オリンピックに見る広報の重要性
こんにちは!
スポットで頼める広報デザイナー、木下です!
オリンピックが開催されてるいますね、毎日見ています。
そして、この場に全てを懸けて闘う姿に感動しています。
勝って歓喜する姿、負けて泣き叫ぶ姿、
その裏には何があったか、気になりませんか?
テレビで観る『それまでの軌跡』に合点がいく
金メダルをとった選手、残念ながら敗れた選手…
みなさんすばらしいですね。
それまでにどんな練習をしていたのか、
どんな気持ちで向き合っていたのか。
私たちにはわからない『高み』に向かうための
苦しみがあると思います。
あるとき、密着取材したVTRを観ました。
なぜ、その競技を始めたのか?
どうやって、上手くなっていったのか?
何を思って、続けているのか?
見事にまとめてあり、なぜあの涙が流れたのか、合点がいきました。
密着取材を観なかったらスルーしていた
オリンピックに出るなんて、本当にすごい!
ですが、凄すぎて自分とは遠く感じて、関係ない事に思えてしまいませんか?
テレビで観た興奮も、自分事にはならず流れていってしまいます。
でも、密着取材を観たあと、なぜか思い出して、
「あの人は、普通の人だったけど、成し遂げたんだ。すごいな!」
「わたしもできるかも!」
「目標に近づくよう、小さくても一歩踏み出そう」
と心に残ります。
観ている人と、心の繋がりが作れるのです。
応援する人をつくり、選手への支援を広げて、選手のチカラに変えていくのです。
広報はそれと似てる
密着取材は「広報すること」が含まれています。
「広報」という言葉の意味をを調べてみました
まわりの方との「関係づくり」
アスリートには、見る人を引き付け、応援したくなる力があります。
また、アスリートも、応援なしでは活躍できません。
たくさんの応援する人を作って、活躍していきます。
たくさんの方と関係づくりすることが大切です。
企業や団体も同じことが言えます。
以前、お仕事のお話をいただいた時、
デザインを起こすためにリサーチを と、
その会社さんについてネットで調べようとしました。
その会社さんはwebページもお持ちでなく
ブログやSNSなどもやっていない。
活動が、どこかの記事になってもいない。
やっと見つけたのは、業界の住所録のようなページに
住所と代表者の名前、事業内容が書いてあるだけでした。
せっかく企業として素晴らしい取り組みをされているのに残念…
活動をもっとみんなに伝えることで、
・自己紹介しやすくなり、相手が仕事内容をイメージしやすくなる
・どんな目標をもって取り組んでいるかを伝えることで、応援してくださる方ができる
・企業・団体の組織の中の方も、自分たちの仕事を客観視して、やりがいにつなげることができる
など、よい循環が生まれます。
「広報」は「広告」とはちょっと違う
ざっくり言うと
広告は 認知獲得・売上向上
広報は 信頼獲得・ブランディング
という違いがあります。
ものだけ作っても売れない時代
周りを見ればわかりますが、モノが溢れかえるこの時代
余程こだわらなければ、どこでもそれなりのものが買えます。
どこで何を買うか消費者は考えることに疲れています。
情報が多すぎるのです。
買ってもらうためには
その情報の海から選んでもらわなければいけません。
選んでもらうためには、どうしたらいいのか?
信頼を獲得するには、どうしたらいい?
広告を使ってベネフィットを訴求する
それも有効な手段です。
ですが、同じような商品があったら?
どう差別化を図りましょうか?
選ばれる理由をつくる
自分と合いそうか?
憧れるような「何か」があるのか?
同士のようになれる気さくさがあるのか?
「人柄」や「企業・団体としての人格」を見ているのです。
だって、人間同士ですから。
人柄を伝えるものを、カタチにしたい
真ん中のコアになっている「コンセプト」をまず決めて
そこから知っていただくためのツールを企画していきます。
この一連の表現の部分に「SNS」が入ってきたことが、とても大きいことです。大手の企業でなくても、人柄を含めた表現が、個人でも企業でも簡単に見やすくなったのです。
この人柄の部分も含めての発信と、統一感のある制作物を作っていくと、芯の通った、伝わる表現につながっていきます。
すべての芯を考えるのは、ステークホルダー(最終意思決定者)の方に委ねられます。でも、情報を整理したり、イメージを可視化することに長けている方ばかりではありません。得意な方も苦手な方もいらっしゃいます。
そのような方の相談相手、壁打ち相手になり
できることを考えて、制作内容を提案していきたいと考えています。
具体的にできることは、この先
事例を踏まえてお伝えしていきたいと考えています。