らないことが信頼に繋がっていることを感じました。
もう一つは、主体的であること。
ただ医師から来たオーダーを受けて検査をしてデータを送るだけではなく、病院の中で介入できるところ、貢献できるところを見つけて、準備をした上で行っていいか許可をもらう。そしてすぐ動く。
臨床検査技師の業務といえば、個人的にも結構受け身な印象で、最低限それをしていればいいのかもしれないですが、私自身は主体的に動ける技師になりたいなと強く感じました。
これは検査科・臨床検査技師としての"自立"にも繋がっていて、
医師や他の職種に依存して「ただオーダーを受けたものを検査する」のではなく、臨床検査技師としての知識と技術を使って、逆に「検査のオーダーを提案する」くらいが理想なのかなと思うようになりました。
フラットな関係であること
院長先生のインタビューの中で、多職種同士がフラットであることをすごく意識されて実践されていることを強く感じました。
「どの職種の一言にも価値がある。」
とおっしゃっていたのが印象的で、私もまさにその通りだと思いました。
チーム医療で、患者さんの命を救うために多職種が対等な位置で情報を共有して協力し合うこと、医療者にとっても患者さんにとってもそれが理想的ですが、良いと分かっていても、なかなか難しいものがある、とも思います。
ここにも、信頼と自立は欠かせないものだなと実感しました。
2-2へ
2日目のレポートは一旦ここまで
続きは2-2で書くことにします。
今日が2つ目の訪問調査の最終日
想像以上にいろんな職種の方に話を聞けて(解析がめっちゃ大変そうですが😅)、何より楽しすぎて帰りたくないです、、!
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