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「遠くても楽しくて快適! 初めてのカシマ遠征」
2023.10.28 VS 鹿島アントラーズ
県立カシマサッカースタジアム
■レポーター
飯田 篤さん(51歳/千葉県松戸市在住/サポーター歴30年)
■同乗者
息子 飯田 康平さん(21歳)
大壽美 楓季さん(23歳)
Reds Vehicle AWAY DRIVE 第4回の試乗&観戦レポーターは、普段はレッズのホームゲームを電車で観に行くことが多いという飯田 篤さん。
クルマを運転してアウェイゲームに行くのは今回が初めてです。
この日は息子の康平さんのほかに、康平さんと交際中の楓季さんも一緒です。「3人でスタジアムに行くのは今シーズン3回目です」と飯田さん。
レッズのユニフォームを身にまとった3人が集合場所に姿を見せました。
レッズの対戦相手は鹿島アントラーズ。6月4日にホームで対戦したときの結果はスコアレスドローでした。
千葉県松戸市からアウトランダーPHEVに試乗し、高速道路を通って県立カシマサッカースタジアムを目指します。
【10:00】 一般道を走り松戸ICへ。「とにかく余裕を持って現地に着きたい!」
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キックオフまであと4時間。
運転席に座った飯田さんがナビに目的地を入力します。
「まずは時間どおりに到着できるかどうか。検索して調べると大丈夫そうですが、とにかく余裕を持って現地に着きたいです!」と意気込みを語り、松戸ICへと向かいました。
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普段の通勤には電車を利用している飯田さん。
康平さんが成長するにつれて、週末にクルマで遠くに出掛けることはめっきり少なくなったそうです。
「カシマ(サッカースタジアム)にはまだ観戦に行ったことがありません。職場が茨城県内にあり、周りに鹿島ファンが多いので、負けられないという気持ちが強いですね。今日は堅い試合になりそうです」と予想し、ステアリングを握りしめました。
【10:25】 東京外環自動車道を通り、東関東自動車道へ。「クルマに乗った瞬間から観戦が始まっている感覚!」
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松戸ICから高速道路に入り、東京外環自動車道を経由して東関東自動車道に向かいます。
「高速道路を走るのは久しぶりですし、このクルマで走ることが楽しみですね。PHEV車がどれくらい静かで、どれくらいパワーを出せるのか確かめたいです!」と飯田さん。
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高速道路をしばらく走ると、飯田さんは電車で試合に行くときとの違いに気づいたようです。
「電車の中では静かに試合会場に向かいますけど、クルマに乗った瞬間からみんなでレッズの話で盛り上がれて、観戦が始まっている感覚です!」。
飯田さんは埼玉出身。子どもの頃にサッカーを始めました。
「プロリーグが始まったときにレッズを応援し始めて、Jリーグ発足時のなかなか勝てなかった頃から今までずっと応援し続けています」と飯田さん。
サポーター歴は約30年です。
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息子の康平さんは幼い頃からレッズを応援しています。
「いつから応援し始めたのか全然覚えていません。気づいたときにはすでに応援していました」と康平さん。
知らず知らずのうちにレッズサポーターになっていたようです。
楓季さんは埼玉スタジアムの近くにある高校に通っていました。
「高校時代はそんなに興味がなかったのですが、もともとスポーツが好きだったので、康平さんに誘われるまま一緒に試合を観に行ったことからレッズにハマりました」と楓季さん。
昨シーズンからレッズを応援しています。
康平さんと楓季さんは、今日の試合でマリウス・ホイブラーテン選手に注目しているそうです。攻守にわたる活躍に期待を寄せます。
【11:20】 風景に懐かしさを感じながら潮来ICへ。「今日は負けられない!」
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東関東自動車道を進むにつれ、クルマの数もまばらになってきました。
窓の外にはのどかな風景が広がっています。
大学4年生の康平さんにとっては懐かしい景色です。
「このあたりにはグラウンドがたくさんあって、小・中・高の頃にサッカーの試合でよく来ていました。土日は部活だったのでレッズの試合にはなかなか行けませんでした」と康平さん。
大学生になると時間に余裕ができて、アウェイにも行けるようになったそうです。
しばらくすると潮来ICという文字が見えてきて、康平さんが「緊張してきた……」とつぶやきました。「今日は負けられない試合です!」。
潮来ICに到着する前に、パーキングエリアで休憩を取り、予想される渋滞に備えました。
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【11:50】 ホームゲームでかかる曲を流してウォーミングアップ!
