屋外でAR(拡張現実)体験-07 素材概要
iOS ARアプリMixAR camを使ってAR体験。
ARオブジェクトの素材(画像/映像)制作で画像について書きました。
どんな作成ワークフローをどう書いたら分かりやすいかに悩みました。
特にAR体験はまだ未知の分野で試行錯誤中、素材作成をiPhone、Macその他の様々な環境で作成してるのでその繋がりをまとめるのに時間が掛かってしまいました。
最終、私がいつも使ってるiPhoneのアプリAdobe Photoshop MixとAdobe Cpature CCで素材を作成するフローを紹介することにしました。
1. 画像の作成方法と制約
以前も書きましたが MixAR camのARオブジェクトは読み込む画像/映像が正方形(スクエア)でないと比率が変わってしまいます。
MixAR camは、画像をARオブジェクトとして空間に置く場合はiPhoneの「写真」にあるデータにアクセスする必要があります。
そのため先に正方形の画像/映像を用意しておく必要です。iPhoneのカメラで撮影する場合に写真のスクエアを選択しておくと便利です。
また別の比率サイズだと編集で正方形にトリミングする方法もあります。
しかし空間に置く場合は正方形画像のままでも絵柄によってはいいのですがやはり切り抜いた画像をARオブジェクトとして現実空間に置いて初めてARの意味に一歩近づいたように思えます。
作成にはいろいろと方法はあるのですがクリエーターの方ならでは一度は使ったことのあるAdobeのモバイル アプリを使った簡単な内容を紹介したいと思います。
まずはどんなデータを用意すればAR体験ができるか?
それは写真画像とそれを元に作成した線画イラストです。
正方形(スクエア)にトリミングした猫の写真
Adobe PhotoshopMIX で切り抜き
Adobe PhotoshopMIXでの背景透明
Adobe PhotoshopMIXクロマキー効果用にグリーンバック
Adobe Captureを使って線画イラストを作成
線画イラスト 背景透明 Adobe PhotoshopMIX
線画イラスト クロマキー グリーンバック Adobe PhotoshopMIX
MixAR camで画像を使ったAR体験をする場合おおよそこのようなデータを作成しています。
次回はAdobeのモバイルアプリを使って素材を作成する方法を書きたいと思います。