滋賀県の地域区分は?
みなさんこんにちはReeです!今回は滋賀県の地域区分についてご紹介します。以前、関西テレビのちゃちゃいれマンデーでも扱われたこの問題、旅行雑誌とかSNSとかでもよく使われるものなので知っていて損はないと思います。
そもそも地域区分とは?
地域区分とは都道府県をさらに細かく分割し、市町村ごとに、経済圏や文化圏が近い市町村を一括りにして読んでいます。条例や法律があるわけではないので、呼び方や一括りにされる市町村、区分する数はひとや会社によって異なります。
滋賀県の地域区分
滋賀県には3区分、4区分、6区分、7区分が存在します。
3区分(衆議院議員総選挙小選挙区)
2021年の総選挙までは4つの小選挙区でしたが2024年の小選挙区では1票の格差の是正により3つになりました。4小選挙区時代では東近江市が二つに分割されていましたが、3小選挙区では東近江市が分割されることなく、一つになって存在しているので有権者にとっても候補者にとっても便利になったと思います。しかし、人口で割り振ってるので、一つ一つの市町の面積が広い滋賀県は地域性が担保されているのか、疑問が残ります。
4区分(東西南北)
呼ばれ方として1番ベターなのが湖北・湖東・湖南・湖西です。大抵の旅行雑誌でもこの呼び方をされていますが、問題はどの市町(滋賀県に村はないので)が入るかです。Reeのチャンネルでは以下のように定義しています。
ここで悩むのが、2つあります。
①湖西地域はどこまでか
湖西線沿線全域(大津市浜大津以北)、大津市堅田以北、高島市のみ。
②大津市全域を湖西or湖南に入れるべきか、分割すべきか
できれば一つの自治体全てを入れたいですけど、先ほども言ったように市町の面積が大きいので難しいところがあります。
③甲賀市・湖南市は、湖南地域か湖東地域か。
中央に琵琶湖があるので、東西南北で分けたくなる気持ちもわかりますが、実際、分けてみると非常に苦労します。それらを解決するのが次の7区分です。
7区分(東西南北+甲賀・大津・東近江)
滋賀県民的には、1番しっくりくるのではないでしょうか。明治期の市よりも町や村が多かった時代は郡部によって地域区分されていました(主に4区分)が、昭和・平成の大合併によって、栗東市や草津市を成していた栗太郡のうち、瀬田町が大津市に入ったり、愛荘町周辺の愛知郡のうち、愛東町が東近江市に入ったりと、昔の郡部のまま地域区分をすると、現在の自治体の中を境界線が通るので、それを回避するために現在のような体制(7区分)になったと言われています。大雑把に区分されるよりかはいいと思うのですが皆さんはどうでしょうか。
6分割(気象庁)
先ほどReeが提唱した4区分から、甲賀地域と東近江地域が独立した形になります。ちなみに関西ローカルで気象予報をされる時に、近畿を北部・中部・南部と分けられますが、滋賀県は4〜9月は全域中部に含まれます。一方10〜3月は湖東・湖北・湖西(桃・水・赤)は近畿北部に含まれます。これらの地域は県南部と比べて、降雪量が格段に多く、長浜市は近畿唯一の特別豪雪地帯に指定されています。
結論
以前、桜名所紹介の動画では、滋賀県を4区分で扱いましたが、今回の記事のようにたくさんの分け方があります。今後のためにも、どの区分が適切なのかを熟慮して、動画にしていきたいと思います。最後までご精読ありがとうございました。フォローとスキ、よろしくお願いします!