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英語圏市場攻略:オーストラリア、イギリス、カナダでのビジネスチャンス
Web広告の専門家Koseiです。
2024年の訪日外国人数は約330万人で、2019年同月比10%増となりました。特に英語圏からの訪日客が急増しており、アメリカが約25万人(60%増)、オーストラリアが約12万人(17%増)、イギリスが約6万人(40%増)となっています。
貿易額は英語圏だけで210兆円となります。
英語圏だけの人口で20億人
英語圏の人口は、ネイティブ、非ネイティブ英語話者を合計すると20億人になります。これは世界全人口の4分の1を占める割合です。
また、世界のGDPの約38%を占めており、ほぼ全世界の4割となっており、巨大な市場だと言うことは言うまでもありません。
さらに、これらの国々は法制度や商習慣が比較的似ているため、一つの国で成功すれば、他の英語圏諸国への展開も容易になります。
昨日はアメリカについて解説しましたので、今日はそれ以外の英語圏である、オーストラリア、英国、カナダについて解説します。
オーストラリア市場の特徴
近年オーストラリアでは、日本食レストランが5年で約30%増加し、現在約4,000店舗あります。
特に、ラーメン店や居酒屋の人気が高まっており、中小企業や個人にとって参入しやすい分野です。
また、日本の農産物輸出額も年々増加しており、特に果物や緑茶の需要が高まっています。
例えば、日本産リンゴの輸出量は過去5年で2倍になり、年間約1,000トンに達しています。
イギリス市場の動向とBrexit後の機会
ブレグジットとは?
イギリスのBrexitとは、英国のBritainと離脱のExitを組み合わせた造語で、イギリスの欧州連合(EU)からの離脱の事を言います。
2024年の報告では、Brexit後のEUとの貿易が大幅に減少し、状況は悪化し続けており、4.8%の雇用が失われたとされています。
また、食料品の価格が30%も上昇し、主要政党への支持率が低下し、両党とも不支持とする割合が増加しているというものです。
イギリスで流行している日本のモノ
イギリスでは、日本の伝統工芸品や文具などの需要が高まっています。
例えば、和紙製品の輸出額は過去3年で50%増加し、年間約5億円に達しています。
また、日本式の美容サービスも人気で、エステサロンや美容院の出店チャンスが増えています。
ロンドンだけでも日本人経営の美容サロンが約100店舗あり、年々増加傾向にあります。
カナダ市場の可能性
カナダでは、日本の食品や調味料の需要が高まっています。
特に、味噌や醤油などの調味料の輸出額は過去5年で倍増し、年間約20億円に達しています。
また、日本のアニメやマンガ関連商品の市場も拡大しており、専門店の出店や関連イベントの開催など、ビジネスチャンスが広がっています。
英語圏市場共通の参入戦略とコミュニケーション術
英語圏市場への参入には、現地の文化やビジネス慣習の理解が不可欠です。
例えば、商談の際は相手の時間を尊重し、簡潔明瞭なプレゼンテーションを心がけましょう。
また、SNSを活用した販促も効果的です。
Instagram や Facebook を使った日本文化や商品の紹介が、現地での認知度向上に繋がっています。
実際に、SNSを活用して海外販路を開拓した中小企業の約40%が売上増加を報告しています。
最後に、これら3カ国への進出は、適切な準備と戦略があれば、年商1億円以上を目指せる可能性のある魅力的な市場です。
実際に、英語圏に進出した日本の中小企業の約30%が、3年以内に年商1億円を達成しています。
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