スキ@名言 ロベルト・バッジョ「PKを外すことができるのは」
スキ@自己紹介の第5弾は、私の好きな名言を紹介します。名言を読むのは昔から好きですが、そのなかでも特に印象的な言葉です。
ロベルト・バッジョ(1967年2月18日-)はイタリアのサッカー選手です。イタリアのサッカーリーグ、セリエAで活躍し、「ファンタジスタ」と称される程、魅力的なプレーをする選手でした。彼の言葉はこう続きます。
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気のある者だけだ」
この言葉は、1994年のアメリカ開催のW杯の決勝、ブラジル戦で生まれました。当時イタリア代表だったバッジョは決勝の勝敗を決めるPKのキッカーを任されました。怪我に悩まされながらも、大事な場面でゴールを決めてイタリアの決勝進出に貢献してきた彼には適任の仕事でした。しかし、彼の蹴ったボールはゴールの左上に外れ、イタリアは惜しくも優勝を逃しました。その時のことを踏まえて、彼の発した言葉です。
私は国を代表したことはもちろんないのでわかりませんが、途轍もないプレッシャーだったのでしょう。しかも怪我で万全のコンディションともいえないなか、勝敗を決めるPKを任された彼の言葉は決して強がりではありません。哲人かのように思慮深い顔からもそれは確かです。
失敗はあるかもしれないけど、挑む勇気を持てるか。彼の言葉は私を勇気づけてくれます。何事も恐れて手を出さないのはもったいないでしょう。まだまだ勇気や行動力の足りない私ですが、これからもこの言葉を心において人生に挑戦して生きたいと思っています。ちなみに、私は「ファンタジスタ」という言葉もロマンがあって好きです。
数々の名言を残しているロベルト・バッジョですが、最後にあと2つ、彼の名言を紹介したいと思います。
「今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない」
「諦めるより夢を見る方が性にあっている」
ああ、かっこいいな。