【YMS】イギリス就活奮戦記③~手段&とりあえず決着?編~
ここ2回にわたって、イギリスでの就活の様子をお伝えしてきたわけですが、ひとまずチェスターで仕事のオファーを2つゲットすることができました!
11月に始めた就活が、1月になってようやく落ち着いたわけなのですが、ここに来るまで艱難辛苦、紆余曲折あったわけです。
今回の記事では、ここまでの道のりを少しご紹介したいと思います!
1 日系就職エージェントの利用
最終的に、日系企業からオファーをいただくことはできなかったのですが、「利用できるものはすべて利用しよう」ということで、日系の就職エージェントにもいくつか登録をしました。
日系企業の現地採用の求人は日系の就職エージェントに集まりますし、何より日本語でコミュニケーションが取れるので、不安が募る就職活動では多少の安心材料になります。
いくつか登録した中でも、個人的に一番お世話になったのが、
JAC Recruitment さん!
英文のCV(履歴書)を作成して、オンライン上で登録するだけで、無料でいろいろなサポートが受けられます!
オンラインで会員登録を済ませると、最初にオンライン面談が設けられ、興味のある業界や狙う年収の幅など、細かく丁寧に聞き取ってくれます。
その後、面談の結果をもとに、意向に合致する求人を、メールや電話などで積極的に紹介してくださいました。
複数あるイギリスの日系就職エージェントの中でも、一番手厚くサポートしていただいたのがこちらのJAC Recruitmentさんなので、YMS(ワーキングホリデー)で日系企業への就職を目指す方にはおすすめのエージェントです!
2 就職サイトの利用
日系の就職エージェントと並行して利用したのが、日本でもお馴染みの就職サイトです。
こちらも使えるものはすべて使おうと、以下のサイトに会員登録をしました。
Indeed
Glassdoor
Reed UK
Linked in
CV-Library
個人的には、Indeedを一番よく使いました。
上記のサイトの中でも求人数が圧倒的に多いのと、いかんせん、会員登録さえ済ましてしまえば、気になった求人にポチッと応募するだけと、とても簡単に就職活動ができてしまうのが魅力です。
また、CV(履歴書)を登録して、企業向けに公開することもでき、自分から何もしなくても企業側から直接コンタクトがくる場合もあります。
私は2件ほどコンタクトをいただいたのですが、いずれも福祉職でした。
(残念ながら、いずれの職場もチェスターから少し離れていたため、応募は見送らせでいただきました。)
GlassdoorとReed UKについては、どちらもアプリの画面が見やすく、使いやすかったのですが、求人のほとんどがIndeedと重複していたため、こちらのアプリを使って応募をすることはありませんでした。
ただ、ごくまれにIndeedでカバーしていない求人があったりしたので、そういった求人を見つけては、その会社のホームページへ行き、そこから直接応募するという方法で利用していました。
Linked inについては、もう少しハイレベルでプロフェッショナルな求人が多いという印象で、ほとんど利用しませんでした。
と、いうよりは利用したくても今の自分のスキルや経験では利用できないというのが正直なところでした。
ただ、ある程度スキルや経験(又は人脈)がある人にとっては、かなり有益な求人サイトだと思います。
最後に、日本ではなじみのないCV-Library。
こちらは使い方がいまいちわからなかったのと、上記のIndeedやGlassdoor等に割く時間がほとんどだったので、CV(履歴書)を登録して公開した後は、全く使いませんでした。
それでも、一件だけCV-Libraryを通して企業からコンタクト(電話)があったので、意外とイギリスでは有効な求人サイトなのかもしれません。
(コンタクトがあったのが、既に2件のオファーを得た後だったので、何の会社かも聞かずに断ってしまいました。)
いずれのサイトでも、ホテル、レストランやパブ、カフェのバリスタの仕事、または日本語を使う事務仕事等に応募をしていました。
中でも私はホテル業界を中心に応募をしたのですが、理由としては、
・まかないがある=食費が浮く
・従業員の語学トレーニングプログラムを提供しているホテルがある
といった点が私にとって魅力的だったのです。
カフェのバリスタなんかも、ワーホリっぽくてあこがれるな~と思い、積極的に応募を重ねたのですが、こちらは人気の職種で競争率が高く、バリスタ経験がないと採用は厳しいという印象を受けました。
また、日本語を使う事務仕事についても、日系企業の就活と同様、やはりある程度のビザ期間と英語力が要求されるのか、それとも単に私のCV(履歴書)に魅力がなかったのか、箸にも棒にも掛かりませんでした。
特に、イギリスの地方企業の仕事で日本語が要求される場合、日本人は希少だと思って積極的に応募したのですが、全くだめでした。
イギリスで日本語も英語も扱える日本人は、私が思った以上にたくさんいるようです。私の浅はかさを痛感させられました。
3 オファーのゲット!
最初に述べた通り、チェスターで2つのジョブオファーをいただくことができました!
一つは、Indeedを通して応募したもの、
もう一つは、その会社のホームページから直接応募したものでした。
どちらも、形式的な面接と、トライアルシフト(1~2時間ほどのお仕事体験)を経た後、メールで膨大な量の労働契約書類のPDFとともにオファーレターが送られてきたのです。
資金の残高が既に寡少で、なるべく早めに職を得たかったので、ここで一旦就職活動を区切り、2件のオファーのうちより条件が良い方で働く決心を固めました!
というわけで、11月の頭から始めた就職活動は1月の下旬にひとまず終了。
ここまで約3か月弱かかったのですね。
異国で仕事を得る、ということは簡単ではないということを実感させられました。(生きるって難しい…。)
とは言え職を得てとりあえず一安心。
でも、私はどんな職に就いたのでしょうか?
その答えは、次回の記事で紹介したいと思います!
(もったいぶってスミマセン…。)
それでは今回はこの辺で。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!