アーカイブ見ながら感想書くぞ!|M‘s BAR大感想大会
先日、緒方恵美さんの洋楽カバーライブM‘s BARに行った時のことを書いたのだけど、色々あって本編の感想を全く書いていなかった。
何が起きたのかはぜひ前の記事をご参照くださいませ。。。
↑ここでも書いた通り、配られた感想記入用のアンケート用紙はぐしゃぐしゃにしてしまったし、手も震えててとても書けなかったので、アーカイブ配信を見返しながら本編の感想をじっくり書きたいと思う。
|NewYork State Of Mind
気分をお昼の代官山から夜のニューヨークの気持ちに切り替えてもらって……ということで、1曲目はしっとりモードな楽曲。
一気にムーディだしお酒も飲んでるしで本当に夜バーに立ち寄っているんじゃないかと錯覚しそうになる。(バーって行ったことないから本当のところの雰囲気はよく知らないけど)
前の記事でも少し触れたのだけど、曲前後のMCで歌手や歌詞の解説を挟んでくださるので、無知の状態で行っても楽しいし、詳しくなって帰って来れるのが嬉しい。
|Piano Man
|Just The Way You Are
続く2曲もビリー・ジョイル。
Piano Manではなんと緒方さん間奏でハーモニカも吹いちゃう!カッコいい!あと個人的にハーモニカの音色がとても好き。
Just The Way You Are は、邦題では「素顔のままで」。なんというか、今っぽいというか、現代人が求めてる歌だなぁと。でも調べてたらこれ1977年の歌なんだね。(ということは50年近く前!)
アナ雪の「ありのままで」が流行った時と同じものを感じた。いつの時代もみんな「素顔」を認めてほしいものなんだな〜。
緒方さんの語りかけるような歌声が沁みました。
ここで1回目の乾杯タイム。なんたってBARですからね。演者さんも皆さん飲むのです。
飲み物を待ちながら、今回のツアーの振り返りトーク。
今回は大阪で未成年でも大丈夫な「M‘s CAFE」が開催されたのだが、なんと10歳未満のお子さまもいらっしゃったそうで一同驚き。
「若い世代にライブハウスに来てもらわないとね」と言う緒方さん。
確かにね。齢一桁でライブハウスを経験するって、なんて英才教育(笑)
乾杯後はメンバー紹介。
M‘s BARのMは(緒方)恵美のMなのですが、なんとバンドメンバーも全員イニシャルにMが。(manzo(pf, ba, vo,cho)、目木とーる(gt, cho)、内田稔(perc, cho))
「どんだけドMなバンドなんだ。でも心はSなんですよ」
と笑う緒方さん。SはサービスのSなんですって。
そのSを受け取りたくてたまらないファンたちも大概ドMだな。
|Honesty
Honesty……誠実……。自分の大好きな人には誠実であってほしいという曲だと知って、聞かせたい人がいっぱいいるな〜…と思っちゃった。誠実であることって大事だ。
サビのハモりきれいだった〜。どこか儚げというか、切実さみたいな感じが。
|Allentown
|Uptown Girl
ここからは一気に明るい雰囲気に。
Allentownはリズムも軽快で楽しげな雰囲気で、Uptown Girlはいかにも前向きソングという感じで。ハモりにも美しさだけじゃなくてパワーが感じられる曲だった。
| She’s Got Away
自分に自信がない女の子に向けて、あなたは素敵だよと伝える曲。
緒方さんが情感たっぷりに歌い上げていて、曲の魅力増し増しだった。うっかり泣いてしまいそうになる1曲。
|Never Ending Story
|My Heart Will Go On
続いては映画楽曲パート。
Never Ending Storyは、manzoさんがピアノ弾きながらボーカルをされていた1曲。
緒方さんがハモりで、ストーーォリ〜↑って上がる高音がとてもキレイ。(文字だと上手く伝わらん…)
My Heart Will Go On、私この曲のイントロ好きだなぁ〜。
緒方さんの高音やっぱりキレイだし、manzoさんの芯があってスッと入ってくるような歌声も素敵だった。
|Lately
曲前に、緒方さんがドリンク取りに行っている間、ステージに残されたmanzoさんと内田さんのトークが面白すぎたんだけど、その後に歌われたLatelyはめちゃくちゃメロディが美しくて、ギャップで風邪ひきそうでした。
(歌詞はトーク中に言っていたように女々しい男の嫉妬の話のようだけど笑)
|ユウキアイマジン
チャップリンが映画の中で言ったセリフ「人生に必要なのは、勇気と想像力とほんのちょっとのお金だ」から着想を得た、緒方さんのオリジナル楽曲。
ユウキアイマジンって何だろう?って思ってたけど、「勇気+気合い+愛+イマジン(想像力)」だったのですね。聞いてると不思議と元気になっちゃうのは、そういう意味が込められてるからだったのかぁ。
間奏部分で本日2回目の乾杯タイム。グダッちゃうのもM‘s BARらしくて(?!)楽しくなっちゃいました。会場みんなでWow wow言うの最高だった。
|Don’t Stop Me Now
|Bohemian Rhapsody
さて、終盤。
あまりにも有名な2曲だけど、この4人のバージョンで聞くとまた違った趣きがある。
ここの緒方さんの噛みつくような歌声に痺れたな〜!
