逆説「飽きさせない」ことに気づくこと
動画をアップロードしていて、
面白みが無いなと気づいたときありませんか。
私も ただ撮影しているだけではダメだなと感じていました。
最初はカメラを置きっぱなしにして、ワンカットで撮影していました。
見ているとすぐに飽きてしまいます。
初心者には、他にやりようがないのです。私もそうでした。今でも・・・
しかし、「飽きてしまう」ということに気づくことが大切です。
視聴者の目線で言うと、
カメラが固定された動画を1時間も見ていられない、
それどころか5分・10分でも見続けることはないでしょう。
変化のない単調な動画は、すぐに飽きてしまいます。
そもそも視聴者は「何かあるのでないか」という思いで見ます。
それなのに変化がなければ飽きるのは必然です。
そこで「飽きさせない」動画は、どうすればよいのでしょうか?
まず、ここがスタート地点になります。
本来であれば、
「テーマ」「ストーリー」「起承転結」などを学ばなければいけません。
良いものを作るには重要なものです。
教科書や学校などで学ぶときにも、必ず記載はあるでしょう。
逆説という言葉を使った意味はここにあります。
「飽きさせない」=「テーマ・ストーリー・起承転結」
しかし、初心者には「テーマ・ストーリー・起承転結」は
「つかみどころがない煙」のようなものです。
映画やテレビをみて、重要性はわかっているけど、
いざ自分が作り出すと、どこから・何から初めていいかわかりません。
そこで、私がまず始めにやったことは、
「画変わり」「無駄を省く」ことです。
ストーリーを作ることは、パッとはできません。
では、「飽きさせない」ためには・・・
●画変わり
言葉どおり、画面が変わることです。
・アップだったり、引いてみたり、
・撮る場所を変えるみたり、上にも下にも横にも、そして角度も
・カメラを動かしたり、止めてみたり
・主役を撮ったり、脇役を撮ったり
以上のように工夫しながら撮ってみましょう。
●無駄を省く
そもそも余計な部分、不必要な部分、無駄な部分とは
主役でも脇役でもない部分は切り落としましょう。
例えばお祭りの神輿が数台来る場合、神輿と神輿の来る合間はいりません。
初心者は特に切り落としてください。
撮った動画を捨てる勇気も必要です。どうせ視聴者には不必要ですから。
間をあけるテクニックもありますが、後ほど覚えてください。
まずは、オイシイとこ撮りです。
編集は大変になりますが、少しでも「飽きない」方向に向かいます。
最後に、
撮影時に「画変わり」編集時に「無駄を省く」ことをやっていきます。
編集時は最初は時系列でも良いかもしれません。
「画変わり」「無駄を省く」意識した撮影・編集を繰り返し経験していくと
そこに「テーマ・ストーリー・起承転結」が見えてくると思います。
撮影していくと、何を撮るのかという「テーマ」を意識し始めます。
順番を変えてみたりすると「ストーリー」が生まれてくれたりします。
「ストーリー」に「起承転結」付け加えると、ドラマが生まれてきます。
「画変わり」によって、たくさんの素材が生まれ
「無駄を省く」ことで、つながりが生まれてきます。
岩手県を記録し続けます。盛岡市を中心になりますが、記録し続けます。