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サマータイムの終わりに
今日、10月29日(日)をもって、サマータイムが終了し、標準時間に戻りました。
日本より緯度が高いイギリスでは、毎年3月末から10月末までの期間、サマータイムが実施されています。
サマータイムの期間が7か月間で、標準時間の期間が5か月なので、1年間ではサマータイムの期間の方が長く、標準時間が「標準」の役割を果たし切れていません。
日本にはサマータイムが存在しないので、なかなか興味深い出来事です。
今日まさにそのサマータイムが終わったのですが、どのように終わるかというと、時計の針が一時間逆戻りします。
厳密に言うと、午前1時59分の次は午前1時00分に戻り、もう一周して午前2時00分になるというものです。
すなわち、午前1時代が2回存在し、1日が25時間になることになります。
多くの人は、単純に寝る時間が1時間増える、あるいはいつもより1時間遅くまで起きていられるので、少々お得な気分を味わえる日です。
しかし、私の場合、夜間に働く人間なので、通常より労働時間が1時間増え、そのうえ1時間余分に働いた分の超勤手当のようなものは出ません。
1日25時間のメリットを何も感じることができませんでした。
一方で、3月の末にサマータイムが始まる際には、全く逆の現象が起こります。
午前0時59分の後、午前2時00分になります。
午前1時代が消えてなくなり、1日が23時間になるのです。
(したがって、1年間の通算時間は変わりません。)
多くの人にとっては、寝る時間が1時間削られるので、サマータイムの始まりの方がしんどいということになります。
逆に私の仕事は、労働時間が通常の8時間から1時間削られて7時間になり、8時間分の給料をもらえる、ということで辻褄を合わせているようです。
少なくとも3月末までは、今の仕事で働けっていうことですね。
上司と一緒に、「長い長い」と、ぐちぐち言いながら働いた一晩なのでした。