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【説明力】 分かりやすく教えるコツ10個



プロフィール

モリヨシナリ

神戸市生まれ、香川県育ち。米国大学経営学部留学マーケティング専攻。大手エレクトロニクス企業にて海外営業職に20年間従事。その後、香港、中国にて外資系商社の設立に参画し、副社長をへて顧問。その間、米国に2年、シンガポールに2年、中国に12年間滞在。

現在、Bizconsul Office 代表。ビジネス英語講師、全国通訳案内士(英語・中国語)、海外ビジネスコンサルタントとして活動中。

・観光庁インバウンド研修認定講師
・四国遍路通訳ガイド協会所属
・トリリンガル讃岐PRオフィサー

保有資格:
【英語:】
全国通訳案内士、英検1級、TOEIC L&R: 965点(L満点)、TESOL(英語教授法)、国連英検A級、ビジネス英検A級、他
【中国語】全国通訳案内士、香川せとうち地域通訳案内士、HSK6級、他
【ツーリズム】総合旅行業務取扱管理者、国内旅程管理主任者、せとうち島旅ガイド(瀬戸内国際芸術祭2019公式ガイド)、他



なぜ説明力は重要か?


人に何かを分かりやすく教える説明力は、

①誤解を防ぎ、効率的に情報を伝えられる

②相手の理解を深め、行動を促せる

③信頼関係を築き、良好なコミュニケーションにつながる


と言う点から非常に重要なビジネススキルです。


人に何かを分かりやすく教えるコツは、相手の立場に立ち、段階的に情報を伝え、理解を深めるための工夫を凝らすことです。

以下に、具体的なコツをいくつか紹介します。

人に何かを分かりやすく教えるコツ10個


1. 相手の知識レベルを把握する:

  • 教える前に、まずは、相手がそのテーマについてどの程度の知識を持っているのかを確認しましょう。相手のレベルに合わせた説明をすることで、スムーズな理解につながります。

  • もし相手の知識レベルが不明な場合は、簡単な質問をしたり、導入部分で基本的な概念を説明したりすることで、共通の土台を作ることが大切です。


2. 結論から話す(PREP法などを活用):

  • 最初に結論(伝えたいこと)を明確に伝え、その後で理由や具体例を説明するPREP法(Point, Reason, Example, Point)は、分かりやすく伝えるための非常に有効な手段です!

  • 結論を最初に伝えることで、聞き手は話の全体像を把握しやすくなり、その後の説明を理解しやすくなります。


3. 順序立てて説明する:

  • 情報を整理し、論理的な順序で説明することで、聞き手は内容を理解しやすくなります。

  • 時間軸に沿って説明したり、ステップごとに段階的に説明したりするなど、分かりやすい構成を意識しましょう。


4. 具体例やたとえ話を使う:

  • 抽象的な概念や複雑な事柄を説明する際には、具体的な例やたとえ話を使うことで、聞き手の理解を助けることができます。

  • 聞き手にとって身近な例や、既に知っている事柄に関連付けた例を使うと、より効果的です。


5. 視覚的な資料を活用する:

  • 図、グラフ、イラスト、写真、動画など、視覚的な資料を活用することで、言葉だけでは伝わりにくい情報を分かりやすく伝えることができます。


  • 特に、複雑なデータや構造を説明する際には、視覚的な資料が非常に有効です。


6. 専門用語を避ける、または丁寧に説明する:

  • 専門用語を多用すると、相手が理解できなくなってしまう可能性があります。できる限り分かりやすい言葉で説明するように心がけましょう。


  • どうしても専門用語を使う必要がある場合は、その意味を丁寧に説明し、相手の理解を促しましょう。


7. 相手の反応を見ながら進める:

  • 一方的に話すのではなく、相手の表情や反応を見ながら、理解度を確認しながら進めることが非常に重要です。

  • 質問を促したり、要約を求めたりすることで、相手の理解度を確認することができます。

  • 相手が確実に理解しているかどうかを確認する方法は、区切りの良いところで、相手に教えた内容を説明してもらい、質問をして回答してもらうことです。


8. 質問しやすい雰囲気を作る:

  • 質問をしやすい雰囲気を作ることで、相手は分からないことを遠慮なく聞くことができます。

  • 「何か質問はありますか?」と積極的に問いかけたり、質問をすることの重要性を伝えたりすることで、質問しやすい雰囲気を作ることができます。


9. 復習や確認を行う:

  • 説明が終わった後に、内容を簡単に復習したり、重要なポイントを確認したりすることで、相手の記憶への定着を促すことができます。


  • 必要に応じて、後で参照できる資料を提供することも有効です。


10. 相手の立場に立って考える:

  • 最も重要なのは、常に相手の立場に立って考えることです。相手がどのような知識レベルで、何の目的で、どのような説明を求めているのかを想像することで、より効果的な伝え方をすることができます。


上記のようなコツを意識することで、相手に物事をより分かりやすく教えることができるでしょう。特に、例え話しを使って説明する、理解度を確認する為には相手に説明してもらい、内容に関して質問すると言う点は覚えておきましょう。あとは実際に人に教える経験値を増やしていくことにより、説明力のスキルは磨かれていきます。相手の頭の中でイメージが浮かぶような説明を心がけましょう。




それぞれのコツに基づいた具体例10個


それぞれのコツに基づいた具体的な例を挙げて解説します。

1. 相手の知識レベルを把握する:

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1,576字

🔹英語 x 中国語 x 専門分野、日中英トリリンガル x ツーリズムでのキャリア構築を目指す方、日…

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