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スコットランド探訪記~エディンバラ編~

8月13日から18日にかけて、コロンビア人の友人と2人で、5泊6日でスコットランドのエディンバラとグラスゴーを旅行してきました。
いろいろと書いていたら長くなってしまったので、今回の記事では、エディンバラを訪れた様子をお伝えしたいと思います!

rail strikeに遭遇する

もともと1か月以上前からこの旅行を計画していたのですが、旅行の2週間前になって、ちょうど出発日(8/13)にrail strike(鉄道会社によるストライキ)が実施されることが判明。
事前にチェスター駅で確認した情報では、当初乗る予定だった電車キャンセルになってしまったものの、マンチェスターから出る電車でエディンバラまで行けるという情報だったので、旅行の実施を決断しました。

…ところが、当日、チェスターからマンチェスターへ向かっていると、マンチェスターの駅に到着する20分前くらいになって、マンチェスター発エディンバラ行きの列車が突如キャンセルになってしまいました。

仕方がないので、その駅で降りて駅員さんに確認すると、また別のランカスター駅からエディンバラ行きの電車が出るという話だったので、今度はランカスターに向かうことに。

しかし、またしても、ランカスター駅に到着する10分前くらいになって、ランカスター発エディンバラ行きの電車が突如キャンセル…

最悪なことに、この電車がこの日のエディンバラへ行きの最後の電車だったのです。

これにより、私たちを含め、エディンバラへ向かう多くの人がランカスターで立ち往生してしまいました。

正直、rail strikeをなめてました…。
当初の列車がキャンセルされるのはともかく、まさか直前にキャンセルになるとは…。
イギリスの鉄道、恐るべし。

とはいえ、さすがに鉄道会社も立ち往生した乗客を放置するわけにはいかず、エディンバラへ向かうすべての乗客に、タクシーを手配してくれました。(もちろん費用は鉄道会社持ちです。)
ランカスターからエディンバラまで、距離にして約260㎞、日本で例えると、だいたい東京から福島までくらいの距離でしょうか。
タクシーで3時間半くらいかけて、なんとか日付が変わる前の23時半ころに無事にエディンバラに到着することができました!

着いたところで友人から、これから飲みに行くかどうか聞かれましたが、さすがにくたくたになっていた私は、そのままホステルへ直行してバタンキューでした。

初日からすでに、生涯絶対に忘れることができない旅行になりました。笑


Amazing!なエディンバラ

さて、なんとか無事にたどり着いたエディンバラ。
8/13から8/16までの3泊4日滞在。
とは言え、初日は移動で終わったので、実質3日ほどでした。

エディンバラの印象を一言で言うと、「すべてがAmazing!な都市」

建物だけ見ても、同じ連合王国を形成するイングランドの建物に比べて、色がグレーで、先っぽがとんがった建物が多いなという印象。
その分、今まで訪れてきたイングランドの都市とは、全然違う空気を纏った不思議な場所だと感じました。

市街地全体が傾斜がなだらかな丘や谷に位置しており、道路はまるで迷宮。
「この道を行けば目的地にたどり着ける」と思って進んでも、道自体が立体交差していてつながっていなかったり、急激なカーブを描いて全然違う方へ進んでしまったり、交差点の分かれ道が多すぎたりと、グーグルマップで確認しながら道を進んでも、何度も道を間違えました。

それでも、歴史的な建造物が多く立ち並ぶ市街地の景色は、谷の反対側や、他の丘の上から眺めると想像していた以上に美しいものです。

都市の雰囲気や景観も素晴らしいのですが、さすがスコットランドの首都というだけあって、博物館や美術館のクオリティもものすごく高く、文化・芸術面でも優れた都市であるという面を垣間見ることができます。

私が訪れた中でも、最も印象に残っている場所・アトラクションを紹介させていただくと、カートンヒルと、ミリタリータトゥーをあげることができます。


カートンヒル

カートンヒルからの眺め

まず、カートンヒルですが、丘の上にある公園のような場所です。
丘の上からの眺めはものすごく良く、歴史的かつ美しい市街地の街並みを360°見渡すことができ、北海を望むこともできます。
個人的には、一日中ここにいてのんびりしてもいいなと感じられる場所でした。写真も映えるので、私も友人も、映える写真を撮るのに夢中になっていました。
エディンバラへ行くのなら、必ず訪れたい場所です。

カートンヒルにあるネルソンモニュメント


ザ・ロイヤル・エディンバラ・ミリタリータトゥー

雨の中でしたが、会場はほぼ満席

次に紹介するのが、このミリタリータトゥーです。これは毎年8月に期間限定で開催されるイベントです。
英国軍の音楽隊が、エディンバラ城に設置された特設会場で演奏を披露するのですが、それはもう圧巻でした。
演奏もさながら、スコットランドの伝統的なダンスや、儀仗隊によるドリルの展示、エディンバラ城のプロジェクションマッピング、フィナーレの花火まで、演出も最高です!
マーチングバンドだと思ってなめてたらいけません。
チケット代£60(約9,600円)かかりましたが、それだけ払っても観る価値があります!!
最初「ミリタリータトゥー?何それ?」と、あまり乗り気じゃなかった友人も、見終わった後には大興奮で、翌日も翌々日さらにその翌日もミリタリータトゥーの話をし続けていました。笑
私のエディンバラでの一番の経験は、このミリタリータトゥーで間違いありません。

ハイランドバグパイプの演奏とスコットランドの伝統的なダンス
圧巻のフィナーレ


このほかにも、多くの場所を訪れたのですが、全部を載せきれないので、ここから先は一部を抜粋して、簡単に写真で紹介したいと思います。


セントジャイルズ大聖堂

スコットモニュメント

思ってたよりも大きかった
モニュメントの中心部にはウォルター・スコットの彫刻が安置されている

ディーンヴィレッジ

思いのほか何もなかった。

エディンバラ城

市街地から見上げると圧倒的な存在感
お城に入るには事前にチケットを購入する必要あり
城内には軍関係の博物館がいくつかある。写真はスコットランド国立戦争祈念館
エディンバラ城からの眺め

スコットランド国立美術館

入館無料、写真撮影も自由
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵
たしか有名な絵

スコットランド国立博物館

ちょー広い!(結局周りきれなかった)
ジュラシックパークに出てくるあれ
HIROSHIGE UTAGAWAなどの浮世絵

その他(街並みや食事など)

ロイヤルマイル
大聖堂近くの商店街。ゆったりとした傾斜になっている。
ハイランドバグパイプを吹く人
スコティッシュ・ブレックファスト
ウィスキーコレクション
久しぶりの豚骨ラーメン。お味は…
そのラーメン屋さんのロゴ。これはいいのだろうか…
王立エディンバラ植物園。園内のカフェで庭を眺めながら飲んだ紅茶がおいしかった。


エディンバラ滞在まとめ

初日から電車のトラブルで散々な目に会ったり、滞在中ほぼ雨天だったりしましたが、それでも見るものすべてが素晴らしく、エディンバラという都市を楽しむことができました。個人的には満足のいく旅行だったと思います。

ただ、すこし文句を言うならば、
1、エディンバラは、物価が高い割にサービスが良くない
2、行きたかったけど行けなかった場所がある
といった点があげられます。

また次回訪れることがあれば、これらを踏まえて、より楽しむことができたらいいな~、なんて思っています。

さて、エディンバラについて書いただけで、結構な文量になってしまったので、旅の後半、グラスゴーについてはまた後日アップしたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございましたー!!


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