ボヘミアン・ラプソディなんて、本来4人でできるもんじゃないし…!何度聞いてもすごいアレンジだ。。。
すごく大変だろうに、内田さんがずっと楽しそうだったのが印象的だった。この人は本当にドMかもしれない(コラ
|We Will Rock You - We Are The Champion
いよいよ最後。
We Will Rock Youは、リズムに乗せてメンバーから一言ずつ。定番ですね。実はこのパートいつも楽しみにしてる。みんなでドンドンパッ(足踏み足踏み手拍子のやつ)も楽しい。
「We Are The Champion」は、QUEEN自身のことだけじゃなくて、ここまで歩んできた道にはファンのみんなもいて、だから今ここにきてくれてる皆がチャンピオンじゃん?って曲だっていう解説を聞いてから聴いたので、名曲だ〜!っていうだけじゃなくて、私もみんなもチャンピオンだ〜!っていう気持ちが込み上げてきた。
だから、できたら一緒に歌ってと声がかけられた「We Are The Champion」の部分は、自然と声が出たな。
|アンコール① The Girl is Mine
どうやら時間が押していたようで(そりゃあんだけ喋ってればな笑)、早々にアンコールに応えてくれた皆さん。
「The Girl is Mine」はそのタイトルの通り、2人の男が、その女の子俺のだけど??と争う歌です。Mine、Mine……って。これを緒方さんとmanzoさんでデュエット。
「頭の中に推しキャラクターを2人思い浮かべて聞いて」と言われて笑いました。えぇ、そういうのは大得意ですとも。(筆者は生粋の夢女)
このMine、Mine…のハーモニーがとってもキレイでね……これは妄想が捗ります笑
最後の1曲の前にみなさんからのご挨拶があり。
緒方さんの「コロナ前に戻った部分もあるけど、失ったものも多い」っていう話が、本当にそうだなと思って。
どこもかしこも、スタッフさんが本当に少なくなっちゃったんだよね。
ライブハウスもたくさん潰れて、その間に優秀なスタッフさんが辞めちゃったりもして。
今はだいぶライブができるようになったけど、集まるスタッフは素人で。だから段取りが上手くなかったり、ミスも生まれやすい。そして観客のヘイトも溜まりやすい……せっかくライブできるようになったのに。
演者でありかつ運営側でもある緒方さんだから語れることがあるし、伝える力がある緒方さんだから響く言葉があるなと、今回の話でも思った。
みんなが、コロナ前のようにはいかない事情に少しでも理解を示してくれたら、もう少しお互いが優しい気持ちで、気持ちよくライブに臨めるのかなとか。
そうしたら、また音楽業界がコロナ前並みに、それ以上に盛り上がっていけるのかなとか。
大変なこともいっぱいあるけど「またみんなと楽しくて仕方がない時間を過ごせるようにしたい」って言ってくださったのが、本当に嬉しくて。
緒方さんのその言葉が、私にとっての希望であり、頑張る理由だ。
|アンコール② Happy
色々大変だけど、最後は明るく!
みんなで一緒にクラップして、会場全部が一体となって音楽を作って。あぁ、やっぱりライブっていいなと思える空間だった。
あぁ〜楽しかったな〜。
癒されたし、元気をもらえたし、また明日から頑張ろうって、思った。
終演後については冒頭に掲載した過去記事の通りです笑
いやはや……生きてりゃいいことあるってことだ。
私の明日が、みんなの明日が、幸せでありますように!
アーカイブ配信は今日(9/9)まで!まだギリギリ間に合うよー!