音楽人生その11(DTM編2)

さて、G3Macによる制作とMC-50による制作を並行してましたが、CubaseVSTがバージョンアップする度に今では当たり前になったVST(Virtual Studio Technology)が発展していきました。

元々Cubaseの開発をしていたSteinberg社が始めたVST規格でしたが、まだまだ他社のDAWでは安定した動作が微妙な頃でした。それから開発ソースを公開してからフリーのVSTプラグインが世界中で作られるようになり、今や当たり前な規格へと発展していったという歴史があります。

当時はPROTOOLSはTDM、RTAS、LOGICはAU、CubaseはVSTとそれぞれ違う規格のプラグインを使ってました。今はPROTOOLSはAAX、LOGICはAUとありますが、VSTに関してはどのDAWでも使える規格になってます。(PROTOOLSはアダプターが必要)それだけ普及率が高くなったんですね。

Steinberg CubaseVST5

前置きが長くなりましたが、このVSTの発展のおかげで段々と外部のシンセサイザーからPC一台での制作へと移行していきます。
そしてSteinbergが今までのCubaseを一新しCubaseSXへと進化を遂げました。これが自分にとってものすごい制作スピードが上がった出来事でした。理由としては、今までフリーズが多すぎた環境からホントに止まらないDAWになった事。オーディオレコーディングにストレスがない。VSTによって内部完結で制作できる。今となっては当たり前の環境がやっと揃ったんですね。長かった、、いくらお金使ったんだ、、など色々と思う所はありましたが、快適すぎる制作環境にガンガン曲を量産してた記憶があります。
この頃からCubaseSXがWindows先行だった事もあり、制作環境をWindowsへ移行しました。

Steinberg CubaseSX

そう、Windowsに移行してからは、いわゆる自作PCにも挑戦していきました。曲を作りたいだけなのに覚えることたくさんでしたね💦

元々機械いじりは好きな方だったのでそこまで抵抗はなかったですが、元々小室哲哉に憧れてキーボーディスト、作曲、アレンジとやってきた流れでいうと、何でも屋にならざるを得ない感じになっていきましたね。なんか音楽人生とは思えない(笑)

次回は楽曲投稿編へつづく

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