夫と死別して10ヶ月経った今も、 涙はすんなり流せない。 「泣く」事に対して、 瞬時にブレーキをかける自分がいる。 先日20人位の飲み会があって、 ある方とお隣の席になった。 (必然だったのだと思う。) 複数人で話していた中で、 主人との死別についての話題になった。 「未だに生きてる気がするんですよね」と私が言ったら、 すぐに1人「わかる」と応えた。 その回答の速さから、 同じような経験をされている方だな、と 直感的にわかった。 死別経験者にしかわからない感覚 って
久しぶりに作ったお弁当を食べた。 外のベンチで風を感じながら。 お弁当箱を見ると夫との会話を思い出す。 「朝は眠いからいい。コンビニで買うから。」 「お弁当くらい作りなさいよ、もー。」 私より早く起きて、 私の弁当を作っている。 夫はお弁当必要ないのにね。 台所で手際よく動く背中が見える。 心地の良い音がする。 卵が好きな私のために、いつも卵焼きを作ってくれた。 綺麗な巻き方で、焼き目もなくつるんと美しい。 つくねやハンバーグが好きな私をからかって、 「ハイ、丸い
主人が亡くなってから、今月が10ヶ月目。 気持ちが全然止まったままで。 季節だけが高速で過ぎてく感じ。 体だけがボロボロになっていくような。 頭(思考)はずーっとグルグル色々考えてて。 心はずーっと止まってる。 体・思考・心 全部バラバラで。 1人の人間なのに、 どこも一致してない。 1人でこの先、 生きていく事だけが決まっている。 灰色の砂漠に1人。 何も感じない、何も思わない、何もない世界。 未来に何が欲しい? このままじゃダメになっちゃうって頭と、
夫を失った。 赤ちゃんもいなくなった。 今度は、 卵巣に腫瘍。卵巣摘出手術の可能性。 女性としての臓器まで失うのか。 夫が突然死してから、 私だけ生きてて、何かいい事あった? 頭の中グシャグシャ。 未来への焦り、不安、寂しさ、恐怖、落ち着かなさ。 どうせっていう否定的な思考、 自分を下に見て傷つける いつもの思考。 甘えて守って大事にしてもらって安心を感じたい vs 自力で生き残らなければならないという強い不安と焦り 心療内科も 占いも スピリチュアルも 心理学のセ
心の中は灰 色彩を失ってる 心のエネルギーも 体のエネルギーも枯渇、砂漠 燃やせる物もない 無気力 お腹痛い 胃が痛い 起き上がれない そばに居てくれたらなぁって。 忘れつつある主人の感覚。 思い出すのが怖くて、 思い出せなくなるのも怖くなってきた。 時間だけが勝手に過ぎる。 心も頭も体も全然進んでない。 「本当の自分の気持ちに寄り添い、認める」 自分でやらなくちゃ 先は見えて来ないんだろうな。
主人がそばにいてくれたら、 ストレスは溶けて、 また明日から頑張れるのになって思った。 そうやって癒してもらって励まされて、毎日ハードに働いてきたから。 だから、 給油場を失くした感じ。 涙も出せないから、苦しみが胸に溜まる。 ある他人に、理不尽な受け答えをされてた。 人として、社会人として、ありえない対応。 子どもじゃあるまいし。 頭ではわかってても、心身にダメージは受ける。 自分勝手で感情を制御できてない姿が、義母に重なる だからトラウマの傷口が裂けてるんだなと。
まだ全然泣けてないのが実感としてある。 湧き上がってくる涙を、抑え込んで飲み込んでる。 平常心、平常心。 死別前とまったく同じ自分を演じる。 痛々しいほどの強さ。 そんな心は強くなんかなくて、繊細なのにね。 心の中の地面に、ソードを突き刺す。 「泣かない。いつも通りに笑う。」 毎朝、弱い自分に向かって覚悟を決める。 1人で生きてく。1人で生きてく。 覚悟、強さ、冷たさ、 硬い鎧を身につけて。 優しい笑顔で、誰も寄せ付けないように。 本当の、脆くて弱くて寂しい自分が漏れ出さな
1人1人が違う色を持っていて、 相手に対する愛とリスペクトを持って繋がる。 そうすると、 1人1人の色に優しさが灯り、個性が光る。 「自分さえ良ければ、周りの人はどうなっても構わないです」 って考えが蔓延してるけど、 「みんなが幸せになろう」って思って、相手に優しくなれれば、自分の成長や幸せに繋がる。 この写真を見て、そんな風に思った。 衣食住が安定供給されてて、 経済的に不安がなくて、 生きるのに最低限満たされて、 心に、考える余裕と時間がないと、 なかなかそん
ムカつく人間が目の届く範囲内に居て、 今までだったら潰しにかかって行ってた。 確実に。 優しくて真面目な人が損をして、 わがまま放題な人がラクをする。 そんな理不尽さに黙ってられないから、相手がどんな立場であろうと、どんな場であろうと、正義感でガッツリ斬り込む。 でも今回はびっくりするくらいイライラしなかったのよ。 それにびっくりした。 あ。なんか自分変わった? って。 きっと相手がうまく受け取れなかったのは、 自分の伝え方が下手だったせい。 もっと自分が上手に伝えて
主人が30代で突然死して9ヶ月が経つ。 初対面で私の話をした時に、話を聞いてくれていた人達の表情がどんどん暗くなっていって、彼らの自己開示をする気持ちや機会を奪ってしまったな〜と思った。(私のエピソードが重すぎて仲間のカミングアウトのチャンスを奪ってしまったと感じた。)ので、申し訳ない気持ちになってしまった。 他者へのアウトプットが最も効率的な頭の中の整理整頓方法だと自分で感じる。 だから、他者を鏡にして、今の自分の気持ちを表現する。 ブログに書いて世界に晒すと、自分の