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イナズマロックフェス 2022

イナズマロックフェスが、3年振りにリアルで開催されました。
今年は9/17〜/19の3日間の開催。私は9/18、/19で参加する予定だったのですが、3日目の9/19は台風の影響で中止となってしまいました。。。
残念ながらフェスとして3日間の全日程を走り切ることはできませんでしたが、でも今年リアルで開催できたのはとても大きなことだったと思っています。

イナズマロックフェスは、滋賀県草津市の烏丸半島で毎年9月に行われている野外音楽フェスです。2009年から始まり、今年で14年目。うち、コロナ感染症が広まった2020年はオンライン開催、2021年はリアル開催を予定していたもののコロナ感染症拡大の影響で前月の8月に中止を決定したという経緯がありました。

そんな2年を乗り越えて、烏丸半島にようやく今年、イナズマが帰ってきました!
私も9/18に烏丸半島の地で久々にイナズマのゲートに迎えられ、非常に感慨深いものがありました。ゲートの向こうに見える空は曇天だったのですが、心配していた雨にはほとんど遭うこともなく。灼熱の太陽の元で歩き回るよりも体力温存ができたので、そういう意味ではよかったのかもしれません。帽子を被らずに丸一日過ごしたイナズマは初めてだったなぁ。
天候は常に気にしてお天気アプリでマメにチェックしていたのですが、見事に烏丸半島のあたりを雨が避けていくんですよねぇ。さすが西川さん、過去に台風を逸した実績のある男(この話はいずれまたどこかで)。

イナズマはフリーエリアと有料エリア(雷神ステージライブ)に分かれており、フリーエリアだけでも十分楽しめます。フリーエリアでもライブステージが2つあり、無料で音楽ライブやゆるキャラのステージを見ることができます。また、滋賀県の様々な魅力を実際に体験することができるブースもあります。そして、飲食ブースがかなり充実している!!毎年何を食べようかめちゃくちゃ迷います。食べたいものが多すぎて、毎年だいたい食べきれない(笑)

なので、今年も「どのタイミングで雷神ステージのライブを見ようか」「どの店の何を食べようか」「フリーエリアのステージを見に行けるタイミングはあるだろうか」などと色々考えていました。個人のタイムスケジュール作り、めっちゃ大事。この充実したラインナップの中から取捨選択するのは、結構たいへんです(笑)

◯イナズマロックフェス 2022  公式HP
https://inazumarock.com/2022/

事前にある程度のスケジュールを立てていたのですが、今年はなんだかイレギュラーなことがいっぱいありまして(^_^;)  一緒に行ったツレと「これ、どうする?!」となったことがたくさんありました(苦笑)。
大焦りしたことも多かったですが最終的に蓋をあけてみれば、堪能する時間は短くなったりはしたものの、やりたいと思っていたことは大半できていました。「私達のリスケ能力も、なかなかのモンやね!」と帰る道すがら話しておりました。

※以下、9/18ライブのネタバレあります。


西川さんのライブステージ。
本来なら私は9/18にT.M.Revolution、9/19に西川貴教とT.M.Revolutionの3ステージを見られるはずでした。が、9/19は中止となってしまったので、9/18のT.M.Revolutionのステージに全力をぶつけてきました!
今回は観客ブロック内でわりと広くスペースを取らせてもらえたので、思いっきり暴れさせていただきました♪ あ、もちろん制約の範囲内でですヨ。声を出したいのをグッと我慢して、声に出したい想いを体全部を使って表現してきました。

オープニング曲がまさかの「Inherit the Force -インヘリット・ザ・フォース」!!!
ライブでもめったにお目にかかれない曲です。あまりにもレアすぎて、度肝を抜かれました。かーらーの「Naked arms」。これでテンションが上がらないはずがない。

この後のMCで、西川さんの口から15:00頃に情報公開された9/19のイナズマ中止の決定について語られました。
「今日が最終日だから、このステージに全力をぶつける!!!」
ここからは怒涛の鉄板曲ラッシュでした。このラインナップ、会場の一体感ハンパないですね!!

・LEVEL4  
・HIGH PRESSURE
・HOT LIMIT
・WHITE BREATH
・HEART OF SWORD 〜夜明け前〜

「HEART OF SWORD 〜夜明け前〜」の直前のMCで、突然の雨に見舞われました。

「すごい演出。
 さっきちょっとしんみりした話したから、おふくろの涙雨かな?」

西川さんがそう言った理由。それは、最初のMCに起因するのですが。それを理解するためには、イナズマロックフェスの成り立ちを知る必要があります。

イナズマロックフェスは、西川さんが滋賀県の観光大使に就任したことがきっかけで始まった地域活性のためのイベントです。そして、それと同時にもう一つの意味合いがあります。

なぜイナズマロックフェスは9月に行われているのか?台風に遭うリスクの高いこの時期に、なぜ?
それは西川さんの誕生日が9/19だから。でもそれは、西川さん自身を祝うためという意図ではありません。『自分を生んでくれた母親に最大の感謝を送るため』という、西川さんの強い意思の表れなのです。

滋賀に住む西川さんのお母さんは、ご病気を患っておられたそうです。母親の様子を見に行きたい。でも、仕事で東京から動けない。そんな時に、観光大使のお話が舞い込んできたそうです。

「それならば、滋賀で仕事を作ってしまえばいい。そうすれば、滋賀に行く理由ができる。」


そう。ライブの最初のMCで言及したのは、開催時期について。
感染症対策を万全にし、やっとの思いで開催できたライブが台風の影響で中止にせざるを得なくなってしまった。時期のことは理解している。でも、だけど。

「他には何にもいらない。
 だけど、どうか一つだけ我儘を言わせてください。
 お彼岸なんで………おふくろの側に居させてください!!!」

あの振り絞る声を、魂の叫びと呼ぶのだろう。私はそんな風に感じました。
それほどまでに家族のことを愛せるのは、なんと素晴らしいことだろうとも。

「HEART OF SWORD 〜夜明け前〜」をなぞるように涙雨は止み、その後のアンコールと恒例の締めの花火までつつがなく終えることができました。

アンコールでは、本来は9/19の最終日に歌われるはずだった「Lakers」が披露されました。この楽曲は、2009年のイナズマロックフェスで改めて西川さん自身の目で見たびわ湖周辺の風景と、その時、聴こえてきた鼓動や風の音をイメージして作った楽曲だそうです。そして、イナズマのエンディング曲として2010年以降、毎年恒例で歌われています。
曲の最後に会場に居る演者も観客も全員がしゃがみ、全員でジャンプしてエンディングを迎えるのですが。西川さんにしゃがむのを促されるのが久しぶりすぎてめちゃくちゃ嬉しかったし、じーんとしました。一体感とともにイナズマの終了を迎えるあの感じが、ほんとに好きなんですよねぇ。。。

そんなこんなで、2022年のイナズマロックフェスは開催終了しました。忘れ物を残した状態で。
「これは、続けろってことでしょ?」
西川さんの力強い言葉が、2023年のイナズマスタートの合図です。

私が学んでいる気学の師匠からも、いつも言われています。
「全ては必然。どんなことにも、必ず意味がある。」
であるならば、今回の出来事にもきっと必ず意味がある。その意味を見出すために西川さんはこれからも走り続けるでしょうし、私はいちファンとしてやれることをやっていきたいと思っています。

来年は、イナズマ完走してみんなで西川さんのお誕生日をお祝いしたいですね!!


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