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まとめて週末日記
イギリスでのワーキングホリデー生活も、残すところ2カ月を切りました。
最近は、平日の夜はいつも通り働きつつ、残りの時間を充実させようと、週末を予定で埋めることに躍起になっています。
ので、その様子を少しご紹介。
2月25日(日)
リバプールへ、クラシック音楽の鑑賞へ行って来ました。
クラシック音楽を熱心に聴くタイプではないのですが、あの有名な、サー・サイモン・ラトルが指揮をするとのことだったので、リバプール・フィルハーモニック・ホールへ足を運んでみたわけです。
私の人生で一番クラシック音楽を楽しんだ3時間でした。
もともと、そこまで多くクラシック音楽に触れる機会もなかったのですが、これまでに何回かはクラシックコンサートへ行ったこともあり、「長くて退屈」「眠くなる」というのが私のイメージでした。
そして今回、サー・サイモン・ラトルは、見事に私のイメージをぶち壊し、塗り替えてくれたのです。
クラシック音楽の細かいことまではわかりませんが、あえて言うなら、
サー・サイモン・ラトルが会場の全てを支配し、圧倒していた。
ぱっと見、ちょっとこぎれいで上品な雰囲気の初老の紳士の、どこにそのエネルギーが潜んでいたのか。
私の言葉でうまく表現することが出来ませんが、コンサートがクライマックスを迎え、気付いたらスタンディングオベーションをしていた。
本当にあっという間の、濃密な音楽鑑賞でありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711214195252-jJmNRjZMWQ.jpg?width=1200)
これ以降、クラッシック音楽を聴き初めています。
作曲家の指向や、指揮者のスタイルなど、違いが分かるようになったら、もっとクラシック音楽も楽しめるのだろうな~と思いつつ、それらの録音の多さに途方に暮れてもいる今日この頃です。
3月2日(土)
マンチェスターで駐在をやっている、大学時代の友人とランチへ行きました。
訪れたのは、マンチェスターの中華街。
やはり中華料理はおいしい。
2人で「やっぱ中華にはハズレがないねー」なんて話しながら、仕事の愚痴だったり、大学時代の友人たちの話だったり、イギリスでの生活の様子だったり、これからのキャリアについてだったり、色々話しました。
彼とは大学時代の部活の同期。
まさか、こんな風に同じタイミングでイギリスへ来ることになるとは、夢にも思っていませんでした。
同じ年代だからこそ、話も合うし、貴重な存在。
特に、二人とも今後のキャリアについてはいろいろと悩むところもあり、生産的な会話ができたと思います。
(日本語楽しい)
3月3日(日)
友人たちと、チェスター近郊の町に新しくオープンしたお寿司屋さんへディナーに行って来ました。
テーブル席が3~4つくらいとカウンター4席の小さめのお店。
夕方6時頃でしたが、我々がお店に入ってちょうど満席になりました。
お店に入って、ご主人にいきなり中国語系の言葉で話しかけられましたが、当然私はちんぷんかんぷん。
その様子を見て、すぐに英語に切り替えて案内をしてくれました。
台湾人の友人が言うには、広東語だった、ということで、どうやら香港人のご夫婦が切り盛りしているようです。
(それにしても、私にはどうしても中国語の標準語と、広東語と、台湾華語の違いがわからない…。)
お客さんも、アジア系が多め。
というか、たぶんみんな香港人。
お寿司を握るのは、ご主人一人だけだったため、満席のお店に5人で突撃した我々のお寿司が出てくるのは結構時間がかかりました。笑
私が注文したのは、お任せ握り。
![](https://assets.st-note.com/img/1711213454087-3y2bA0O64c.jpg?width=1200)
