R8年度スタート!滋賀県立高校新入試

みなさんこんにちはReeです!
今回は令和8年度スタート予定の滋賀県立高校新入試について書いていきます。

現行の入試制度

今年度(令和7年度)入試までの制度についておさらいしていきます。現行制度では推薦・特色・一般入試の3つがあります。

推薦選抜(2月)

部活動やクラブチームでの大会出場経験を活かして出願する制度です。専門学科を有する高校に多い印象です。試験内容としては面接や作文が基本ですが、デッサンやスポーツテストなどの実技試験がある学校もあります。

特色選抜(2月)

進学校や進学推進校で行われている入試制度で、この入試で合格すると、周りからすげえと思われます。模試の判定もボーダーラインは一般入試より高いです。試験内容は小論文と適性検査、事前提出の志望理由書もあります。倍率が5倍を超える高校(膳所など)もあるので、メンタルがえぐられる入試でもあります。

一般選抜

募集定員が一番多く、5教科入試が行われています。出願者数が募集定員に満たない場合は、二次試験が行われます。他県とも似たような制度だと思います。

新入試制度

学校独自型選抜

推薦・特色選抜に変わるのが学校独自型選抜になります。特色選抜では全校通じて試験内容は同じでしたが、独自型選抜では学校ごとに試験内容が異なります。

上記は一例ですので詳しくは滋賀県教育委員会HPをご覧ください。

資格取得、部活の出場経験、学習意欲などがありますが一番大きいのは評定ボーダーが追加されたことです。これまでの入試は、合否材料の一つとして判断されてきましたが、新入試では出願資格の一つとして組み込まれることになります。

一般選抜

試験内容としては、現行制度と変わりませんが、出願に大きな変更点があります。これまでは特色選抜の受験校と一般選抜の受験校は違う学校を受けることができました。
新入試では学校独自型選抜で受験(出願)した学校と一般選抜では出願する学校は同じでなければなりません。

特色選抜で守山高校を受験→(不合格)→一般選抜では出願校を自由に選択できる
独自選抜で八幡高校を受験→(不合格)→一般選抜では八幡高校しか出願できない

学校独自型選抜を受験しない場合は一般選抜の出願校を自由に選択することができます。
一般選抜は1000点満点で評価され、評定と当日点の割合が学校によって異なります。
評定:当日点=2:8---膳所・守山・高島・八日市・米原
                      3:7---東大津・彦根東・水口東・野洲など
                      4:6---安曇川・能登川・草津・大津商業など
                      5:5---彦根工業・守山北・栗東・日野など
こちらも滋賀県教育委員会HPをご覧ください。

ラスト

今回は令和8年度県立高校新入試について書いてみました。個人的な感想としては、独自型選抜が大学入試でいうAO入試ぽくなり、学習塾や進学塾はこれまで特色選抜対策をしていましたが、一般選抜対策に集中することになりそうです。後日、中学時代に通っていた塾の先生に見解を聞いてみたいと思います。
今回もご精読いただきありがとうございました。
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