Leprous /Self-satisfied lullabyを読む
今年の10月、一番聴いたであろうアルバム
Leprous/Melodies of Atonement(2024)
Leprousは2001年にノルウェーで結成したプログレッシブメタルバンド。
今作はエレクトロニカの要素が強め。
その中で北欧らしい自然の荒々しい寒さと柔らかさに冬らしさを感じるこの曲を和訳したい。
聖歌のような美しい前半のコーラスとラストの咆哮の対比が印象的。
なにかに執着してしまって、手放したくても手放せない
そんな葛藤を歌っているように思う。
恋愛関係かもしれないし、音楽から離れられない売れないアーティストかもしれない。中毒者が負のループを断ち切ろうとしているようにも思える。
直訳すると「自己満足な子守唄」
自分が今年、執着してしまっているものは何だろうか。
※あくまでも勝手な意訳である。
Self-satisfied lullaby
Assertive mind
When the sky aurifies
Way up high
Self-satisfied lullaby
夜の静寂に包まれる時に
凝り固まった気持ちを
Self-satisfied lullaby
Possessive, blind
When the sky aurifies
The last goodbye
Self-satisfied lullaby
明け方の清らかさで
妄信的な所有欲に
別れをつげさせて
Magnified, simplified
Lost in time
When the sky aurifies
When you sing your
夜の静寂の中、あなたの歌声が響いて
ただそれだけが、すべてのような気がして
時間を忘れてしまう
Self-satisfied lullaby
Assertive mind
When the sky aurifies
Way up high
Self-satisfied lullaby
夜の静寂に包まれながら
何度でもその歌声を追ってしまう
Glooming lights crawling up my skin
Weary, shaken, processing yesterday's memories
(Processing yesterday)
憎い明け方の光(一筋の希望)が、私の肌を這い上がってくる
疲れ果てて、途方にくれて震えながら、
昨日までの思い出をなんとか追いやる
Will not follow through with my vows
Fading away
Again I'll bеtray all my
All my fulfillments
Going back, going back
Getting close to slumbеr, slumber, slumber
決意すら貫くことができない
また自分はすべてを台無しに
幸せもなにもかも全て
もどってくれ、もどってきて
今はなにもかも置き去りにして、眠りにつかせてくれ