別に、私個人はお寿司の味にうるさいわけではないのですが、敢えて言わせていただくと、ネタによって鮮度がまちまち。
サーモンとホタテは抜群に鮮度が良く、マグロやエビなどはいまひとつ、、、
シャリについても、握り加減やお酢の量は良いものの、お米がイマイチ。
良い材料さえ仕入れることが出来れば、もっとおいしいのだろうな…。というのが正直な私の感想。
ただ、それを差し置いても、イギリスで食べられるお寿司の中では、かなりおいしい部類に入るので、ちゃんと満足はして帰りましたよ。
友人たちも、楽しめた様子。
よかったよかった。
3月9日(土)、10日(日)
先週は、土曜日に映画館で「Perfect Days」を鑑賞し、日曜日に同じ映画館で「The Boy and The Heron(君たちはどう生きるか)」を鑑賞しました。
細かく感想を書こうかとも思ったのですが、文章に起こすのが面倒くさくなったので割愛。
どちらの作品も、割と素直に楽しめました。
色々な解釈があるのだろうけど、自分の中で消化できれば、それでいいかな。
ちなみに9日の朝(日本時間では夜)には、元職場(地元の市役所)の同期が飲み会をしているところに、ビデオ通話でちょっと顔を出しました。
私たちが入庁した8年前から、変わらない人、大きく変わった人、みんなそれぞれ。
でもやっぱり久しぶりにみんなの顔を見るのは安心しますし、同期の内輪だけのノリみたいなものもやはり楽しいものです。
年齢に多少の前後はあれど、「同期」というだけで謎の絆が勝手に生まれるので不思議ですよね。
欧米の雇用制度だと、日本のようないわゆる新卒一括採用ではなく、欠員が生じたポストに募集をかける随時採用なので、「同期」という感覚はあまりありません。
したがって、「同期」というのもある意味日本の独特な文化なのでしょうね。
3月16日(土)、17日(日)
久しぶりに何もしない土日でした。
誰とも会わず、のんびり読書とコーヒーを楽しみました。
一人でカフェへ行っては読書をしたり、
家でコーヒーハンドドリップで淹れては読書をしたり、
たまにはこういう休日も必要ですよね。
ちなみに最近読んでいる本は、ジーン・リース(Jean Rhys)という女性作家の「Good Morning, Mightnight」という小説です。
全然知らない作家だったのですが、本屋にふらりと寄った際、完全にタイトルに惹かれて買ってみたものです。
何をやってもうまくいかない一人の女性が、悲しみを抱えながら誰にも知られないところで孤独にひっそり生きていこうとするものの、他人の視線を気にしたり、見栄を張ってしまったりする物語。
比較的読みやすいほうかな~と思っているものの、ページをめくるごとに知らない英単語が登場するので、私の英語力はまだまだなんだなーと実感。(ちなみに英語だけでなく、ところどころフランス語も登場。)
辞書を引いたり引かなかったりしながら読んでいます。
読書を楽しむというよりは、勉強をしている感覚に近いかもしれません。笑
あ、あと、中国人留学生の友人に勧められて、日本テレビのドラマ「ブラシュアップライフ」を配信で観始めました。
世代がドンピシャ、かつバカリズム脚本ということもあり、めちゃくちゃ面白い。笑
イギリスに来てわざわざ日本のドラマを観るのもなんですが、ストレス解消には最適ですね。
まだ観ていないという方は是非。結構おすすめしたいドラマです。
YMS生活、残りわずか…!
やばいです。時の流れが早すぎる…!!
時間的にも、金銭的にも、やりたいことがやりきれない。
そして、英語力も予想以上に伸びていない!笑
…というか、日本語話したり、寿司食べたり、日本の映画やドラマを観たり、もはや私の心はすでに帰国しているのかもしれません。
ここまで来たら、せいぜい後悔が少なくなるように残りのイギリス生活を楽しむだけですね。どうせまた9月にイギリスに戻ってくるし。
帰国のフライトは予約した。
母は大層喜んで、成田まで迎えに来てくれるそう。
少しずつ、荷物の整理も始めなくては…。
それでは、また!!