沢木耕太郎 読んでから行くか?行ってから読むか?
コロナ自粛で飲み歩かなくなった分、本を読む時間が増えました。^^;
沢木耕太郎なら絶対、旅エッセイだよね!と以前から思っていましたが、初の国内旅エッセイだそうです。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」の連載から厳選した41編を、単行本化した本作。「旅のつばくろ」。
旅エッセイって、小説の映画化に似てます。そのこたえは?「読んでから行くか?行ってから読むか?」
代表作の深夜特急香港マカオ編は、行ってから読みました。行く前に読んでいれば、あんなにカジノで負けずに済んだのに(笑)。(といっても、数万円ですが。)
香港の熱い空気感とか、救いようのない、だけど魅力たっぷりの九龍の猥雑さとか、「そうそう!それだよ!それが香港だよね!」と、膝を打ちながら読んだ深夜特急。
今回は行く前に読んだ形になります。奥入瀬渓流や兼六園は、行ったことがあるけれど。あゝ、行きたい。東北・北海道。軽井沢に小渕沢。(清里は行ったけどね。^^;)
ただでさえ、旅に出にくいこの頃だから、奴が収束したらゴートゥーキャンペーンとやらで、ぜひとも国内旅行を楽しみたい。夢が膨らみました。
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