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3回目のイギリスでの年越し

2024→2025

これで、3回目のイギリスでの年越し。

これまでの2回は、イギリスに居ながらもお布団の中で年を越していましたが、今回はバイト先のホテルで新年を迎えることができました。

宿泊のお客さんと、当日夜シフトに入っていた従業員が、ホテルのバーに一堂に会し、BBCの年越し中継から流れてくるビッグベンの鐘の音に合わせて、みんなでクラッカーを鳴らし、シャンパンで乾杯をして、2025年のスタートを祝しました。

やはり、仕事中に飲むシャンパンは格別ですね。

年越しの瞬間の海外あるあるといえば、カップルや夫婦が一斉にキスをしはじめることでしょうか。なんだかんだで初めて生で見ましたが、自分関係ないけどちょっと恥ずかしいような、少し奇妙な気持ちに襲われました。俗に言うカルチャーショックなのかもしれません。(今更)

でも、その年の一番最初にやることが「愛する人へのキス」だとしたら、きっと素敵なことなのだろうと思います。たぶん自分には出来ませんが…。

そんなわけで、バイトと期末論文でバタバタしていたら、クリスマスもお正月もとっくに終わってしまっていたのでした。

先週、期末論文を全て提出し、ようやく落ち着いたところです。

ある程度予想はしていましたが、論文執筆はかなりストレスフルな作業です。時間をかけて地道にコツコツ積み上げていくよりほかに道はなく、かなり気が遠くなる思いでした。

正直、出来あがった論文のクオリティには満足していませんが、ちゃんと睡眠時間を確保し、ストレスをコントロールしながら、体調も崩すことなく、計画的に執筆を完遂する事が出来たので、その点は良かったのかなと思います。

…で、気が付いたら普通に年が明けて2週間以上過ぎてしまっていました。これは果たして、2025年のスタートダッシュを上手く決める事が出来たのか、それとも出遅れてしまったのか、謎なところです。


あこがれの人生。




今年の目標は、大きなものが2つ。

いたってシンプルですが、
1つ目は、修士号をとる。
2つ目は、希望する仕事に就く。

まず、修士号をとるためには、
・全ての授業で単位認定を受ける
・修士論文を提出し、単位認定を受ける
という大きな2つの必要条件が存在します。

授業を落としたら元も子もありませんし、授業の単位を全部取ったけど修論が認定されず、修士を得られなかった、という話も聴きます。

今回の期末論文のプロセスで学びましたが、やはり、
・圧倒的なインプットの量
・地道な努力の積み重ね
が、最終的にものを言うのだと思います。

日ごろから多くの論文にあたり、ちゃんと頭に入れ、早めに計画的に執筆作業を進めていく必要がありそうです。

…と、言葉にするだけなら簡単なのですが、実際は限られた時間の中で、(私の場合)体調やストレス管理をしつつ、日々の課題をこなすだけでもいっぱいいっぱいなのが現実です。おそらくですが、効率の良い方法など存在しないので、結局自分がどれだけコツコツ「頑張る」か「頑張らない」かのどちらかなのでしょう。

強靭な体力と、永遠に続く集中力と、鋼の精神力が欲しいなと思いました。


次に、就職活動について。
大事なことは、「就職をすること」ではなく「希望する仕事に就く」ことです。

私の中で「やってみたい」と思う仕事は、いくつもあります。
しかし、自分に「できること」「得意なこと」と、「やってみたい」仕事が求める能力が一致しないケースの方が圧倒的に多く、もう"若手"とは呼ばれない年齢を考慮しても、どこまで挑戦し、どこで諦めるか、今非常に悩んでいるところです。

このあたりのキャリア観については、次のセメスターや修論の執筆が始まる前の時間的余裕がある今のうちに、じっくり考え、整理し、来る就職活動に向けて準備を整えておこうと思います。


コーヒーは活力の源泉。




そんなわけで、2025年は、私の人生に大きな影響を及ぼす重要な年になりそうです。

ただ、やることはこれまでと大きく変わるわけではなく、今進んでいる道の延長に目標があります。日ごろの積み重ねの量を増やし、コツコツと、でも着実に目標達成への道のりを歩んでいきたいと思います。

あとは、「人生を楽しむ」ことも忘れずに…笑

皆さまにおかれましても、どうか健康で、楽しく、幸せな一年をお過ごしください。
遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年1月 イギリス・ヨークにて


ヨーク・ミンスター



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