“Ms.Curtain's Diary” vol.9「消滅する窓と現れるカーテンレール」
施工の打ち合わせがありました。
展示会場となる少し奥まったところにあるギャラリースペースの壁には、小さな窓と柱のようなデコボコが付いている箇所があります。
そこを、施工業者さんに無くして頂くことに。
といっても、周りの壁同様に見える白い壁を立ててもらって塞ぐのです。
それから、ベルベットのカーテンをレールで取り付けて貰うことに。
今まで個人でのイベント出展の時などは、「カーテンっぽい布」を「それっぽく」ピンで留めたことしか無かったので、カーテンレールを使用するのはじめてで新鮮です。
(最初は今回のカーテンも釘などで何箇所にも渡って打ち付けるつもりでしたが、業者さんとキュレーターさんの提案により、決定しました)
私自身は、日々絵を進めているところ。
30枚(28だったかも)くらいの絵を行ったり来たりぐるぐるしています。
作業中の集中度は高めに、しかしとてもマイペースに。
頭の中に渦巻いていることが手を動かしながら制御され昇華され表現に変わっていく。
創造することによってどんなことでも都合良くうまくいくとは限らないけれど、毎回何かが「ちょっと」良くなる。
いつも実感する。
その「ちょっと」が重要なのだと。