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潮来IC高速道路を降りると予想どおり一般道は渋滞していました。
やはりこの日はスタジアムに向かうクルマが多いようです。
クルマの流れが悪くなったため、康平さんがスマートフォンとカーナビをつなぎました。
レッズのホームゲームで選手ウォームアップ中にかかる『House Of Love』を流して気持ちを高めます。
【12:40】 県立カシマサッカースタジアムに無事到着。「ひと安心です!」
飯田さんは渋滞の列からそれて、民間駐車場が多い場所を目指しました。
いつの間にか県立カシマサッカースタジアムが右前方に見えています。
出発から約2時間40分がたち、スタジアムから遠くない駐車場を見つけ、クルマを停めることができました。
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赤いユニフォームを着た両チームのファン・サポーターがスタジアムを目指して歩いています。
歩道橋の階段を上がり、鹿島サッカースタジアム駅の改札前を通り過ぎると、収容人数4万人のスタジアムが前方に見えていました。
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「まずは試合前に到着できてひと安心です!」と飯田さんは安堵の表情を浮かべました。
「キックオフまで少し時間があるのでスタジアムグルメも楽しんで、あとは試合に勝つだけです!」と気合十分です。
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3人は入場ゲートを通り、バックスタンド側に向かいました。
コンコースには大勢のファン・サポーターが集まり、特にカシマスタジアム名物といわれるハム焼やもつ煮込みのブース前では長蛇の列をつくっています。「もっと早く乗り込めばよかったなぁ……」と飯田さん。
3人ともあまりの行列ぶりに圧倒された様子でした。
少し列が落ち着き始めた牛串焼きやフランクフルトを買い込み、キックオフの瞬間を待ちました。
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【16:10】 結果はスコアレスドロー。「予想どおり堅い試合になりました」
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レッズは何度かチャンスをつくったもののゴールに結びつかず、結果は6月のホームゲームと同じくスコアレスドローでした。
シュート数は浦和が9本、鹿島が7本。康平さんと楓季さんが注目していたホイブラーテン選手はフル出場し、相手の攻撃を防いで無失点に貢献しました。
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試合が終わり、戻ってきた飯田さんは、「試合前は勝つことだけを考えていましたが、予想どおり堅い試合になりました」と悔しそうな表情を浮かべていました。
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【16:30】 帰路は高速道路ではなく一般道で。「来年こそリベンジしたい!」
駐車場からクルマを出そうとしたところ、前の道路で渋滞が発生しています。帰路は高速道路ではなく一般道を走ることにしました。
この日は18:30から水郷潮来花火大会が予定されており、すでに交通規制が始まっています。
カーナビを参考にしながら迂回して、花火大会による渋滞を回避することができました。
康平さんは濃密な一日を振り返り、「普段とは違うレッズカラーのクルマでアウェイのスタジアムに行くことができて、とても貴重な経験になりました。今日は勝つことしか考えていなかったので、来年こそリベンジしたいです!」と気持ちを切り替えていました。
楓季さんも初めてのAWAY DRIVEを堪能したようです。
「クルマの中は広々としていて、行きも帰りも快適に過ごすことができました!」と笑みを浮かべていました。
運転を担当した飯田さんは、「試合に負けずに終えられてよかったです!」と話し、「PHEV車を実際に運転してみて、力強く走れることが分かって、とても充実したドライブになりました」と長い一日を振り返りました。
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3人にとって初めてのAWAY DRIVEは無事終了。想像以上に充実した一日となりました。
次回のAWAY DRIVEは2024シーズンにお届けする予定です。
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